近年、さまざまなことがスマホでできるようになりましたが、やはり動画視聴や読書は大画面のタブレットが便利です。しかし一口にタブレットと言っても多くの商品が存在します。

 

タブレットの購入を検討中、飛び抜けて目立つのがAmazonのFireタブレットです。何が目を引くかといえば、価格の安さ、これにつきます。

 

しかし安かろう悪かろうでは困ります。Fireタブレットは一体どんなものなのでしょうか。
また、Fireタブレットには複数の種類があり、違いがわかりにくくもあります。

 

今回は、Fireタブレットと一般的なタブレットの違いはもちろん、どのような人がFireタブレットに向いているのかを説明します。
また、Fireタブレットを購入するならばどのモデルが良いのかなど、購入を検討している方向けの情報も紹介します。

スポンサーリンク

Fireタブレットは他のタブレットとここが異なる

Fireタブレット

画像出典:Amazon

一般的にタブレットと聞いて思い浮かべるのは、iPadやAndroidのタブレットでしょう。Fireタブレットには、それらのタブレットとは異なる点が多く存在します。

 

一般的なタブレットを使うつもりでFireタブレットを購入すると、思い描いていた使い方ができず、困るかも知れません。
後悔しないためにも、まずは異なる点を見ていきましょう。

OSは「Fire OS」

まずタブレットを動かすために必要なシステム、すなわちOS(オペレーティング・システム)は、iPadであればiOS、AndroidはAndroid OSですが、FireタブレットではFire OSという独自のOSを使用しています。

 

また、ブラウザアプリもSilkという独自ブラウザが用いられています。

 

特別に使いづらいというわけではありませんが、使い勝手が異なることを認識しておきましょう。

 使えるアプリに制限がある

OSが異なることで生じる問題は他にもあります。

 

Fireタブレットでは、一般的なタブレットで使えるアプリであっても、ものによっては使用できない場合があります。

 

TwitterやYouTubeなどの主要なアプリや、有名なゲームなどは使用可能ですが、お気に入りのアプリが未対応という場合もあるので、確認しておく必要があります。

 

どのアプリが対応しているかは、AmazonのAndroidアプリのページで確認することができます。

性能が劣っている

Fireタブレットの購入を検討する際に、もっとも考えるべき点は性能の問題です。
ここが安さの秘密でもあるのですが、iPadの性能に比べると、Fireタブレットの性能はかなり低いです。

 

一部のアプリはFireタブレットでも使用できますが、使用時の動作はiPadと同じというわけにはいきません。また解像度も低いので、iPadと同じような画面のクリアさも望めません。

Fireタブレットのメリットは価格の安さ

ここまでFireタブレットのデメリットをご紹介しましたが、それすら気にならないほどのメリットが価格の安さでしょう。

 

最も機能が充実しているFire HD10の価格が1万5,980円、Fire HD8が8,980円です。そして最も安いFire 7は5,980円という驚きの価格です。

 

2019年8月時点で、最も安く購入できるiPadが3万7,800円であることを考えると、Fireタブレットの価格がどれだけ驚異的なのかよくわかります。

Fireタブレットはこんな人に向いている

一連の情報から判断できる通り、Fireタブレットは一般的なタブレットとはちょっと異なる機器です。

絵を描いたり、色々なゲームをしたりと、タブレットをさまざまに活用したい方、高機能なものが欲しいという方は、Fireタブレットと購入するとがっかりするでしょう。

 

しかし、タブレットでは動画を見る・読書をするなど、端末に負担のかからない作業だけをするならば、Fireタブレットは快適です。

 

つまり、色々なことはできないけれど、自分のやりたいことができれば良い。とにかく「これだけ」ができればいい端末を、安く入手したいのであれば、Fireタブレットは良き相棒になるでしょう。

Fireタブレットはこんな人にオススメ!

  • 動画や読書などの軽い作業が中心の人
  • タブレットで「何をするか」決めている人
  • スペックにはこだわらない人
  • 安さを重視する人

Fireタブレットは3種類

ここまでの紹介を読んでみて、自分に合っているなと感じたようであれば、Fireタブレットの購入を検討しても損はありません。すると次の段階として、どのFireタブレットを選ぶかという問題が出てきます。

 2019年8月現在のラインナップは以下のものになります。

  • Fire 7
  • Fire HD 8
  • Fire HD 10

 末尾の数字はインチ数、HDはハイビジョンの意味です。

 

さらに詳細なスペックは表で確認してみましょう。

Fire 7Fire HD 8Fire HD 10
ディスプレイサイズ7インチ8インチ HD10.1インチ HD
解像度1024x600
(171 ppi)
1280x800
(189ppi)
1920x1200
(224ppi)
プロセッサクアッドコア1.3GHzクアッドコア1.3GHz1.8Ghz×2
1.4GHz×2 クアッドコア
オーディオモノラルステレオステレオ
ストレージ16/32GB16/32GB32/64GB
microSDカードあり
512GBまで対応
あり
400GBまで対応
あり
256GBまで対応
バッテリー7時間10時間10時間
サイズ192×115×9.6mm214×128×9.7mm<262×159×9.8mm
重量286g369g500g
価格5980円〜8980円〜1万5980円〜

(※2019年8月18日現在の情報)

 

それでは、それぞれの端末について、さらに詳しい情報をチェックしてみましょう。

Fire 7(第9世代)

Fire 7は最安値のFireタブレットであると同時に、最も軽いモデルでもあります。

5,980円という、もはやタブレットの値段とは思えないほどの安さが最大の特徴です。

 

安さは魅力ですが、解像度が他のモデルよりも悪く、オーディオもスピーカーが1つしかない、いわゆるモノラルであるため、動画視聴においての迫力に欠けます。

 

またバッテリーが7時間と短めであることも、マイナスポイントです。

 

とにかくスマホよりも画面が大きければいい。できるだけ安く動画や読書などを楽しみたいという方におすすめです。

 

さらに、Alexaに対応しているのでスマートスピーカーの代用品としても使用可能です。ただし、より詳細な情報を画面に表示しながら読み上げてくれたり、常に画面をONにした状態でコンテンツを表示する「Showモード」には対応していません。

ポイント

  • 最安値
  • 最軽量
  • 解像度やオーディオでは劣る
  • Alexa対応(Showモード非対応)

Fire 7 キッズモデル

キッズモデルは基本スペックは同じですが、

  • 使用時間やアプリを制限できるペアレンタルコントロール
  • 子供向けの絵本・ビデオなどが見放題のFree Time Unlimited付属
  • 破損に対する2年間の端末保証
  • キッズカバー

 

キッズモデルには以上のような子供向けのサービスがあり、6,000円割高な1万1,980円となっています。

 

タブレット学習機器としての導入や、子供用タブレットを検討している方には、価格を抑えながらも最低限の機能が付いている良いモデルです。

Fire HD 8

Fireタブレットの中で最もバランスが良く、それ故に売れ筋なのがFire HD 8です。

 

Fire 7に比べると高い解像度や、2つのスピーカーを搭載したステレオオーディオは動画コンテンツ向きです。
Fire 7と比べるとやや重いですが、369gは十分軽量です。持ち歩いてさまざまなシーンで使う事ができます。

 

スペックが高くなっていながら、Fire 7との価格差は3,000円と大きくありません。microSDカードの対応容量が400GBと大きいことも嬉しいですね。

 

またShowモード込みのAlexaが搭載されたというのも大きなメリットです。

 

とにかく安さを求めるのであれば、Fire 7に軍配があがりますが、低価格と性能を両立したバランスの良さという意味では、圧倒的にFire HD 8が優れています。

ポイント

  • Fireタブレット1番人気モデル
  • microSD対応容量400GB
  • 高解像度&ステレオサウンド
  • 迷ったら断然コレ!

Fire HD 8 キッズモデル

Fire HD 8にもキッズモデルは存在します。基本スペック以外はFire 7のキッズモデルと同じ内容です。

  • 使用時間やアプリを制限できるペアレンタルコントロール
  • 子供向けの見放題サービスFree Time Unlimited
  • 破損に対する2年間の端末保証
  • キッズカバー

 

価格は1万4,980円と6000円ほど高くなりますが、Free Time Unlimitedの年間利用料1万1,760円(Amazonプライム会員であれば5,730円)が1年間無料になるという点ではお得です。
しかし子供用であれば、より安価なFire 7キッズモデルでも機能面に不足はありません。

Fire HD 10

Fireタブレットの最上位モデル、それがFire HD 10です。

 

あまり持ち運びはせず、大きな画面で動画や読書を楽しみたいという方におすすめです。特にフルHD対応であるため、動画や写真をより細かい部分まで見たいという方には適しています。

 

10インチのタブレットで1万5,000円台というのは、一般的なタブレットと比べても抜群のコスパです。

 

しかし、同容量のFire HD8との価格差は5,000円です。スペックは解像度がやや上回っているもののほぼ同性能であることを考えると、自分がどのようにタブレットを使うか、しっかりイメージをしてどちらが良いのかを見極める必要があります。

 

また当然ですがこのモデルもShowモード込みのAlexaに対応しています。
画面の大きさから考えると、スクリーン付きスマートスピーカーであるEcho Showの代用としてもうってつけです。

ポイント

  • 最新モデル
  • 10インチの大画面
  • フルHD
  • Alexa対応

Fireタブレットのおすすめポイント

どの端末にするべきか、ポイントをまとめると以下のようになります。

 

  • とにかく安さ重視→Fire 7
  • バランス性+人気のモデル→Fire HD8
  • 大画面で楽しみたい+Echo Showのように使用したい→Fire HD10
  • 子供用タブレットが欲しい→Fire 7 キッズモデル・Fire HD 8 キッズモデル

 

これが自分にぴったりかも?というモデルが発見できたでしょうか。

 

なお迷うという場合は、Fire HD8がおすすめです。最上位モデルとの違いもさほどなく、満足度が高いモデルだと言えます。

 

しかし、あまり持ち運ばないというのであれば、HD10を選択しても後悔しないでしょう。

容量について

Fireタブレットはモデルの選択と同時に容量も選択できます。容量が大きければ当然値段も高くなりますが、microSDで容量を増やすことができるので、無理に大きめを選択する必要はありません。

 

microSDを使用したくない場合は、大きめの容量を選ぶと安心かもしれませんね。

 

ちなみにmicroSDを購入する際は、Amazonでの動作確認済み商品を選ぶと安全性が高く、トラブルが少ないです。

 

スポンサーリンク