
iPad mini 5実機レビュー !荒野行動でも動作検証してみた
iPad mini 4発売から3年以上待ち望んだ新型のiPad mini 5(iPad mini 第5世代)が2019年3月、ついに発売されました。
筆者も早速発売日に購入したので、実機レビューをしていきます!荒野行動での検証もしていきます。笑
※2019年3月に公開した記事を再編集しています。
iPadのおすすめモデルについては、下記の記事に詳細にまとめましたのでぜひこちらも参考にしてみてください。
iPad mini 5 レビュー
今回購入したのは、iPad mini(第5世代)の256GBのセルラーモデルです。
64GBとも迷いましたが、Appleがminiに本腰を入れてないことからも、次に新モデルが発売されるとしても遠く長い先の話になることは分かり切ってるので、長く使えるようにと256GBに。
Wi-Fiモデルかセルラーモデルかに関しては、筆者はそもそもセルラーモデル推しに加えて、iPad miniは外で使う機会も多いので、LTE通信のできる今回もセルラーモデルを購入しました。
では早速、詳しくレビューしていきます。
開封・同梱品
箱はいつも通りの外箱。ビニールを剥がすためのガイドラインが設置されているのも、時の流れを感じるポイントです。
同梱品はいつも通りで
- 本体
- Lightning
- ACアダプター
- 説明書
となっています。
ACアダプターはiPhoneの高速充電にも使える大容量のもので、嬉しいポイントです。
サイズは相変わらず絶妙
サイズに関してはiPad mini 4から全く変わらず203.2×134.8×6.1mmとなっており、iPad mini 4と重ねてみても全くわからないほど同じサイズであることがわかります。
(iPad mini 4が下に隠れています。)
iPad Pro 11インチと比較すると、そのコンパクトさは一目瞭然。
さらにiPhoneで最大の6.5インチディスプレイXS Maxと比較するとこんな感じ。
ディスプレイサイズこそ近づいていますが、特に横幅の比較ではminiに全く及ばず、スマホより大きな画面で楽しめるというタブレットらしい点でも優っています。
XS Maxはminiの代替になりうるかと期待をし購入したという面もありましたが、こうしてみるとやはり代替しうるものではありませんね。
このように、タブレットで大画面でありながら気軽に外に持ち運べるという、スマホとタブレットの良さを兼ね備えたこのサイズこそがiPad miniをiPad miniたらしめており、根強いファンがたくさんいる理由でもあります。
ゴールドは色が変更
iPad mini 4と同じくですが、Proとは違い背面のカメラに出っ張りがなく床においても違和感がないのは嬉しいポイント。
ちなみにiPad 第6世代も出っ張りがありませんが、Proやminiよりも分厚いというデメリットがあるので、分厚さそのままでカメラがこの形状というのはグッドです。
カラーに関して、3色の展開は同じですが個別に色合いが変化されており、例えば私が購入したゴールドに関しては、ピンクみがかったローズゴールドのような色に変化しています。
嬉しい人も多いであろう、イヤホンジャックはそのまま存続。
また細かな部分ではありますが、セルラーモデルのアンテナ部分のデザインがスタイリッシュになったり、カメラやマイクの位置が変更になったりしています。
ちなみに、カメラの位置が違うので、保護フィルムは問題ないですが、ケースはmini 4用ではなくmini 5用を購入するようにご注意ください。
Apple Pencilに対応
これまた嬉しいアップグレードの1つがApplePencilへの対応です。
iPad miniのサイズでApplePencilが使えれば、さながら持ち運べる手帳のように活躍してくれることは間違いありません。
実際に使用してみたところ、フルラミネーションディスプレイということもあり追従性も上々で、私の感覚ではiPad 第6世代よりも滑らかに楽しむことができました。
またProとの違いとしてリフレッシュレートの違い(120Hzと60Hz)が挙げられ、本格的に絵を描く方などの細かな違いも影響してくるレベルの方であれば大きな違いかもしれませんが、私が落書きしている程度では差異はほとんど感じられません。
iPad miniのサイズを考えてもお絵かきというよりもメモや落書き程度のライトな使用の方が多いでしょうし、その限りにおいては十分すぎる書き心地でした。
上記のような本来の使い方ももちろんですし、個人的にはスクロールなどの操作をApplePencilでするのが好きなので、そういった意味でも対応してくれたことは最高としか言いようがありません。
Touch IDも進化(?)
これは公式では記述は発見できていないのですが、Touch IDは私が利用する限り高速化しました。
iPad mini 4は第1世代のTouch IDでしたが、mini 5では明らかに体感できるぐらい早いので、iPhone 7以降に搭載されたTouch ID第2世代にアップグレードされているのではないかと思います。
(あくまで私の体感です)
地味ながらではありますが、頻繁に使う部分でスピードアップされているのは嬉しいポイントです。
ゲームもサクサク楽しめるように
上述のように見た目に関してはiPad mini 4からあまり変化はありませんが、大きな変化の1つがスペックです。
搭載されているチップは、A8からA12へと4世代も新しく最新のiPhone XSと同じものになり、iPad mini 4よりも最大3倍という驚異のスペックアップを果たしました。
発売前には、iPadシリーズでも廉価な価格帯のminiは、iPad 第6世代と同じA10チップが搭載されるのではとの噂もあった中、まさかの最新のiPhoneと同じ現状最高レベルのチップを搭載するとはいい意味で期待を裏切られる結果で、miniのサイズのためという方ももちろんですが、ゲームなどスペックのためという選択肢にiPad miniが入ってくるようになりました。
ブラウジングやネットサーフィンなど基本的な動作は言うまでもなくサクサクで、画像を大量にレンダリングするなど特殊かつグラフィック性能に依存する使い方をする方は別として、ほとんどの人にとってはスペックでは文句のつけようがないレベルに。
もちろんAndroidタブレットを含めても、8インチタブレットで現状スペック面で最強なのはiPad miniです。
iPad miniで荒野行動をプレイしてみた
iPadでスペックを要する代表的な行動である3Dゲーム、荒野行動やPUBG mobileで検証してみました。
まず設定面でいうとP3(広色域)に対応したからか、HDR効果が選択できるようになりましたが、意外に思われる方も多いでしょうが、設定の上限ではmini 4でもHDR以外では最高の設定を選択できます。
私は以前からiPad mini 4で荒野行動を遊んでおり、通常にプレイできていましたが、やはり1時間ほど使用していると端末が熱くなってきたり、ややカクツキがちだったりもっさりしたりする場面もありました。(3年前の端末でこれだけ遊べるのもすごいんですが)
一方でiPad mini 5で実際にプレイしたところ、1時間ほど遊んでももっさりすることもなく端末もほんのりあったまる程度で、過負荷で耐えられないといった感は微塵も感じられませんでした。
iPhone XSでスペック不足だなんていう人はほとんどいないわけですから、当然ではありますが、荒野行動・PUBG mobileでもサクサク快適に遊ぶことができるスペックになっています。
iPad mini 5は最高だった
ということで、ひとまず私が気になるポイントや変更されたポイントについてレビューしてきました。
iPad miniの外観やコンセプトは大きく変わらなかったものの、スペックはiPhoneと同クラスに大幅にスペックアップされ・Apple Pencilにも対応し、着実なアップグレードを行ってくれました。
何より、iPad miniのサイズが好みなんだけどスペックのために泣く泣く他のiPadを選んだという方がいなくなるというだけでも、「最高」と言わざるを得ません。
さらに、iPhone XSと同じチップを搭載しながら、45800円からと半額以下の価格も魅力の一つで、iPhone買い換えるのは高いけどどうしようと迷っている方にとっても、今後有力な選択肢の一つになることでしょう。
大きめのスマホ感覚でiPadを使いたい方、10インチサイズでは大きすぎるからコンパクトなタブレットが欲しいという方など、このサイズを愛してやまない人たちはぜひ購入を検討してみてください。
キャリアでの購入は下記より。
最新のiPad(Pro・mini・Air)の比較はiPadのおすすめは?全種類のiPadモデルをわかりやすく紹介!をご覧ください。