
【レビュー】Huawei MediaPad M5|8インチのコンパクトタブレットの最新版!iPad mini 4と実機で比較も!
日本人に根強い人気を誇るコンパクトサイズの8インチタブレット。
ただ、日本以外では人気は低調気味でiPad miniを始め新型の販売は少なくなってきています。
今回は人気ガジェットメーカーHuaweiから、そんな中発売された最新の8インチタブレット、Huawei MediaPad M5 をレビューしていきたいと思います。
iPad mini 4との比較という観点も入れつつレビューしていきますので、買い替えを考え中の方も是非参考にしてみてください。
[toc]Huawei MediaPad M5
Huawei MediaPad M5は10インチモデルのM5 Proと同時に5月に発売されたばかりの最新モデルです。
Anadroidタブレットを購入するならこれ!な商品で、価格.comやAmazonでも人気のMediaPadシリーズの最新版ということもあり非常に注目を集めランキング上位を占めています。
最新の8インチタブレット
そして何よりM5の最も大きなポイントは8.4インチというサイズです。
片手で持ててスマホより大画面でありながら、持ち運びにも、家で寝転びながらでも、とにかく小回りの効く最高のサイズ感です。
しかし、競合のiPadの7.9インチiPad mini 4が2015年の発売以来アップデートされず、私も含めて8インチサイズのコンパクトタブレット愛好者は、古いiPad mini4を購入するかAndroidタブレットを選択するかを迫られているわけです。
そこで人気のMediaPad シリーズの最新版として8インチタブレットが発売され、iPad miniユーザーからも非常に注目を集めているという状況になっています。
内容物
商品の中身は
- Media Pad M5
- 充電アダプタ・ケーブル
- イヤホン変換アダプタ
- 説明書
という、いたって普通の内容になっています。
外観
iPadなどの一般的なタブレットはアスペクト比16:9のものが多いのですが、MediaPadはシリーズの特徴とも言えるアスペクト比16:10で縦長になっています。
すらっとした出で立ちで現代風とも言えるかもしれません。
さらにベゼルがめちゃくちゃ薄いです。
iPad mini4と比較すればその薄さがわかってもらえるかと思います。
ベゼルレスは流行りですし、これまた現代風ですね。
厚さは7.3mmでiPad mini4より厚いですが、滑らかなラウンドエッジな加工がされており、実際に持ってみた感触としては厚さは同じぐらいの感じです。
側面には電源ボタンや音量ボタンやsimカード挿入口や充電ポートといった他のタブレットと変わらぬ配置となっています。
iPad miniより美しいディスプレイ
タブレットを使う上で最も重要といってもいいのが画面の解像度、美しさでしょう。
M5は2560×1600の359ppi、iPad mini4は2048×1536の326ppiとディスプレイの美しさに定評のあるiPad mini 4を上回っています。
実際に使用する上では両者の違いに気づくことは難しいですが、とにかく美しいiPad mini4以上に美しく、読書や写真などを快適に楽しむことができます。
また上述した通り、Media Padシリーズはアスペクト比が独特で縦長になっています。参考に私の愛用するsmart newsと楽天マガジンで表示領域を16:9のiPad mini 4と比較すると以下の通りです。(左がM5、右がiPad mini 4)




若干違和感はありますが、まぁ使っているとすぐなれます笑
ベンチマーク:サクサク快適に動くスペック
Media Pad M5を買う理由として最新のスペックも大きなポイントです。
ということでAnTuTuを利用してベンチマークを比較すると


(左がM5、右がiPad mini 4)
ご覧のように総合スコア・GPUスコア共に2倍近くをつけており、性能の差は歴然です。
正直私が雑誌を読んだりゲームをする程度ではiPad mini 4でも全く問題なく十分快適に動いてくれるので、言わずもがなM5はさらにサクサク動いてくれ、iPad mini 4だと若干カクツクかなという場面で真価を発揮してくれます。
3Dゲームなど重たい作業で使いたい人にもぴったりです。
インターフェース:USB-Cポート・指紋認証が爆速
USB-Cポートで急速充電に対応
充電ポートはUSB-Cポートが採用されています。
MacBookはじめとしてUSB-Cが多く採用される昨今、ケーブルが統一できるというのは非常にグッドなポイントです。
そして、USB-C採用で、1.9時間でフル充電の急速充電が可能になっています。
タブレットは普段から充電せず早く充電したいという場面が個人的には多いのでめちゃくちゃ嬉しいポイントです。
指紋認証がとにかく早い
また指紋認証が爆速です。
iPad mini 4の場合、クリックして1呼吸置いて認証という感じですが、M5は置いただけでもうホーム画面が開かれているという感覚です。
これはストレスレスでかなりありがたいポイントです。
上下配置の2スピーカー
Media Padシリーズの特徴とも言えますがスピーカーが素晴らしいのも特徴のひとつです。
有名オーディオメーカーのハーマンの音響チューニングが施されており、低音に迫力がありながらバランスも取れており、非常に素晴らしいものとなっています。
iPad mini 4と聴き比べれば「あ、違う」とわかるレベルです。
また上下に1スピーカーずつの2スピーカーなので、動画を見る際に横向けにしてもしっかりステレオで音を楽しめます。
iPad mini 4は2スピーカーですが下側のみの配置で横向けにした際になかなか不満ポイントだったので、これは大きな違いと言えます。
気になるポイント
上述のように総じてかなり素晴らしいタブレットですが、あえて気になるポイントを挙げておきたいと思います。
Android
こんなこと言うとApple信者と言われてしまうかもしれませんが、やっぱりiOSではなくAndroidというのは気になります。
iPhoneやMacとのAirDropを始めとした連携が失われるのももちろんですが、iOSでは多くのアプリがタブレット対応している一方、Androidアプリではタブレットに対応していないものも多く、タブレットとしてではなく大きめのスマホ的な使い方になってしまう場面も多いです。
実際に使っていて、iPad mini4ではタブレット表示されるのにMediaPad M5ではスマホ表示という場面も多々ありました。
それで問題があるわけでもありませんし、タブレットといえばiPadという感もあり仕方がない面ではありますが、タブレットの最適化という面ではどうしてもiPadに劣るのは現実です。
イヤホンジャックがない
今の時代の潮流とも言えるかもしれませんが、M5にはイヤホンジャックがありません。
昨今のワイヤレスイヤホンの進歩は素晴らしく有線と遜色なく使えますが、とはいえ遅延などの問題は変わらず抱えています。
特にゲームをする機会も多いタブレット端末でイヤホンジャックをなくすというのは気になるポイントです。
もちろんUSB-Cとイヤホンジャックのアダプタはついていてそれを使えばいいのですが、同時に充電もできませんし、デメリットであるのは間違いありません。
ベゼルが薄い
これをメリットとる人も多いかとおもいますが、上で紹介した通りベゼルが非常に薄くなっています。
私個人的には、8インチタブレットは片手でガシッと持つことが多く、その際にベゼルが薄いと画面に干渉してしまう場面が何度かありました。
もちろんこれは、使っていけばなれるポイントですし、ベゼルの薄さはとてもかっこいいですが、一応留意しておいて欲しいポイントです。
まとめ:最新の8インチタブレットが欲しい人は買いのおすすめモデル
ここまでレビューしてきましたが、8インチタブレット市場がどんどん廃れてiPad miniにも続編が出ないなか
- 縦長でラウンドエッジな今っぽいデザイン
- iPad mini以上の高繊細ディスプレイ
- 最新の高速スペック
- USB-Cポート
- 高音質の上下2スピーカー
などなど非常に優れた特徴のタブレットでした。
もちろんiOSがいいという方にとっては代替にはなり得ないかもしれませんが、OSを気にされない方やコンパクトサイズの最新タブレットが欲しい方にとってはかなりおすすめできる端末でした。
特にiPad mini5に待ちくたびれたという方にもおすすめできるかと思います。
というか、今スペック重視で8インチタブレットを買うならこれ以外ない!といってもいいのではないでしょうか。
是非購入を検討してみてください。
以上!
とはいえ、iPad mini4はまだまだ現役で使えます。やっぱりiPadがいいという方はmini4という選択肢もありです。