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【必見】今週末のNHK杯生放送・藤井四段対森内九段の見どころを将棋ファンが語る!藤井四段だけじゃないぞ!

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どうもみなさんこんにちは。エルパです。

 

このブログのタイトルからもわかる通り、私は大の将棋好きです。

一応、有段者でもあります。(まぁ大したことありませんが。)

 

そして、今週末将棋ファンはもちろん、将棋ファンならずとも必見の番組がNHKで行われます。

それが、毎週日曜日10時30分から行われているNHK杯の放送です。

そして何が注目かというと、今回はなんと放送時間を変更して、10時から生放送で対局が行われるのです。

 

そして、対局カードは、藤井四段対森内九段の一戦です。

みなさんもご存知の藤井四段の対局が、NHKで生放送で視聴できるということで、話題にもなりました。

 

しかーし、今回の放送の魅力は、生放送で藤井四段の対局が見られるというだけではないんです!

ただ、将棋ファンじゃない人からすれば、藤井四段の対局ということ以外はピンとこないかと思います。

そこで、今回の対戦相手・解説陣などについて見ていき、いかに今回の対局がすごくて必見なのかをお伝えしていこうかと思います。

 

 

NHK杯将棋トーナメント

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まずは、そもそもNHK杯ってなんぞやという方もいるでしょうから簡単に説明しておきましょう。*1

 

NHK杯はラジオ番組時代も入れて、1951年から2017年まで、67回の長い伝統を持つ将棋トーナメント戦です。

棋士49名と女流棋士1名の50名がトーナメントを争い、優勝者が、NHK杯選手権者の称号を得ることができます。

 

ちなみに出場者が50名と限られていますが、タイトル保持者や順位戦というクラスで上位の棋士、そして厳しい予選を勝ち抜いた棋士など、厳選された50名で争われる非常にレベルの高いトーナメントとなっています。

 

そして、最大の魅力は、こちらの放送が、毎週日曜日に地上波で放送されているということでしょう。

今現在では、地上波でレギュラー放送されている将棋番組は、このNHK杯のみとなっています。

ですから、毎週日曜日は将棋ファンはテレビの前でNHKを見るというのが習慣なわけです。

 

普段は収録

そして、NHK杯では持ち時間が各10分、それを使い切ると一手30秒未満、さらには10回の考慮時間という、時間制限はあるものの、熱戦になり手数が長くなると1時間30分の放送時間には収まりません。

ですから、熱戦の場合には、所々カットして放送時間に収まるようにして放送されているわけです。

 

そして、熱戦以外にも将棋には千日手や持将棋といったルールもあります。

まぁ簡単に言ってしまえば、勝負がつかないから先後を入れ替えてさし直そうというシステムです。

 

そうなった場合、勝敗は一局分なのに二局分指さなければならないという事態になりますから、最初の千日手になった対局の部分はカットされる等の処置が施されるわけです。

過去には、千日手が二回あり、合計3局の対局をおこなったこともありました。

 

何が言いたいかというと、将棋というのは、非常に時間が読みにくいものですから、普通は収録放送で行われるというわけです。

 

生放送の凄さ

そして、今回はこのようにもしかしたら何時間もかかってしまうかもしれない対局を、NHKが生放送で、しかも対局終了まで放送するというのです。

 

過去にも2007年の佐藤康光二冠対鈴木大介八段の対局が、生放送で行われたことがありますが、こちらはNHK杯の決勝戦なわけです。

生放送をすること自体も10年ぶりのすごいことなのですが、なおかつ今回の対局は2回戦で、決勝には程遠い対局ということからも、その異例さがわかっていただけるかと思います。

 

世間からの藤井四段への注目度の高さを物語っていると言えると思います。

 

対局・解説の豪華さ

そして、今回は生放送であることも当然将棋ファンとして興奮する要素なのですが、さらに嬉しいのが、対局相手、解説陣の豪華さということでしょう。

ここで、藤井四段以外よくわからんという方のためにも、今回の対局・解説についてご紹介していこうと思います。*2

 

対局者

藤井聡太四段

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まぁ私が今更説明するまでもないぐらいの世間への周知度でしょうね。

史上最年少で中学生プロ棋士となり、デビュー以来29連勝し、神谷八段の連勝記録を塗り替えたスーパールーキーです。

 

藤井くんの凄さは詰め将棋選手権3連覇など、いろいろあるのですが、そんなこと言わずとも、藤井くんがすごいということはわかっていただけているかと思うので、もう一人の対局者森内九段の話に進みましょう。

 

森内俊之九段

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この人物をご存知の方はほとんどいないのではないでしょうか。

世間では私と同年代(20代前半)の方は、羽生善治二冠すら知らない人もいるということですから、無理もないかもしれません。

 

この人は笑顔が素敵なただのおっさんではなく、将棋界にとってみればすさまじい業績の人物なのです。

 

森内九段は、タイトル合計12期(歴代8位)、そして何よりすごいのが永世名人の資格保持者です。

永世名人というのは、名人のタイトルを5期獲得した人物だけが、引退後に名乗ることのできる資格です。

永世名人の資格保持者は将棋界にたった6人しか存在しません。(故人も含めて)

さらには、森内九段はこのNHK杯で3回優勝経験があり、最近では一昨年に優勝しており、この棋戦との相性もバッチリです。

 

そして何より語り継がれるのは、名人戦での羽生・森内のライバル対決でしょう。

同じ年齢で小学生時代からしのぎを削り合い、将棋界の一時代を築いてきたすごい棋士なのです。

 

こちらの名人戦のPV動画を見てもらえれば、その対局の胸高まる感じがわかっていただけるかと思います。

かなりおすすめのPVです。

www.youtube.com

 

このように、藤井四段もすごいのですが、森内九段という将棋界のトップに君臨し続けてきた棋士との対局ということで、将棋ファンからの注目度はさらに高まっているのです。

 

解説陣

そして、対局者のみならず、解説陣も非常に豪華な布陣となっています。

 

解説:中村太地六段 

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まず一人目は中村太地六段です。

中村六段は若手のホープで、タイトル戦にも今まで2度挑戦したことがあり、あと一歩でタイトルというところまで行った若手です。

そして、今年の秋に羽生王座に対する挑戦権も獲得している、強豪です。

 

さらに、ニュース番組などにも出演、端正なルックスなど、マルチな活躍で人気の棋士です。

 

解説:佐藤康光NHK杯

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そして、二人目が佐藤康光NHK杯選手権者です。

その名の通り、昨年NHK杯で優勝した人物です。

タイトル合計13期、永世棋聖の資格保持者という文句なしのトップ棋士です。

 

さらには、森内九段と同世代で親交も深いので、こぼれ話も期待できます。

 

現在将棋連盟の会長をされています。

 

聞き手:藤田綾女流二段

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そして、聞き手は藤田綾女流二段です。

 

その愛らしいルックスや、おっとりとした雰囲気から、聞き手として引っ張りだこの人気女流棋士です。

藤田女流に関しては、以前ニコ生でスプラトゥーン特番をするという話を取り上げたことがありました。

ツイッターで非常に話題にもなりましたから、将棋ファンならずともご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 

豪華

このように、今年のタイトル挑戦者の若手、昨年の優勝者・会長という非常に豪華な解説陣と成っています。

通常であれば、解説は一人なのですが、不測の事態に備えて二人ということになっているようです。

当日どのような掛け合いが見られるかも非常に楽しみな要素の一つです。

 

前日に藤井特番

さらに、NHK杯はこのビッグウェーブに乗るべく、前日に「名棋士が読み解く 藤井聡太“強さ”の秘密」と題して、15時からEテレで藤井聡太四段特集が行われます。

藤井四段の活躍が見たいという方もこちらもお見逃しなく

 

ぜひ見ましょう!

ということで、藤井四段の活躍はもちろん、将棋界でもトップクラスの棋士達が集まり行われる対局・解説です。

 

藤井四段がタイトル12期・永世名人資格保持者の森内九段にどのような戦いを挑むのか、そして、若手のホープ・昨年のNHK杯選手権者がどのような解説を見せるのか、など見どころ満載です。

しかも生放送!

見る価値しかありません!

 

10時にNHK杯をつけて、ツイッターでピロリーとつぶやきましょう。(見ればわかります。)

以上!