近年、世界的に健康意識が高まっており、より健やかに生活するためのデバイスも充実してきました。活動量計もその一つです。

 

腕などに気軽に取り付けて計測する「ウェアラブル型活動量計」は、2015年ごろからアメリカを中心に一大ブームが起こり、新興企業が相次いで参入しました。2019年現在はブームも落ち着き、より良いメーカーの商品だけが残っているという状況です。

 

活動量計と一口に言っても、通知機能やミュージックコントロールがついた多機能なモデルもあれば、よりシンプルでスポーティなモデルもあります。

「気になってはいるけれど、どれを買えばいいんだろう?」と悩む人も少なくないでしょう。

 

今回の記事では、手首に巻くタイプの活動量計の中でも、世界的に評価されているGARMIN(ガーミン)の活動量計をご紹介します。
仕様や価格から、どのモデルがどんな人におすすめなのかを解説していきますので、活動量計選びの参考にしてみてください。

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そもそも活動量計とは何か

活動量計とは、身につけることでセンサーが身体の動きを感知し、消費カロリーを計算してくれる機械です。
万歩計との違いは、歩行時のカロリーだけではなく、日常の家事や通勤、オフィスワークなどでの動作も検知して、消費カロリーを算出する部分でしょう。

 

また、近年のモデルは活動の量だけではなく、睡眠の質や心拍なども計測できるものが増えています。そのため、生活リズムを管理するためにも非常に有効です。

活動量計の選び方

今回は腕時計型の製品をご紹介しますが、その中でも機能にかなりの差があります。自分が活動量計で取りたいデータは何かをしっかり考えて、モデルを選択することが重要です。

 

運動に対する機能はどの程度必要なのか、通知機能の有無など選べるポイントは多いです。日常的に身につけるものなので、色や大きさなども「こんな感じのものがいい」とイメージしておくと良いです。

GARMINってどんなメーカー?

GARMINはアメリカのGPS機器メーカーです。

 

主に船舶や自動車のGPSシステムを手掛けているのですが、他にもサイクルコンピューター(自転車に取り付け速度や走行距離を計測する機械)はプロにも愛用されるほどの性能を誇ります。

 

2003年にランナーズウォッチを発売し、ウェアラブル市場へ参入しました。この頃の商品は、ランナー向けの計測機器といったものでしたが、後に活動量計の販売を始めます。

なぜGARMINがおすすめなの?

今回なぜGARMINを取り上げるのかと言えば、信頼できるメーカーだからです。
最初に話したとおり、現在活動量計のブームは落ち着きつつあります。アメリカで一斉を風靡した活動量計メーカーJawboneを始め、多くの新規参入メーカーが倒産しました。

 

メーカーが倒産すると、サポートは受けられなくなりますし、新しい製品も発売されません。さらに最近の活動量計はスマホアプリにデータを転送し、アプリ上で詳細な情報を閲覧できるものが主ですが、アプリのアップデートも見込めません。

 

そのため、信頼できるメーカーを選ぶことはなにより重要です。

GARMINの活動量計ラインナップ

GPSメーカーだと侮るなかれ!GARMINは、活動量計に豊富なラインナップを持っています。

  • vivofit:低価格なフィットネスライン
  • vivosmart:低価格なライフログライン+便利機能も搭載
  • vivoactive:ライフログからスポーツまで!高機能ライン
  • vivomove:スタイリッシュなデザインの活動量計

 

得意分野が異なるラインナップに分かれており、価格も様々です。それでは、各ラインのおすすめモデルを紹介していきましょう。

vivofit 4

vivofit 4は、シンプルな機能と1年間のロングバッテリーが売りの活動量計です。日常生活においての活動量を計測するだけならば、これ以上のモデルはありません。

 

歩数の計測、消費カロリー計算、移動距離、睡眠モニタリングといった基礎機能が搭載されており、シャワーやプールにも耐えられる防水性能も有しています。

 

何よりこのモデルの1番のポイントは、充電せずに1年間使用できるという部分です。
活動量計は便利になればなるほど充電の持ちが悪くなります。使い方によっては3日に1度はしっかり充電をする必要があります。しかしvivofit 4を使用すれば、そんな煩わしさから開放されるのです。

 

残念ながら心拍計はついていませんが、価格は9,800円と活動量計の中ではかなりの低価格です。シンプルにライフログとアクティビティを計測したい人向けのモデルです。色はブラックとホワイトから選択できます。

 

イチオシポイント

  • 充電不要
  • 低価格
  • 機能もデザインもシンプル

 

気になる部分

  • 通知機能がない
  • 心拍計なし

vivosmart 4

目立たずシンプルなデザイン、そして多彩な機能をもった活動量計、それがvivosmart 4です。

 

基本機能である歩数カウントや消費カロリー計算はもちろん、ウォーキングやランニングの他、筋トレやヨガに対しても専用のタイマーを搭載しています。ジムトレーニングをメインにしている人でも活用しやすいモデルです。

 

また光学式心拍計がついているため、睡眠モニターではレム睡眠も計測でき、眠りの質をモニタリングすることができます。
他にもストレスチェック、最大酸素摂取量など多角的に身体を解析することが可能です。

 

通知機能では、受信のみならず登録済みの定型文を返信する機能もあります(Androidのみ)

 

水泳やシャワー時にも外す必要のない防水性能なので、おはようからおやすみまで、あなたの身体のデータを取ってくれるというわけです。
ちなみに、バッテリーは最大7日間使用可能です。

 

カラーバリエーションは、ブラック、ブルー(水色)、グレイ、メルローの4種類で、価格も1万6,482円と2万円を切っていますよ。

 

イチオシポイント

  • 邪魔にならないスリムさ
  • ライフログから便利機能まで盛りだくさん
  • カラーバリエーションが豊富

 

気になる部分

  • 画面サイズが小さい
  • バンドが切れると交換できない

vivoactive 3

vivoactive 3は活動量計というよりは、スマートウォッチと表現されてもおかしくない多機能な製品です。

 

まず画面が大きいため操作がしやすく、運動中でも情報が見やすくなっています。また、15種類以上のスポーツ専用アプリが搭載され、運動する人の頼もしい相棒になるでしょう。
さらにGPSが内蔵されているため、正確な距離や速度を管理できるのもポイントです。

 

通知機能では受信だけではなくメッセージの送信も行えますし、大きな画面なので操作も楽です。他にも、ミュージックコントロール機能を使用すれば、腕元で音楽の再生や停止ができます。

 

GarminPay(Apple Payのようなもの)が使えるのも、このデバイスの便利な部分です。しかしながら今の所GarminPay自体の普及率が低いため、使い所は難しいです。

 

稼働時間は、通常の使用で7日間、GPSモードでは最大11時間となっています。

 

カラーバリエーションは、ブラックステンレス、ブラックスレート、ホワイトステンレス、ホワイトローズゴールドの4種類です。バンドは付け替えができ、気分によって色を変えることができます。

 

値段は3万2,223円〜となっており、カラーによって値段が異なります。

 

イチオシポイント

  • 大きな画面で操作しやすい
  • アクティビティが豊富
  • GarminPay対応モデル

 

気になる部分

  • やや無骨なデザイン
  • GPSモードの電池消費が大きい

vivoactive 3 Music

vivoactive 3 Musicは基本機能はvivoactive 3と同じですが、音楽を保存できるモデルです。

 

デバイス内に最大500曲を保存でき、Bluetoothイヤホンを接続する事により、いつでもスムーズに音楽を楽しめます。
スマホなどと接続せずに、音楽再生をこれ1台で完結させたい!という人向きですね。

 

GPS+音楽モードを使用している場合、バッテリーは最大5時間となっているところが注意点でしょうか。
値段は3万9,630円となっています。

 

vivoactiveシリーズは、2019年10月に新モデルの発売が決まっています。どのくらいグレードアップしたものになるのかわかりませんが、今のところ動画で運動時の正しいフォームなどを説明してくれる機能があると発表されています。

vivomove HR

多くの活動量計やスマートウォッチのデザインは、どうしてもデジタル感が強いものになっています。ウォッチフェイスをアナログ表示にしても、それはスクリーンに描画されたものでしかありません。

 

「アナログ時計で活動量計の機能を持っている製品がほしい」

 

そんな声に応えてくれるのが、vivomove HRです。

 

アナログ文字盤を有しながら、光学式心拍計もついており、歩数計測から睡眠計測までしっかりサポートしてくれます。スマートモードにしておけば、ミュージックコントロールや通知機能も使用可能です。

 

先に紹介したvivoactiveもバンドの交換が可能で、ファッションに合わせることはできますが、その印象はスポーティです。しかしvivomove HRは高級腕時計のように洗練されています。

 

スマートモードの最大稼働時間は5日間、時計モードの使用では最大2週間稼働します。

 

デザインの組み合わせは12種類で、普通の時計を選ぶときのようにユーザーの好みに合わせて選択可能です。お値段は2万2,963円〜3万6,852円とデザインによって幅があります。

 

イチオシポイント

  • とにかくファッショナブル
  • 普通の時計のように使用できる
  • デザインが豊富

 

気になる部分

  • 通知の表示エリアが小さい
  • スマートモードでのバッテリーが短い

まとめ

ここまで紹介した活動量計の情報を表にしてみました。

vivofit 4vivosmart 4vivoactive 3vivomove HR
バッテリー約1年最大7日最大7日
最大11時間(GPSモード時)
最大5日間
最大2週間(時計モード時)
ライフログ
タッチ
スクリーン
×
睡眠モニター×
通知機能×
GPS×××
ストレス計測×
重量R:25g
L:25.5g
R:16.4g
L:17.5g
43.0g40.8g~
56.5g
※デザインによる
価格9,800円1万6,482円3万2,223円〜2万2,963円〜
※Rはレギュラーサイズ、Lはラージサイズ

 

活動量計としての基本機能であるライフログ(歩数・消費カロリー)は、すべてのモデルについていますが、細かいところに違いがありますね。

 

それぞれの商品がどのような人におすすめなのか、ざっとまとめておきます。

 

  • 低価格・最低限の機能:vivofit 4
  • コンパクトで機能充実:vivosmart 4
  • 時計デザイン・運動機能充実:vivoactive 3
  • アナログデザイン、ファッション重視:vivomove HR

 

自分が活動量計にどこまで求めるかによって、選ぶモデルは異なってくるでしょう。腕時計型活動量計は、日常的に身につけることになるため、デザインや色もしっかり検討することが大切です。

 

GARMINの活動量計は、デザインや機能から考えればどれもコストパフォーマンスに優れています。ぜひ信頼できる相棒として、最良のデバイスを選んでください。

 

【ライター:巽 久已】

 

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