
【2022年6月】iPadのおすすめは?種類や違い、特徴を分かりやすく紹介!
現在iPadにはiPad ProにiPad AirにiPad miniに…と多くの種類があり、一体どれを選んでいいのか分からない!という方も多いはず。
そこで今回は「どのiPadでなにができるのか」「おすすめのiPadは」などiPadのすべてをご紹介します。
どのモデルを購入しようか悩んでいる方、自分に合ったiPadが絶対に見つかりますよ!
※記事内の価格は2021年9月21日時点のAppleストアでの税込価格です。
iPadの選び方は?
現在iPadのラインナップは、iPad、iPad Air、iPad Pro、iPad miniと計4種類のモデルがあります。
最初にiPadの選び方のポイントをまとめました。使い方から自分に合ったモデルを探してくださいね。
iPad | 安さ ★★★★★ 持ち運びやすさ ★★★★☆ 読書・動画視聴 ★★★☆☆ 動画編集 ★★☆☆☆ スペック ★★★☆☆ |
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iPad Air | 安さ ★★★☆☆ 持ち運びやすさ ★★★★☆ 読書・動画視聴 ★★★★☆ 動画編集 ★★★★☆ スペック ★★★★★ |
iPad Pro | 安さ ★★☆☆☆ 持ち運びやすさ ★★★☆☆ 読書・動画視聴 ★★★★☆ 動画編集 ★★★★★ スペック ★★★★★ |
iPad mini | 安さ ★★★★☆ 持ち運びやすさ ★★★★★ 読書・動画視聴 ★★★★★ 動画編集 ★★★☆☆ スペック ★★★☆☆ |
iPadの種類と特徴、それぞれの違い
安くてスタンダードなiPad(第9世代)
出典:apple.com2021年9月15日に発表されたiPad(第9世代)。
前モデルから20%パフォーマンスが向上したチップであるA13 Bionicや、センターフレーム機能を備えた超広角カメラを搭載。
機能はまずまずで価格も安い、いわゆる「スタンダードなiPad」と言えるでしょう。
※9月24日より発売開始
iPad(第8世代) スペック | |||
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ディスプレイサイズ | 10.2インチ | 容量 | 64GB/256GB |
本体サイズ | 高さ:250.6 mm 幅 :174.1 mm 厚さ:7.5 mm | バッテリー駆動時間 | 最大10時間 |
重さ | Wi-Fiモデル:487 g Wi-Fi + Cellularモデル:498 g | チップ(CPU) | A13 Bionic |
セキュア認証 | Touch ID | コネクタ | Lightning - USB-C |
Apple Pencil | 第1世代 | カメラ | 広角/800万画素 |
カラー | シルバー、スペースグレイ | ||
Appleストア価格 | ・Wi-Fiモデル 64GB 3万9,800円、256GB 5万7,800円 ・Wi-Fi + Cellularモデル 64GB 5万6,800円、256GB 7万4,800円 |
軽くて最新チップで高性能なiPad Air(第4世代)
出典:apple.com2020年10月23日に発売されたiPad Air(第4世代)。
iPadよりもディスプレイが大きいにも関わらず厚みは薄く、本体重量も軽いまさに「Air(エアー)」なモデル。
また、セキュリティは顔認証のFace IDでもホームボタンのTouch IDでもなく「電源ボタンに搭載されたTouch ID」となっていますよ。
搭載されているチップも全iPad中で最新のもの。
以前のiPad Airは「iPadよりもちょっと良いモデル」でしたが、最新のiPad AirはiPadよりiPad Proに近いスペックを持っていますよ。
iPadでは物足りない…という方にオススメです。
iPad Air(第4世代) スペック | |||
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ディスプレイサイズ | 10.9インチ | 容量 | 64GB/256GB |
本体サイズ | 高さ:247.6 mm 幅 :178.5 mm 厚さ:6.1mm | バッテリー駆動時間 | 最大10時間 |
重さ | Wi-Fiモデル:458 g Wi-Fi + Cellularモデル:460 g | チップ(CPU) | A14 Bionic |
セキュア認証 | Touch ID | コネクタ | USB-C |
Apple Pencil | 第2世代 | カメラ | 広角/1200万画素 |
カラー | シルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルー | ||
Appleストア価格 | ・Wi-Fiモデル 64GB 6万9,080円、256GB 8万7,780円 ・Wi-Fi + Cellularモデル 64GB 8万5,580円、256GB 10万4,280円 |
下記の記事では、iPad Air(第4世代)、iPad Air(第3世代)、11インチのiPad Pro2という、似たようなスペックの3機種を徹底比較しています。これを読めばiPad Air(第4世代)の凄さがよく分かるので、是非読んでみてください。
動画編集も快適に iPad Pro 12.9インチ(第5世代)・11インチ(第3世代)
出典:apple.com2021年5月20日に発売された12.9インチiPad Pro(第5世代)と11インチiPad Pro(第3世代)。
まさに「Pro(プロ)」の名にふさわしいiPadシリーズの最上位モデルで、今回よりApple M1チップが搭載されたことにより前作よりCPUパフォーマンスが50%、グラフィック性能が40%も向上。
イラストを描いたり動画を編集したり、キーボードを付ければサブコンピューターとしてもバリバリ活躍してくれる頼りになる1台になりました。
またメモリも6GBから8GB(16GB)に増えたほか、5Gにも対応するなど大きく進化を遂げたモデルです。
iPad Pro 12.9インチ(第5世代) スペック | |||
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ディスプレイサイズ | 12.9インチ | 容量 | 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB |
本体サイズ | 高さ:280.6 mm 幅 :214.9 mm 厚さ:6.4mm | バッテリー駆動時間 | - |
重さ | Wi-Fiモデル:682 g Wi-Fi + Cellularモデル:684 g | チップ(CPU) | Apple M1 |
セキュア認証 | Face ID | コネクタ | Thunderbolt / USB 4(USB-C) |
Apple Pencil | 第2世代 | カメラ | 広角/1200万画素、超広角/1000万画素 |
カラー | シルバー、スペースグレイ | ||
Appleストア価格 | ・Wi-Fiモデル 128GB 12万9,800円、256GB 14万1,800円、512GB 16万5,800円、1TB 21万3,800円、2TB 26万1,800円 ・Wi-Fi + Cellularモデル 128GB 14万7,800円、256GB 15万9,800円、512GB 18万3,800円、1TB 23万1,800円、2TB 27万9,800円 |
iPad Pro 11インチ(第2世代) スペック | |||
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ディスプレイサイズ | 11インチ | 容量 | 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB |
本体サイズ | 高さ:247.6 mm 幅 :178.5 mm 厚さ:5.9mm | バッテリー駆動時間 | 最大10時間 |
重さ | Wi-Fiモデル:466 g Wi-Fi + Cellularモデル:468 g | チップ(CPU) | Apple M1 |
セキュア認証 | Face ID | コネクタ | Thunderbolt / USB 4(USB-C) |
Apple Pencil | 第2世代 | カメラ | 広角/1200万画素、超広角/1000万画素 |
カラー | シルバー、スペースグレイ | ||
Appleストア価格 | ・Wi-Fiモデル 128GB 9万4,800円、256GB 10万6,800円、512GB 13万0,800円、1TB 17万8,800円、2TB 22万6,800円 ・Wi-Fi + Cellularモデル 128GB 11万2,800円、256GB 12万4,800円、512GB 14万8,800円、1TB 19万6,800円、2TB 24万4,800円 |
2020モデルのiPad Proとのスペック比較や進化した点などは下記をどうぞ。
コンパクトで子供用にも iPad mini(第6世代)
出典:apple.com2021年9月15日に発表されたiPad mini(第6世代)。
ディスプレイサイズは前モデルの7.9インチよりから8.3インチと大きくなりましたが、本体サイズは高さが約8mm小さくなり重量も軽くなりました。iPadシリーズの中で最もコンパクトなモデルです。
電子書籍を読んだりちょっとした動画を見たりなど「iPhoneじゃ小さすぎるけどあんまり大きいのもちょっと…」という使用用途にピッタリ。
4色展開となったことやコンパクトさは、小さなお子さまも使いやすいサイズ感です。
※9月24日より発売開始
iPad mini(第5世代) スペック | |||
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ディスプレイサイズ | 8.3インチ | 容量 | 64GB/256GB |
本体サイズ | 高さ:195.4 mm 幅 :134.8 mm 厚さ:6.3mm | バッテリー駆動時間 | 最大10時間 |
重さ | Wi-Fiモデル:293 g Wi-Fi + Cellularモデル:297 g | チップ(CPU) | A15 Bionic |
セキュア認証 | Touch ID | コネクタ | USB-C |
Apple Pencil | 第2世代 | カメラ | 広角/800万画素 |
カラー | スペースグレイ、ピンク、パープル、ゴールド | ||
Appleストア価格 | ・Wi-Fiモデル 64GB 5万9,800円、256GB 7万7,800円 ・Wi-Fi + Cellularモデル 64GB 7万7,800円、256GB 9万5,800円 |
iPad mini(第5世代)ついて詳しくは下記をどうぞ。
iPadの疑問
よく見る「○○世代」という表記…これって何?
上にも書いてありますが、ウェブサイトでiPadが紹介されるとき「○○世代」という表記をよく目にしますよね。
一体これってなに?と思う方も多いと思うのですが、簡単に言うとこれは何番目に発売されたiPadかを表すもの。
Appleは、iPhoneは「iPhone 6」「iPhone 11」などとナンバリングをしていますが、iPadは「iPad 4」「iPad 6」などの数字がなく、ただの「iPad」や「iPad Air」と表記しています。
これだと例えば「2010年に発売されたiPad」と「2020年に発売されたiPad」のどちらも「iPad」でややこしくなってしまいます。
そのため「2010年に発売されたiPadは1番目に発売されたiPadだから第1世代」「2020年に発売されたiPadは8番目に発売されたiPadだから第8世代」というように表記をしています。
ちなみに…基本的にAppleは最新世代のモデルのみを販売していますが、前世代のモデルも在庫がある限りAmazon等で購入することも可能。
iPadを購入・比較する際は「○○世代」を見逃さないようにしてくださいね!
ディスプレイサイズでどう違うの?
iPad | iPad Air | iPad Pro | iPad mini | |
---|---|---|---|---|
サイズ | 10.2インチ | 10.9インチ | ・12.9インチ ・11インチ | 7.9インチ |
各iPadはスペック的な違いの他、ディスプレイサイズも異なります。ちょっとややこしいので見やすく表にしてみました。
iPad Proのみ2サイズ展開で他の各iPadは1サイズのみとなっています。各iPadを並べてみると大きさの違いが分かります↓
なかなか写真で見てもサイズ感が伝わりづらいですが、
- 絵を描いたり動画編集など細かい作業をするなら11インチ以上がオススメ
- 電子書籍を読むなら7.9インチでも十分
- 10インチなら持ち運びも楽
など、ディスプレイサイズはiPadを使う用途によって選ぶのがベターです。
容量はどれを選べばいいの?
iPad | iPad Air | iPad Pro | iPad mini | |
---|---|---|---|---|
容量 | ・32GB 最小 ・128GB | ・64GB ・256GB | ・128GB ・256GB ・512GB ・1TB ・2TB最大 | ・64GB ・256GB |
iPadには容量が違うものが用意されています。簡単な表にしました。
「電子書籍を多くダウンロードする」「写真や動画を保存する」という方は32GBや64GBは少なすぎるので避け、最低でも128GB以上を選ぶことをオススメします。
最近はクラウドストレージサービスも豊富ですし一般的なファイルのやり取りなら256GBで十分です。
しかし仕事で大きなファイルをやり取りする、再生時間の長い動画を編集するなどパソコンのように使いたい方はより大きい容量を選んでおくと安心でしょう。
とは言え容量が大きくなると価格も高くなるので、本当に必要な容量を見極めることが大切です。
ちなみに保存可能な写真の枚数(1枚あたり4MBで計算)を実際に使用できるストレージから考えると、
- 32GB:約7000枚
- 64GB:約1万4000枚
- 128GB:約2万8000枚
- 256GB:約5万6000枚
- 512GB:約11万2000枚
- 1TB:約24万枚
- 2TB:約48万枚
となっています(※あくまで目安です)。
Wi-Fiモデル / Wi-Fi + Cellularモデルって何?
すべてのiPadにはWi-FiモデルとWi-Fi + Cellularモデルが用意されています。この2つには、
- Wi-Fiモデル:Wi-Fiがないと通信ができない
- Wi-Fi + Cellularモデル:Wi-Fiに加え、SIMカードを挿入することにより4Gなどの電波を使った通信が可能
という違いが。
iPadを使用する環境によりますが、Wi-Fi環境でしか使わない方やWi-FiがなくてもiPhoneとテザリングして使ったりする方はWi-Fiモデルで十分でしょう。
ただしWi-FiモデルにはGPSが搭載されていないため正確な位置情報を得ることができません。周囲のWi-Fiからある程度の位置情報は得られるとは言え、やはりGPSのほうが正確。
地図アプリや位置情報を利用するアプリなどを使う方はWi-Fi + Cellularモデルがオススメです。
どちらを買っていいか悩んでいる方はこちらの記事も参考にどうぞ。
また、セルラーモデルをお持ちの方で、おすすめの格安SIM会社を探している方は、下記の記事も参考にしてみてください!
iPadのおすすめ格安SIM会社どこ?価格、特徴から5社を徹底比較
いつまで使える?買い替え時期は
iPadはいつまで使うことができるのかというと、壊れるまで使うことができます。
ただし一定の期間が過ぎるとiPadOSのサポートから外れることになり、そうなると最新のiPadOSをインストールできなくなってしまうので注意が必要となります。
おすすめのiPad用キーボードは?
iPad用にキーボードが欲しいけど、どれを選べば良いのか分からない。種類も多く、全部同じに見えてしまうなんていう方も多いと思います。
下記の記事では、iPad用キーボードを持つメリットや選び方、おすすめモデルなど詳しく解説していますので、こちらも参考にどうぞ。
iPadの価格
さてここまで各iPadについてご紹介してきましたが、気になるのが価格。
それぞれ容量とWi-Fiモデル / Wi-Fi + Cellularモデル別の価格がこちらです。
容量 | モデル | iPad | iPad Air | iPad Pro (12.9インチ) | iPad Pro (11インチ) | iPad mini |
---|---|---|---|---|---|---|
64GB | Wi-Fi | 3万9,800円 | 6万9,080円 | - | - | 5万9,800円 |
Wi-Fi + Cellular | 5万6,800円 | 8万5,580円 | - | - | 7万7,800円 | |
128GB | Wi-Fi | 4万9,280円 | - | 12万9,800円 | 9万4,800円 | - |
Wi-Fi + Cellular | 6万5,780円 | - | 14万7,800円 | 11万2,800円 | - | |
256GB | Wi-Fi | 5万7,800円 | 8万7,780円 | 14万1,800円 | 10万6,800円 | 7万7,800円 |
Wi-Fi + Cellular | 7万4,800円 | 10万4,280円 | 15万9,800円 | 12万4,800円 | 9万5,800円 | |
512GB | Wi-Fi | - | - | 16万5,800円 | 13万800円 | - |
Wi-Fi + Cellular | - | - | 18万3,800円 | 14万8,800円 | - | |
1TB | Wi-Fi | - | - | 21万3,800円 | 17万8,800円 | - |
Wi-Fi + Cellular | - | - | 23万1,800円 | 19万6,800円 | - | |
2TB | Wi-Fi | - | - | 26万1,800円 | 22万6,800円 | - |
Wi-Fi + Cellular | - | - | 27万9,800円 | 24万4,800円 | - |
価格はiPadで3万9,800円〜、iPad Airで6万9,080円〜、iPad Proで9万4,800円〜、iPad miniで5万9,800円〜となっています。
最安はiPad(64GB)のWi-Fiモデルで3万9,800円、そして最高はiPad Pro(2TB)のWi-Fi + Cellularモデルで27万9,800円と、ひとくくりにiPadと言っても20万円以上の価格差があります。
iPadを安く買う方法
iPadを少しでも安く購入したい…という方はAppleが公式に展開している「認定整備済製品」をチェックするのもオススメ。
認定整備済製品とは簡単に言えば、
- ユーザーが購入し使用
- しかしなんらかの理由によりAppleに返品される
- Appleが整備し直す
- クリーニングも施し、なんの問題もないことを確認
をした、いわゆる新古品のこと。最大で15%引きとなっているので、認定整備済製品をチェックしてみる価値アリですよ。
公式サイト:iPad整備済製品
また、15%引きじゃ物足りない!もっと安く買いたい!という場合は中古品を探してみてもいいかもしれません。タブレット界で一番人気のiPadなので質の良い中古品も多く出回っていますよ。
中古品を販売しているオンラインショップだと、GEOオンラインストアや楽天市場
が品数が豊富なので欲しい商品が見つかるかもしれません。
その他のiPadを安く買う方法は、こちらの記事で解説をしています。
iPadは利用目的×性能で選ぼう
最後に「で、結局どれを買えばいいの?」「自分に合ったモデルはどれ?」というポイントをまとめてみました。
iPadがオススメな人
- とにかく安いiPadが欲しい
- 機能はそこそこでOK
- 使用用途はiPhoneの延長上
iPad Airがオススメな人
- 最新のiPadが欲しい
- 絵を描いたり動画編集などクリエイティブな作業もしたい
- iPadでは物足りないがiPad Proはトゥーマッチ
iPad Proがオススメな人
- 動画編集やARアプリなどガンガン使う
- Apple Pencilもガッツリ使う
- 画面は大きければ大きいほど良い
iPad miniがオススメな人
- 持ち運ぶ機会が多い
- 使用用途はiPhoneの延長上
- 外付けキーボードは付けられなくてもOK
種類が多いので迷うこともあると思いますが「iPadを使ってなにがしたいか」をきちんと考えるとおのずと合ったモデルが見つかります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
iPadを購入した方は、こちらの記事も是非チェックしてみて下さい。