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2019年最新のiPadとiPad Airを徹底比較!違いは?価格は?買うべきはどっち?

2019年3月18日にiPad Airシリーズの第3世代目にあたる「iPad Air」が発売され、その約半年後の2019年9月30日には第7世代目の「iPad」が発売されました。

あまり違いがなさそうに感じるiPadとiPad Airですが、実際のところどうなのでしょうか?そして価格はいくらなのか…両モデルを徹底比較しご紹介しますので、iPadとiPad Airどちらを購入しようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

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iPadとは

iPadとはAppleが開発・発売しているタブレット型端末です。これまではiPhoneと同じOSである「iOS」が搭載されていましたが、2019年9月25日にiPad専用のOS「iPadOS 13」がリリースされました。

iPadOSによりiPadはこれまで以上に使いやすく進化
画像出典:apple.com

このiPadOSによりiPadはこれまで以上に使いやすく進化。

例えばホーム画面にウィジェットを追加できたり、アプリを2つ並べて表示させる「Split View(スプリットビュー)」や、アプリを起動したままもう1つのアプリを画面上に表示させる「Slide Over(スライドオーバー)」などiPad独自の機能が使えるようになりました。

これまでは「大きいiPhone」のイメージで、使い途は動画や電子書籍を読むぐらい…というユーザーも多かったiPadですが、このiPadOSの登場により「サブコンピューター」としてバリバリ活躍できる存在に。

さてそんなiPadですが、現在Appleでは

  • iPad(2019年9月30日)
  • iPad Air(2019年3月18日)
  • iPad Pro(2018年11月7日)
  • iPad mini(2019年3月30日)

と4種類のiPadが発売されています(カッコ内は2019年11月11日時点の最新モデルの発売日)。

iPad Proはその名の通りプロ仕様でコンピューターのようにガッツリ使いたい、動画編集やイラストを描いたりなど重めの作業に使うというユーザー向け。そしてiPad miniは動画視聴や電子書籍を読む人、持ち運びの手軽さを求める人向けと言えます。

ではiPadとiPad Airは?それぞれどういった特徴があり、どういった点に違いがあるのでしょうか?また、価格に差はあるのでしょうか?

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iPad AirとiPadの違い

発売時期が半年ほど違うiPad Air(第3世代)とiPad(第7世代)ですが、まずはそれぞれの基本スペックから見てみましょう。

基本スペック

iPad AiriPad
ディスプレイサイズ10.5インチ10.2インチ
サイズ250.6mm×174.1mm250.6mm×174.1mm
厚さ6.1mm7.5mm
重量(Wi-Fiモデル / Cellularモデル)456g / 464g483g/ 493g
ピクセル264ppi264ppi
プロセッサA12 BionicA10 Fusion
Apple Pencil
Smart Keyboard
端子LightningLightning
容量64GB / 256GB32GB / 128GB
カラーラインナップシルバー / スペースグレイ / ゴールドシルバー / スペースグレイ / ゴールド

搭載されているチップ

基本スペックが分かったところでまず大きな違いというと、それぞれに搭載されているプロセッサです。
iPad AirはiPhone XRに搭載されている3GBのRAM内蔵のA12 Bionicですが、iPadはiPhone 7と同じA10 Fusion。この2世代の差は非常に大きいものとなっています。

多くのウェブメディアではA12 BionicとA10 Fusionの検証が行われており、ほとんどのケースでマルチコアスコアはA12 BionicがA10 Fusionのほぼ倍に。iPad Airのパフォーマンスの高さが際立っています。

「プロセッサ」や「マルチコア」などと聞くと専門的な用語で難しく感じますが、プロセッサはいわばコンピューターの頭脳の役割を担っており、このスコアが高ければ高いほど処理速度が上がり、動作速度も上がる=快適性が向上すると考えて差し支えありません。

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本体の容量

そして容量にも大きな違いが。iPad Airは64GBと256GBですが、iPadは32GBと128GBとなっています。

映画をダウンロードしたり写真を保存したり等、より大容量を求めるとこちらもiPad Airに軍配が上がります。

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ディスプレイサイズ

0.3インチとは言えディスプレイサイズがiPad Airの方が大きいにも関わらず、厚みはiPadよりも1.4mm薄く、重さは30gほど軽くなっています。

さらに解像度が

  • iPad Air:2,224 x 1,668ピクセル
  • iPad:2,160 x 1,620ピクセル

とiPadの方が高いため、画面をわずかながらも広く表示することが可能。

そのため作業のしやすさが異なるので、特にイラストを描いたり資料を作成する方はiPad Airがベターと言えるでしょう。

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フルラミネーション対応/未対応

ディスプレイの違いは大きさだけではありません。
iPadもiPad AirもRetina(レティナ、レティーナ)ディスプレイではあるのですが、iPad AirにはiPad Proなどに採用されている「フルラミネーションに対応したRetinaディスプレイ」が搭載されています。

この「フルラミネーション」とは液晶パネル・タッチパネル・カバーガラスを圧着して一体化させ、わずかな隙間もなくすことで光の余分な反射が抑えられるというもの。
画面の見やすさはもちろん、「画面に直接触れている」ような操作感も得られます。

タブレットは基本的には画面に触って操作するものですから、タッチしたときの心地よさは重要でしょう。さらにこのフルラミネーションの有無を大きく感じるのがApple Pencilを使ったとき。

Apple Pencil
画像出典:apple.com

ディスプレイの間に隙間があるかないかという差は「画面に描いているか、紙に描いているか」というユーザーもいるほどなので、購入を検討している方はぜひ一度店頭でその差を感じてみることをオススメします。

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広色域の対応/未対応

この違いは一見して分かりづらいのですが、iPad AirはiPad Proと同じく広色域に対応しています。そもそも「色域」とはプリンターやディスプレイなどで表現できる色の全範囲のことで、広色域はこの全範囲が広い=さまざまな色の表示ができる、というもの。

広色域に対応していればより色鮮やかに表示されるので、動画視聴やイラスト描画などに威力を発揮するでしょう。

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True Toneの対応/未対応

ディスプレイの話が続きますが、iPad AirはTrue Toneにも対応しています。True Toneとは、周囲の光によってディスプレイを見やすく調整してくれる機能のこと。

例えば自宅で暖色系の照明のもとで操作するとディスプレイが黄色く見えますが、True Tone機能でこれをより見やすく白い表示に調整してくれます。

蛍光灯のような白い照明のもとでディスプレイが青く見えたときももちろん調整してくれるので、どんな場面でも「画面が見えづらい」と感じることが少なくなり、目の疲れも軽減されるでしょう。

特に電子書籍を利用する方はTrue Toneがあるかないかで快適性が大きく異なります。

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FaceTimeカメラの性能

背面カメラに違いはありませんが、FaceTimeカメラ(インカメラ)は性能に差があります。

iPadは720pで撮影できる120万画素のFaceTimeカメラですが、iPad Airには1080pで撮影できる700万画素のFaceTimeカメラが搭載されています。

FaceTimeカメラで撮影することが多い、ビデオ通話をよく使うという方はiPad Airがベターかもしれません。

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バッテリーの駆動時間

バッテリーの駆動時間はiPadもiPad AirもWi-Fiでのネット利用やビデオ再生、オーディオ再生で最大10時間。携帯電話データネットワークでのインターネット利用で最大9時間となっています。

しかし一部ユーザーの間では「iPad Airの方がバッテリー持ちがいい」と言う話もあり、Appleの正式な発表ではiPadとiPad Airに駆動時間の差はないものの、「外出先でより長く使いたい」という方は検討材料にしてもいいかもしれません。

価格

さて大きな違いがわかったところで、それぞれの価格はどうなっているのか見てみましょう(税別、2019年11月時点)。

容量モデルiPad AiriPad
32GBWi-Fiモデル-3万4800円
Cellularモデル-4万9800円
64GBWi-Fiモデル5万4800円-
Cellularモデル6万9800円-
128GBWi-Fiモデル-4万4800円
Cellularモデル-5万9800円
256GBWi-Fiモデル7万1800円-
Cellularモデル8万6800円-

このようにiPadがiPad Airよりもそれぞれ2万円ほど安くなっています。とは言え容量も異なるので2万円の差は単純には比較できません。

ちなみにWi-FiモデルとCellularモデルは、

  • Wi-Fiモデル=Wi-Fiがないと通信できない
  • Cellularモデル=Wi-Fiがなくても4Gなどの回線を使って通信できる(Wi-Fiももちろん利用可)

という違いがあります。外出先でiPadを使用する、テザリングやモバイルルーターは使わない、という方はCellularモデルを選んだほうが安心です。

各キャリアでスマホとデータ量を分け合えるプランの価格は1000円ほどで、最近ユーザー数が増えてきているLINEモバイルやmineoなど格安SIM(MVNO)も利用可能なので、月額利用料を抑えたい方はそちらも検討するといいでしょう。

iPadとiPad Air、どちらを買うべき?

さて、ここまでiPad(第7世代)とiPad Air(第3世代)を比較し異なる点を見てきました。

もちろん基本的にはiPadとiPad Air両者とも同じように使用できます。どちらもApple Pencil(第1世代)とSmart Keyboardに対応していますし、いわゆる「サブのコンピューター」として使うこともできるでしょう。

とは言え搭載しているチップに大きな差があり、ディスプレイは圧倒的にiPad Airに軍配が上がります。iPad Air(第3世代)が発売されたことによりiPad Pro(10.5インチモデル)がAppleの販売ラインナップからなくなったことを考えると、iPad Air=iPad Proの廉価版と考えても差し支えないくらいのスペックを有しています。

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一方でiPad(第7世代)は「可能な限り安くiPadを使いたい」というユーザー向けと言えます。Apple PencilもSmart Keyboardも使えますし、ライトに使いたいという方には問題ないモデルですが、少しでも快適性を求めるならiPad Airがオススメです。

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価格は2万円ほどの違いがありますが、容量の大きさがそもそも異なりますし、チップやディスプレイの性能を考えるとその2万円は大きな差とは言えません。

まとめ

ということでiPad(第7世代)とiPad Air(第3世代)についてご紹介しました。最後にまとめると、

iPad(第7世代)を買うべきユーザー

  • 価格の安さがなによりも優先
  • スペックはそこそこでOK
  • 使用用途はネットサーフィン、動画視聴、電子書籍など

iPad Air(第3世代)を買うべきユーザー

  • iPad Proほどの性能は要らないし手が出ない
  • でもiPadより高スペックなものを求めている
  • Apple Pencilを使ってイラストを描いたり、資料を作成する

と言えるでしょう。iPadとiPad Airのどちらを購入しようか迷っている方、ぜひ参考にしてみてください。

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