
第7世代iPadと第6世代iPadの違い・価格・発売日は?
2018年3月30日に発売されたiPad 第6世代と、2019年9月30に発売されたiPad 第7世代。
最新OSがサポートされているので、2021年現在でもまだまだ現役として使える両モデルですが、本記事では第6世代と第7世代はなにが違うのか?価格はいくらなのか?買うべきなのはどちらなのか…など詳しくご紹介します。
iPad第6世代と第7世代の発売日
2010年の初登場から様々なモデルが発売されているiPad。
冒頭でも申し上げたとおり、iPad 第6世代は2018年3月30日に発売、iPad 第7世代は2019年9月30日に発売されました。
iPad 第6世代と第7世代の違いは?
1年半ほど発売日に違いがあり、スペックとして大きく異なる点はまずサイズです。
ディスプレイサイズ
第7世代は発売前、「iPhoneのようにベゼルレス(枠なし)になるのでは」と噂され期待されていましたが、蓋を開けてみれば第6世代と同様ベゼルのあるデザインで登場しました。
とは言えまったく同じというわけではなく、ディスプレイが第6世代が9.7インチのところ第7世代は10.2インチとサイズアップ。その分、重さなどにも違いが出ています。
第7世代 | 第6世代 | |
---|---|---|
高さ | 250.6 mm | 240 mm |
幅 | 174.1 mm | 169.5 mm |
厚さ | 7.5 mm | 7.5 mm |
重量 Wi-Fiモデル/ Cellularモデル | 483g/ 493g | 469g/ 478g |
ディスプレイが大きくなった分、本体のサイズも大きくなりました。
Smart Keyboardに対応
画像出典:apple.com
第7世代ではSmart Keyboardに対応しました。
iPadは文字を入力する際、画面に表示された仮想キーボードで入力しますが、Smart Keyboardを取り付けることによって実際のキーボードで文字を入力できるようになります。
画面上のキーボードだと打鍵感(キーボードを打った感覚)がありませんが、このSmart Keyboardならパソコンでタイピングしている感覚を得られますが、パソコンよりもサイズが小さいため少し戸惑うかもしれません。特に手の大きい男性は一度店頭で試してみたほうがいいでしょう。
ちなみにSmart Keyboardは耐久性に優れたカバーとしても使えるので、別途カバーを買わなくて良いという利点も。
1万8,800円という価格はネックですが、ライターやブロガーを始めとした文字入力を多くする方は購入を検討してみてもいいかもしれません。
プロセッサは同じ
実は発売日に1年半の差がありながら、第7世代のプロセッサ(コンピュータにおけるメインの処理装置)は第6世代とまったく同じA10 Fusionプロセッサです。そのため処理能力などは同じと考えていいでしょう。
ちなみにこのA10 FusionプロセッサはiPhone 7に搭載されているものと同じもの。2016年発売のiPhoneと同じと考えると、ここは順当にスペックアップして欲しかったところです。
メモリは2GBから3GBへ
他の異なる点として挙げられるのはメモリが2GBから3GBになり、マルチタスク作業に多少の差が見られるかもしれません。
そして本体の下部に搭載しているスピーカーの位置が少し外側になったため、音質が良くなったと言われています。
第1世代Apple Pencilにどちらも対応
作業を劇的に効率化してくれるApple Pencilは、どちらも第1世代のApple Pencilが対応しています。
第6世代と第7世代iPadの価格は?
第7世代iPadの価格は3万8,280円から販売されていましたが、現在は第8世代が最新モデルとなっていることから、Appleストアでは販売されていません。
参考までにWi-Fi通信のみ対応のWi-Fiモデルと、SIMカードを入れることにより通信ができるWi-Fi+Cellularモデルの当時のAppleストアの価格(税込)を記載しておきます。
Wi-Fiモデル | 32GB | 3万8,280円 |
---|---|---|
128GB | 4万9,280円 | |
Wi-Fi+Cellularモデル | 32GB | 5万4,780円 |
128GB | 6万5,780円 |
第6世代と第7世代のiPadを購入するには、Amazon・楽天・ヤフーなどのオンラインショップ、Appleの整備済製品、ゲオなどの中古品で探すことになります。ゲオオンラインストアは在庫も豊富なので、欲しい端末が見つかる可能性が高いですよ!
オススメは第6世代と第7世代どっち?
さて第6世代と第7世代iPad、なにが違うのか?価格はいくらなのか?をご紹介してきましたが、大きく異なるのは、
- ディスプレイサイズ
- Smart Keyboard対応か未対応か
- 価格
の3点だとお分かりいただけたかと思います。ディスプレイサイズについては好みがあるので実際に触って確認したい点ではありますが、そこまで大きな差とは言えません。
そしてSmart Keyboardはタブレットで文字入力を多くする方には必須のアイテムですが、現時点ではタブレットをパソコンの代わりとして使用するのは難しいですし、画面上のキーボードにストレスを感じていないのであれば必要ないでしょう。
ちなみに第6世代でもSmart Keyboardは使えませんが、Bluetoothキーボードは使用可能です。Apple純正のSmart Keyboardの使い勝手には及びませんが、第6世代購入後に「やっぱりキーボードが使いたい」と思ってもBluetoothキーボードがあるのでご安心ください。
第5世代から第6世代に代替わりした時はApple Pencilに対応したりプロセッサがA9からA10に変わったりといわゆる「メジャーアップデート」でしたが、今回の第7世代はSmart Keyboardが使えるようになっただけの「マイナーアップデート」と言わざるを得ません。
ぜひ参考にしてみてください。
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