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みなさんどうもこんにちは。エルパ(@elppapr)です。

 

最近流行りの完全ワイヤレスイヤホンは完全にケーブルレスな快適さから人気ですが、従来の左右一体型のワイヤレスイヤホンんと比べてケーブルでつながっていない分通信の不安定さが課題として上がりがちでもあります。

完全ワイヤレスイヤホンを買ってみたいけど、通信の安定性や遅延がきになるという方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、そんな完全ワイヤレスイヤホンの接続の安定性や遅延といった通信面の問題を大きく左右する、購入前に知っておきたいキーワード、「NFMI」と「QCC3026」についてと、その搭載端末をご紹介していきます。

 

なお完全ワイヤレスイヤホンのおすすめについては「【2019】完全ワイヤレスイヤホンおすすめ9選!コスパ抜群商品からハイエンド商品まで!」でまとめていますので、よろしければ合わせてご覧ください。(記事末尾にもリンクあり)

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完全ワイヤレスイヤホンは通信・接続の問題を抱えがち

完全ワイヤレスイヤホンの接続の仕組み

(画像:https://greenfunding.jp/lab/projects/2418)

完全ワイヤレスイヤホンは通常繋がっているはずの左右のイヤー部分が離れている時点でどう考えても普通よりは通信で問題を抱えるであろうことはわかりますよね。

使ったことがある方はわかるでしょうが、通信の問題の中でも特に起きがちなのが、左右で同時に聞こえなくなるというよりも片方のイヤホンだけ不安定になる、つまりイヤホンと音楽再生端末(スマホなど)の接続よりも、左右の分離したイヤホン同士の通信の問題にありがちです。

 

一般的に完全ワイヤレスイヤホンは上の画像のように、右(左)の親機とスマホが接続され、その親機から左(右)の子機にデータを送信して左右のイヤホンで同じ音声を聞くことができるという仕組みになっています。

通常この左右の通信もBluetoothで行われるのですが、Bluetoothは水に弱いという性質があるために、左右の間にある体を直接通過できず迂回ルートを通ることになることが、過大な電力消費や通信の不安定が起こりやすい一因です。

 

そんな左右のイヤホン同士のBluetoothでの接続の弱点を解決してくれるのが、今回ご紹介するNFMIやQCCです。

NFMIとQCC3026

そんな完全ワイヤレスイヤホンが抱えがちな通信に関する問題を解決するためという共通点があるのがNFMIとQCC3026です。

とはいえ、この二つは大きく違うものですからそれぞれ紹介していきます。

NFMI(MiGLO)

QCC3026よりも聞いたことがある人は多いかもしれませんNFMIです。

NFMIはNear Field Magnetic Inductionの略で、磁力によって電磁誘導を起こして信号を伝達するという仕組みのもので、通信範囲が狭い代わりに電波が途切れにくくなおかつ水の中も通り抜けるという性質から、もともと補聴器に採用されていた技術です。

中身は一緒ですが、NXP社の商標のMiGLOと呼ばれることもあります。

 

従来の左右の親機と子機ををBluetoothで接続する完全ワイヤレスイヤホンは、Bluetoothが水に吸収されやすいため、大半が水でできている人体を横切ることができずに、最短距離ではなく迂回して左右を通信するなどの必要があるため遅延や通信の不安定を招いていました。

左右の通信がBluetoothの完全ワイヤレスイヤホン

しかし、NFMIは水の中でも通るという性質のため、人体で通信が邪魔されることなく左右の接続を最短距離で通信できるので、左右の親機子機の通信が安定し遅延も低減されるというわけです。

左右の通信がNFMIの完全ワイヤレスイヤホン

 

また、この水の中でも通信できるという特徴を生かして、イヤホンにストレージを内蔵しているSONYのWF-9000Xなどでは水中で泳ぎながらでも使用できるといった売り文句として利用しています。(内蔵ストレージがないモデルでは、スマホからはBluetoothなので水中では利用できません。)

 

さらに、当然最短かつ最小の労力で通信できるので電力消費、つまりバッテリーの持続時間という面でもポジティブな影響を与えてくれます。

 

QCC3026

次のQCC3026はNFMIのような通信技術ではなく、イヤホンに埋め込まれているSoC(チップ)です。

QCC3026はAndroid用のSoCであるSnapdragonシリーズや、ワイヤレスイヤホンのコーデックaptXなどを開発している、言わずと知れた有名企業クアルコムが開発したSoCです。

 

QCC3026はSoCとしてワイヤレスイヤホンの挙動を制御し、ワイヤレスイヤホンの性能を改善してくれます。

それだけでも通信の安定性に寄与してくれるのですが、さらにTWS Plus(TrueWireless Streo Plus)という仕組みでスマホから左右それぞれのイヤホンにデータを送信して音楽を再生することができます。

TWS Plusの仕組み

(画像:https://greenfunding.jp/lab/projects/2418)

これによって従来の右から左への通信によって生じる通信の不安定の問題が解消されるわけです。

 

ただ残念ながらこれが利用できるのは接続する端末がSnapDragon 845を搭載したスマホだけでなおかつ現状はソフトウェアの関係で対応している端末は市場にはありません。

対応していない端末ではTWS(True Wireless Stereo)という下位技術での接続になります。

ただ最新のSoCですから、このTWSでも既存のものから比較すると音質や通信の安定性などがパワーアップして利用することができます。

 

またQCC3026は親機と子機を入れ替えながら使うことで電力省を最適化して、連続再生時間を大幅に伸ばしてくれるという機能もあります。

QCC3026で電力消費を最適化する仕組み

(画像:https://greenfunding.jp/lab/projects/2418)

従来5時間がトップクラスだった完全ワイヤレスイヤホンですが、QCC3026搭載の端末の最新モデルでは9時間の連続再生時間を唄うAVIOTのT-d01bが発売されるなど、非常に革新的な技術となっています。

 

NFMIかQCC3026か

私が知る限り、この2種類を併用した商品というのは今の所ありませんし、TWS Plusが左右のイヤホンとそれぞれ通信することを考えれば、左右のイヤホンの通信規格であるNFMIが併用されることはないでしょう。

 

QCC3026は素晴らしいですが、現状ではファームウェアアップデートなどの関係でTWS Plusを利用できるスマホはないとのことです。

ですから、Snapdragon 845搭載のスマホと接続して真価を発揮させて使いたいという方はまだ時期尚早かもしれません。

とはいえ、TWS Plusがなくとも接続時間や音質など十分に恩恵を受けることはできますから、一足先に買っておくのもありといえます。

 

それ以外で、iPhoneなどの非対応端末を利用している場合など、汎用性を重視されるのであればNFMIが採用されている完全ワイヤレスを選ぶというのがおすすめと言えます。

日本ではiPhoneのシェアが多いこともありますし、まだ当分はNFMIが搭載された完全ワイヤレスイヤホンの方が主流として売れるのではないかと思っています。

過信は禁物だけどあたりの商品は多いかも

またNFMIとQCC3026はいずれも優れた技術ですが、完全ワイヤレスイヤホンの優秀性はそれ以外の要素も含めて総合的に決定されるものですから、NFMIが搭載されているから絶対通信が安定しているというものでもなく、あくまで参考程度に選択されるのがおすすめです。

ただこれらの技術を搭載するということは、少なくともその商品は気合が入った商品であり、私が購入してきたNFMIを採用した商品は当たりが多いです。(現状はハズレなし)

 

ということでここからは、その技術が採用されている完全ワイヤレスイヤホンの中でもめぼしいものをご紹介していきたいと思います。

NFMI採用の完全ワイヤレスイヤホン

Jabra Elite 65t

2018年、一番あたりだった完全ワイヤレスイヤホンは?と問われれば迷わず推薦するであろうJabraのElite 65tです。

NFMIによる安定した通信はもちろん、バッテリーや機能性や音質など全てが高いレベルでバランスの良い商品で、Alexa対応や同時に複数端末と接続できるマルチポイントなど機能性が豊富な点もおすすめの商品となっています。

 

レビュー記事:「【レビュー】Jabra Elite 65t|マルチペアリング・Alexa対応、機能性抜群の完全ワイヤレスイヤホン!

Sennheiser MOMENTUM True Wiress

12月20日に発売されたばかりの、待望のゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホンMOMENTUM True WirelessもNFMIが採用されています。

大人気で今は手に入れることが難しい本商品、発売日に手に入れて利用していますが確かに通信は安定しており途切れることがほとんどありません。

 

そしてゼンハイザーということもあり音質で高いレベルを誇ることもあり、今後の完全ワイヤレスイヤホンのスタンダードの一翼を担うことになりそうです。

レビュー記事:「【レビュー】ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless|音質で選ぶならこれ!な完全ワイヤレスイヤホン

B&O Beoplay E8

Bang &OlufsenのBeoplay E8です。

ハイエンド完全ワイヤレスの定番となっているこちらの商品でもNFMIが採用されています。

SONY WF-9000X

米津玄師さんのCMで見たこともあるでしょうWF-9000Xです。

本体にストレージが内蔵されており、NFMIの水中でも利用できるという特性を生かしてスイミング中にも使えるというのが売りの完全ワイヤレスイヤホンです。

水中で利用できるというのはNFMIを最も有効利用していると言えるかもしれません。

QCC3026搭載の完全ワイヤレスイヤホン

QCC3026搭載の完全ワイヤレスイヤホンは最近登場し始めたばかりでまだ数は少ないですがご紹介します。

AVIOT TE-D01b

QCC3026搭載として日本で一番目の端末としてクラウドファンディングで2千万円以上集めたのが、AVIOT TE-D01bです。

AVIOTは数少ない日本初のメーカーということもあり、日本人に合うサウンドをコンセプトとしています。

 

QCC3026のおかげもあって、単体で9時間という今までの常識を覆す持続時間と1万円代半ばという比較的手頃な価格から人気の商品となっています。

AVIOT TE-D01d

上のTE-D01bの続編として2月に発売されたのがTE-D01dです。

TE-D01bからケースがコンパクトになったにも関わらず、ケース込みの使用時間が100時間と大幅に飛躍し、さらにケースはモバイルバッテリーとしても使えるという機能性豊富な商品です。

 

今、1万円代であればトップクラスにおすすめできる商品です。

レビュー記事:「【レビュー】AVIOT TE-D01d|モバイルバッテリーとしても使える機能性抜群の完全ワイヤレスイヤホン

NUARL NT01AX

AVIOTに続いてQCC3026搭載端末をリリースしたのが、NUARLのNT01AXです。

何と言っても単体で10時間という二桁時間を突破した初のモデルとなっています。

 

また振動板にグラフェンを採用しているなど、音質の良さも売りの一つです。

こちらも発売後から非常に人気のモデルとなっています。

最後に

上でも書いた通り過信は禁物ですが、どれを購入するか決める上で重要な要素になりつつあるのは間違いありません。

完全ワイヤレスイヤホンをチョイスされる際には、基本的なスペックも重要ですが、こういった技術についてもチェックして検討してみることをおすすめします。

 

なおそれらも踏まえた上で、完全ワイヤレスイヤホンのおすすめについては「【2019】完全ワイヤレスイヤホンおすすめ9選!コスパ抜群商品からハイエンド商品まで!」でまとめていますので、よろしければ合わせてご覧ください。

 

以上!

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