
今おすすめのFireタブレットはどれ?5モデル比較紹介
"コスパの良いタブレット"として有名なFireタブレットは、得意なこととできないことがはっきりしているタブレットです。
起床のアラームは常にFireタブレットにおまかせ!Fireタブレットを触らない日はない私の話を聞いて下さい。
Fireタブレットにできること・できないことを解説し、あなたにおすすめのFireタブレットをご紹介します。
おすすめのFireタブレットは?
まずは、おすすめのFireタブレットをざっくり評価してみました。
※バランスは、性能や価格のバランスの良さ、使い手を選ばない使用感などを評価
5段階評価をしてみましたが、それぞれ最高点=優れているポイントがあります。
Fire HD 8はどの項目も高評価で、誰にでも使いやすいモデルになっています。
迷った時はFire HD 8がおすすめですよ。
キッズモデルはコンセプト自体が違うモデルなので、単純な比較だと点が低めになってしまいます。
詳しい情報はFire 7 キッズモデルの項目でご説明しますね。
Fireタブレットとは
FireタブレットとはAmazonが開発し、販売するタブレット端末です。
iPadはもちろん、格安のAndroid系タブレットと比較してもかなり価格が安く、コスパ抜群なタブレット端末としても有名です。
特徴的なのは、独自のOSを搭載していることでしょう。
これにより他のタブレットとは少し違った使い心地になっています。
Fireタブレットでできること
まず、Fireタブレットには何ができるのかをチェックしていきましょう。
Amazonのサービスが使いやすい
Amazonが開発販売しているだけあり、Amazonのサービスとの相性は抜群です!
Amazon KindleやAmazon PrimeVideoなどは、スムーズな動作でかなり使いやすいです。
例えばiOSのKindleアプリではアプリ内での書籍の購入はできません。
ですが、FireタブレットえあればKindleから直接購入が可能です。
こんな風に、Amazonサービス利用時、他のOSでは生じてしまう一手間が解消されるのは大きな強みです。
本・漫画・雑誌が読める
先ほど紹介した通り、FireタブレットはKindleの性能が高く、本や漫画、雑誌などさっと購入、すぐに読むということができます。
読書のための機能も充実しており、フォントの変更や画面の明るさの調整、余白や行間のカスタマイズなども可能です。
動画が観れる・音楽が聴ける
Fireタブレットでは動画の視聴や音楽を楽しむこともできます。
Amazon Prime VideoやAmazon musicを活用する事もできますし、YouTubeやNetflix、DAZNなどの外部サービスも使用できます。
Amazon以外のサービスでも、メジャーなアプリはほぼ使用できるので、動画や音楽の視聴で困ることはありません。
ゲームやSNSができる
ダウンロードできるアプリに制限があることがFireタブレットのデメリットですが、有名なアプリは使用できる可能性が高いです。
ゲームで言うと、モンストやパズドラ、Game of Warなどは普通にプレイできます。
またTwitterやFacebookなどのSNSも使用できるのでご安心を。
Zoomアプリにも対応しているので、リモート会議用タブレットとしても使用できますよ。
Alexaが使える
Fireタブレットは設定でAlexaをONにすれば、スマートスピーカーのようにAlexaを使用できます。
テレビCMなどでもおなじみの「Alexa、今日の天気は?」などと問いかけるだけで答えてくれるアレです。
「スマートスピーカーが気になっているけど、買って使わなくなるともったいない」という人には、FireタブレットでAlexaを試してみることをおすすめします。
スマートスピーカーは思ったほど使わないや…という時、Fireタブレットならばタブレットとして使い続けることができますからね。
Fireタブレットでできないこと
Fireタブレットはおおむね他のタブレットと同じように使用できますが、できないこともあります。
使えるアプリに制限がある
Fireタブレットは、インストールできるアプリ、つまり使用できるアプリに制限があります。
Fireタブレットにアプリをインストールするには「Amazonアプリストア」を利用します。
このアプリストア…Appleの「App Store」やGoogleの「Play Store」に比べると、取り扱っているアプリがとても少ないのです。
定番のアプリや人気ゲームは取り扱っていますが、「いろんなアプリを使いたい!」という人には物足りない品揃えです。
また、タブレットで絶対に使用したいアプリがある人は、事前にそのアプリがFireタブレットに対応しているかを調べるといいですね。
Wi-Fi環境以外では通信できない
Fireタブレットの大きな弱点の1つ、それがWi-Fiモデルしか存在しないことです。
SIMカードを指して使用するセルラーモデルはありません。
外出先でもタブレットだけで通信したい人には不向きです。
GPSは搭載していない
FireタブレットにはGPSが搭載されていません。
そのためスマホや他のタブレットのように、本体のGPSで位置情報を取得することができません。
しかし、Wi-Fi経由での位置情報サービスは使用できるので、完全に位置情報が取得できないというわけではないのです。
位置情報の精度は格段に落ちますが…。
タブレットで地図を頻繁に使いたい人や、位置情報を使用するゲームをプレイしたい人にはFireタブレットは不向きと言えますね。
注意
そのため、位置情報未登録なWi-Fiに接続した際には、Fireタブレットでは位置情報は取得できません。
ストレージ容量が少ない
Fireタブレットの弱点その2!それは容量の少なさです。
最上位モデルであるFire HD 10であっても、選べる最大容量は64GB…これは、心許ないですよね。
しかし!これには解決の道があります。
そうmicroSDカードです。容量が足りなくなった場合には、microSDカードを差して容量を拡張することができます。
端末名 | Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 8 Plus | Fire HD 10 | Fire 7 キッズモデル |
---|---|---|---|---|---|
microSDカード最大拡張容量 | 512GB | 1TB | 1TB | 512GB | 512GB |
それぞれのモデルの最大拡張容量は表の通りです。
512GBでもかなりの大容量だというのに、Fire HD 8とFire HD 8 Plusは1TB対応です。
自分の使い方に合わせて64GBや128GBなど、必要な容量のmicroSDカードを選べるのは便利ですね。
おすすめFireタブレットのスペック
それではおすすめのFireタブレットのスペックをご紹介します。
端末名 | Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 8 Plus | Fire HD 10 | Fire 7 キッズモデル |
---|---|---|---|---|---|
イメージ | |||||
価格 | 5,980円~fa-hand-o-left | 9,980円~ | 1万1,980円~ | 1万5,980円~ | 1万1,980円 |
本体サイズ | 192mm × 115mm × 9.6mm | 202mm × 137mm × 9.7mm | 202mm × 137mm × 9.7mm | 262mm × 159mm × 9.8mm | 220mm × 161mm × 26mm |
重量 | 286gfa-hand-o-left | 355g | 355g | 504g | 456g |
ディスプレイサイズ | 7インチ | 8インチ HD | 8インチ HD | 10.1インチ HDfa-hand-o-left | 7インチ |
解像度 | 1024 × 600 (171ppi) | 1280 × 800 (189ppi) | 1280 × 800 (189ppi) | 1920 × 1200 (224ppi) | 1024 × 600 (171ppi) |
CPU | クアッドコア1.3GHz | クアッドコア2.0GHz | クアッドコア2.0GHz | オクタコア2.0GHz | クアッドコア1.3GHz |
RAM | 1GB | 2GB | 3GBfa-hand-o-left | 2GB | 1GB |
容量 | 16GB/32GB | 32GB/64GB | 32GB/64GB | 32GB/64GB | 16GB |
microSDカードスロット | あり 512GBまで対応 | あり 1TBまで対応 | あり 1TBまで対応 | あり 512GBまで対応 | あり 512GBまで対応 |
オーディオ | モノラルスピーカー マイク | Dolby Atmos デュアルステレオスピーカー マイク | Dolby Atmos デュアルステレオスピーカー マイク | Dolby Atmos デュアルステレオスピーカー マイク | モノラルスピーカー マイク |
バッテリー | 最大7時間 | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大7時間 |
ワイヤレス充電 | × | × | ○ | × | × |
ゲームモード | × | ○fa-hand-o-left | ○ | × | × |
カラー | ブラック | ブラック ブルー ホワイト | スレート | ブラック ブルー ホワイト | ブラック (ピンクまたはブルーの保護カバー付き) |
Fire 7(第9世代)
Fire 7タブレットの特徴、それは安さです。価格は驚きの5,980円!(※16GBの場合)
率直に言って、これがタブレットの値段なのか…という感じですね。
画面のサイズは7インチと小ぶりで、持ちやすくなっています。またその小ささから、重さもシリーズ最軽量286g!
長時間使用でも疲れにくい重さです。
安さの代償として、バッテリーが最大7時間と短めです。
またスピーカーもモノラル(スピーカーが1つでの再生)なので、音質はかなり悪く感じます。
画面の解像度も低く、質の高い動画再生にも難があります。
動画再生や音楽再生の質を気にする人にはおすすめしません。
Alexaにも対応していますが、ディスプレイを常時ONにして情報を表示させる「Showモード」には未対応です。
- 最安値
- 最軽量で長時間使用にも最適
- Alexaもしっかり搭載
Fire HD 8(第10世代)
2020年に新しくなったFire HD 8は、誰にでも使いやすいバランスの取れたモデルです。
ちなみに、最も売れているFireタブレットでもあります。
画面サイズは8インチで、重量は355g。
以前のモデルに比べ10%も画面が明るくなったため、映画なども細部まで鮮明に!
これに加えて12時間使用可能なバッテリーで、いつでもどこでも、電池を気にせずに使えます。
さらに、処理能力も30%高速化され、基本的な操作はもちろん、ゲームなどもよりサクサク快適に動くようになりました。
また、ゲームモードが搭載されているのも最新モデルならではです。
ゲームモードでは通知などの機能が自動的にオフになり、ゲームにがっつり集中できます。ゲーム好きにはたまらない機能ですね。
カラーバリエーションもブラック・ブルー・ホワイトからお好きなカラーを選択できます。
価格は驚きの9,980円〜!この性能で、この価格!
コスパ抜群どころではありません。鬼コスパです。
- 2020年6月発売モデル
- コスパ最強
- 誰にでも使いやすいバランスの良さ
- カラー選択可能
Fire HD 8 Plus
Fire HD 8 Plusは大体Fire HD 8と同じです。
では何が違うのか、何がPlusされているのかと言えば、RAMです。
Fire HD 8では2GBであったRAMが、Fire HD 8 Plusでは3GBと増えています。
これによりFire HD 8よりも更にサクサクと動作するようになっています。
もちろんゲームモードを使用できるので、荒野行動などの3Dゲームで遊びたい人はFire HD 8 Plusが最適です。
またRAMの大きさは、複数のアプリを立ち上げて使用するときに差がはっきりと現れます。
ゲームをしながら、気になったことはすぐにブラウザで検索して…など、マルチタスクをスムーズにこなせるのもこのモデルの強みです。
価格は1万1,980円〜です。
約2,000円の差額でRAM1GBアップ!RAMが必要な人にとってはなかなか嬉しい話ですね。
- 3GBのRAMでパワフルな動作
- 3Dゲームも快適!
- 2020年6月発売モデル
Fire HD 10
Fire HD 10の魅力は10インチの大画面です。
正直に言えば、スペック的にはFire HD 8 Plusの方が高いです。
しかし、映画や動画はなるべく大きな画面で見たいという人や、電子書籍では雑誌を多く読むという人には、Fire HD 10の画面の大きさがベストです。
画面が大きいだけあり、重量は504gと少し重めです。
持ち運びより、家で使用するタブレットとしておすすめですね。
カラーバリエーションも3色から選べるので、部屋の雰囲気と合うカラーを選択できます。
価格は1万5,980円〜と10インチのタブレットとしてはかなり安いです。
- 大きな10インチ画面
- カラーバリエーション有り
Fire 7 キッズモデル
子供のことをしっかり考えたタブレット、それがFire 7 キッズモデルです。
子供が落としても壊れにくいようにカバーが付いており、汚れにも強いです。
また、15分単位で利用時間設定ができるのが素晴らしい!
「動画は1日30分まで」などと使用できるコンテンツに制限をかけられます。
ベッドタイムも設定できるので、夜中にタブレットで遊んでしまう心配もいりません。
年齢を設定することで、その歳頃に適したコンテンツを選んでくれる機能もあります。
未就学児から小学校の高学年まで、幅広く対応しているのも助かりますね。
Fire 7 キッズモデルの価格は、1万1,980円です。
タブレットスペックから考えると高く感じるかもしれません。
しかし、本体を購入することによって「Amazon Kids+」の絵本や知育アプリなどのコンテンツを1年間無料で使用できます。
Amazon Kids+は、通常プライム会員でも1年で5,760円(非会員は1万1,760円)の利用料をとられます。
それを加味すると、1万1,980円という価格はかなり安いのです!
- 子供のために作られている
- 細かく使用制限がかけられる
- Amazon Kids+が1年間無料
まとめ Fireタブレットがおすすめな人・おすすめしない人
Fireタブレットは万人受けするタブレットではありません。
合う人には安くて便利なタブレットですが、合わない人が購入すると絶対に後悔します。
- Amazonのサービス(Prime Video、Kindleなど)をよく利用する人
- 定番アプリくらいしか使わない人
- Alexaとタブレット両方の機能を兼ね備えたものが欲しい人
特にAmazonが提供するサービスのヘビーユーザーであれば、他のタブレットよりも断然おすすめです。
実際に私もAmazonサービス用にFireタブレットを買ったクチですからね!
AmazonでのショッピングやKindleストアでの買い物が、めちゃくちゃ快適になりました。
また、Alexaには全く興味がなかったのですが、試しに使用してみたら便利でした。
今や毎日「アレクサ〜」と呼びかけています。
Amazonサービス用タブレット+Alexaという感じで、個人的には1台2役だな~って思います。
- いろんなゲームをしたい人
- こだわりのブラウザがある人
- GPS機能がないと困る人
定番ゲームなどはインストールできますが、多くのゲームが未対応であることは事実です。
ゲーム専用機としての運用はまず無理ですし、様々なゲームで遊びたい人にも物足りないでしょう。
また、Fireタブレットのブラウザは「Silk」という独自ブラウザです。
Google Chromeなどは使用できません。
ブラウザにこだわりがある人も避けておいたほうが無難です。