2015年の7月に第6世代が発売されて以降、一切アップグレードされずiPod nanoたちと同じ「消滅」というルートを辿るのではないかと危惧されていたiPod Touchですが、5月26日にサイレントアップデートが行われ「iPod Touch 第7世代」がAppleから発表されました。

そこで今回は、iPod Touchの価格やサイズなどの基本スペックと、前モデルの第6世代からどう進化したのかを比較して違い、そしてiPod touch 第7世代は購入する価値ありなのかなどをまとめてご紹介していきたいと思います。

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iPod Touch 第7世代の基本スペック

iPod Touch 第7世代の基本スペックを表にまとめると以下の通りです。

第7世代

第6世代

ディスプレイサイズ

4インチ

4インチ

サイズ(mm)

123.4×58.6mm

123.4×58.6mm

厚さ

6.1mm

6.1mm

重量

88g

88g

ピクセル

326ppi

326ppi

チップ

A10

A8

フロントカメラ

8MP・f/2.4

8MP・f/2.4

認証方法

端子

Lightning

Lightning

イヤホンジャック

容量(GB)

32GB・128GB・256GB

32GB・128GB

価格

21800円〜

21800円〜

表を見てわかる違いも含めて、詳しくどう変化したのかを紹介していきます。

iPod Touch第7世代と第6世代の違い

搭載チップの変更(A8チップ→A10チップ)

長らくアップグレードされず性能的にも限界に近いという方が多い中、最も待ち望まれていたのが搭載チップの刷新でしょう。

 

今回の従来のA8チップから2世代新しく、iPhone 7やiPad 第6世代と同じA10チップが搭載されることになり、公式サイトでは前モデルからパフォーマンスが2倍・グラフィックが3倍向上すると謳われています。

iPhone 7やiPad 第6世代を基準に考えれば荒野行動など重めのゲームも遊べるスペックですし、そもそものiPodとしての機能という意味では十分なスペックと言えますので、A8で無理が来ていたという方にとっては嬉しいアップグレードとなりました。

 

ただ今年のiPad miniが3年ぶりの刷新でA12チップが搭載されたことを考えれば、せっかくのアップデートで今後も数年の間はアップデートがないことが予想されるにも関わらずA10チップというのはやや物足りなさが残るポイントでもあります。

256GBの追加

従来32GB・128GBしかなかった容量に256GBが新たなラインナップとして追加されました。

セルラー通信に対応していないことやiPodとしての使用用途から音楽や画像などオフラインでローカルデータとして保存する使いたが主なiPod Touchにとっては、嬉しいアップグレードと言えます。

サイズ・カメラなど大部分は変更なし

Face IDの採用など大刷新が風の噂として聞こえたこともありましたが大きな変更点は上記の2点のみで、サイズやカメラやホームボタンなど多くの部分では変更はありませんでした。

 

サイズやカメラは納得としても、個人的に変更がなかった中で驚いたのが昨今のワイヤレスオーディオの流れの中でBluetoothのバージョンがせめて4.2へのアップグレードすらせず4.1に据え置きだったポイントです。

イヤホンジャックが残されていることもあって基本的には有線で聞くことをメインに考えているのかもしれませんが、仮にもiPodの名が与えられ音楽再生用端末として販売されているのですから、奇しくもiPhoneのイヤホンジャック撤廃から始まったワイヤレスイヤホンの流れに乗ったアップグレードがなかったというのは残念でもあります。(ワイヤレスオーディオ好きが故のかなり偏った見方かもしれませんが。)

 

また指紋認証のTouch IDの搭載が見送られたのも驚きのポイントです。

新型iPod Touchの価格は据え置き

今回の価格を容量ごとにまとめると

32GB

128GB

256GB

21800

32800

43800

 

256GBの追加という意味で最高金額は上積みされましたが、基本的な32GBの金額は21800円と前世代から据え置きとなりました。

プロセッサが刷新されたのに価格は据え置きというのは嬉しいポイントです。

iPod Touch 第7世代はありなのか

変更点としては

  • プロセッサの変更
  • 256GBの追加

という内部に関する2点のみで大部分については変更なしというアップグレードなりました。

 

基本的には今回のアップグレードでiPod Touchが魅力的になったかと言われればそんなことはなく、Appleの新商品が出たからチェックしてみるかという感覚の多くの方にとってはiPod Touchは購入する必要がない商品です。

 

ただ、iPhone 7やiPad 第6世代を利用している感覚から言えばA8チップと違いA10チップ搭載の新型は十分実用に耐えうるレベルで、快適に操作することができるでしょう。

バッテリーの問題などからスマホとは別にiPod Touchを愛用しているなどiPod Touchのアップグレードを長年待ち望んでいた既存のユーザーにとってはお値段据え置きでプロセッサが新しくなったという点から購入の価値ありと言えます。

 

また、iPod Touchの大きな価値としては2万円台から手に入るiOS端末というポイントで、開発者や子供にスマホの代わりに与える用などでは価格面から選択肢に入ってくる人もいるでしょう。

特に発売日が新しいことで、同じプロセッサを搭載しているiPhone 7よりも最新のOSのサポートが長く受けられることが予想されるという点もメリットと言えます。

最後に

新型iPod Touchの変更点について見てきましたが、大きな変更はなく

  • iPod touchを愛してやまない人
  • iOS端末を価格最重視で欲しい人

といったどちらかと言えばニッチな層に向けてのアップグレードとなりました。

 

上記に該当しない私としてはWWDCを来週に控えたタイミングでしたがサイレントアップデートも納得といった「一応アップグレード」といった印象でした。

とは言え、廃盤にせずにちゃんとアップグレードして新型を発表してくれたことは、サービス分野での収益化に舵を取りつつあるAppleが「Apple Music」や「Apple Arcade」といったAppleのサブスクリプションサービスを利用できる最も安価な端末として重要視しているという意味で、ある種のメッセージと言えるのかもしれません。

 

以上!

 

Apple公式サイト>>>iPod Touch商品ページ

 

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