
iPadのおすすめは?全種類のiPadモデルをわかりやすく紹介!
2020年9月18日にiPad(第8世代)、10月23日にiPad Air(第4世代)が発売されました。
そんなiPadにはiPad ProにiPad AirにiPad miniに…と多くの種類があり、一体どれを選んでいいのか分からない!という方も多いはず。
そこで今回は「どのiPadでなにができるのか」「おすすめのiPadは」などiPadのすべてをご紹介します。
どのモデルを購入しようか悩んでいる方、自分に合ったiPadが絶対に見つかりますよ!

目次
おすすめiPadは?iPadの選び方ポイントは?
最初にiPadの選び方のポイントをまとめました。
使い方から自分に合ったモデルを探してくださいね。
選ぶポイント | おすすめ度 | おすすめiPad | 参考価格 |
---|---|---|---|
安くてスタンダードなiPad | 安さ ★★★★★ 持ち運びやすさ ★★★★☆ 読書・動画視聴 ★★★☆☆ 動画編集 ★★☆☆☆ スペック ★★★☆☆ | iPad![]() iPadをもっと詳しくみる>> | 3万4,800円~ |
軽くて最新チップで高性能なiPad | 安さ ★★★☆☆ 持ち運びやすさ ★★★★☆ 読書・動画視聴 ★★★★☆ 動画編集 ★★★★☆ スペック ★★★★★ | iPad Air![]() iPad Airをもっと詳しくみる>> | 6万2,800円~ |
大きな画面でイラストを描いたり動画編集など快適にできるのiPad | 安さ ★★☆☆☆ 持ち運びやすさ ★★★☆☆ 読書・動画視聴 ★★★★☆ 動画編集 ★★★★★ スペック ★★★★★ | iPad Pro![]() iPad Proをもっと詳しくみる>> | 8万4,800円~ |
コンパクトで子供用にもなるiPad iPhoneの延長上でゲーム・読書・動画視聴ができる | 安さ ★★★★☆ 持ち運びやすさ ★★★★★ 読書・動画視聴 ★★★★★ 動画編集 ★★★☆☆ スペック ★★★☆☆ | iPad mini![]() iPad miniをもっと詳しくみる>> | 4万5,800円~ |

iPadの種類と特徴
まずは現在購入できるiPadのラインナップは
- iPad
- iPad Air
- iPad Pro
- iPad mini
と計4種類のモデルがあります。
iPad(第8世代)
2020年9月18日に発売されたiPad(第8世代)。

Appleの純正スタイラスペンであるApple Pencilや、タイピングがよりしやすくなるSmart Keyboardに対応し機能は十分。
しかし一方でディスプレイは廉価なものを搭載し、価格は控えめとなっています。
機能そこそこで価格は安い、いわゆる「スタンダードなiPad」と言えるでしょう。
iPad(第8世代) スペック | |||
---|---|---|---|
ディスプレイサイズ | 10.2インチ | 容量 | 32GB/128GB |
本体サイズ | 高さ:250.6 mm 幅 :174.1 mm 厚さ:7.5 mm | バッテリー駆動時間 | 最大10時間 |
重さ | Wi-Fiモデル:490 g Wi-Fi + Cellularモデル:495 g | チップ(CPU) | A12 Bionic |
セキュア認証 | Touch ID | コネクタ | Lightning |
Apple Pencil | 第1世代 | カメラ | 広角/800万画素 |
カラー | シルバー、スペースグレイ、ゴールド![]() | ||
Appleストア価格 | ・Wi-Fiモデル 32GB 3万4,800円、128GB 4万4,800円 ・Wi-Fi + Cellularモデル 32GB 4万9,800円、128GB 5万9,800円 |
iPad Air(第4世代)
2020年10月23日に発売されたiPad Air(第4世代)。

iPadよりもディスプレイが大きいにも関わらず厚みは薄く、本体重量も軽いまさに「Air(エアー)」なモデル。
また、セキュリティは顔認証のFace IDでもホームボタンのTouch IDでもなく「電源ボタンに搭載されたTouch ID」となっていますよ。
搭載されているチップも全iPad中で最新のもの。
以前のiPad Airは「iPadよりもちょっと良いモデル」でしたが、最新のiPad AirはiPadよりiPad Proに近いスペックを持っていますよ。
iPadでは物足りない…という方にオススメです。
iPad Air(第4世代) スペック | |||
---|---|---|---|
ディスプレイサイズ | 10.9インチ | 容量 | 64GB/256GB |
本体サイズ | 高さ:247.6 mm 幅 :178.5 mm 厚さ:6.1mm | バッテリー駆動時間 | 最大10時間 |
重さ | Wi-Fiモデル:458 g Wi-Fi + Cellularモデル:460 g | チップ(CPU) | A14 Bionic |
セキュア認証 | Touch ID | コネクタ | USB-C |
Apple Pencil | 第2世代 | カメラ | 広角/1200万画素 |
カラー | シルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルー![]() | ||
Appleストア価格 | ・Wi-Fiモデル 64GB 6万2,800円、256GB 7万9,800円 ・Wi-Fi + Cellularモデル 64GB 7万7,800円、256GB 9万4,800円 |
iPad Pro 12.9インチ(第4世代)・iPad Pro 11インチ(第2世代)
2020年3月25日に発売された12.9インチiPad Pro(第4世代)と11インチiPad Pro(第2世代)。

まさに「Pro(プロ)」の名にふさわしいiPadシリーズの最上位モデル。
イラストを描いたり動画を編集したり、キーボードを付ければサブコンピューターとしてもバリバリ活躍してくれる存在です。
iPad Proには12.9インチと11インチというディスプレイサイズが異なる2モデルが用意されていますが、この2モデルにスペック上の大きな違いはなく、単純に本体の大きさや重さ、そして価格が異なるのみとなっています。
iPad Pro 12.9インチ(第4世代) スペック | |||
---|---|---|---|
ディスプレイサイズ | 12.9インチ | 容量 | 128GB/256GB/512GB/1TB |
本体サイズ | 高さ:280.6 mm 幅 :214.9 mm 厚さ:5.9mm | バッテリー駆動時間 | 最大10時間 |
重さ | Wi-Fiモデル:641 g Wi-Fi + Cellularモデル:643 g | チップ(CPU) | A12Z Bionic |
セキュア認証 | Face ID | コネクタ | USB-C |
Apple Pencil | 第2世代 | カメラ | 広角/1200万画素、超広角/1000万画素 |
カラー | シルバー、スペースグレイ![]() | ||
Appleストア価格 | ・Wi-Fiモデル 128GB 10万4,800円、256GB 11万5,800円、512GB 13万7,800円、1TB 15万9,800円 ・Wi-Fi + Cellularモデル 128GB 12万1,800円、256GB 13万2,800円、512GB 15万4,800円、1TB 17万6,800円 |
iPad Pro 11インチ(第2世代) スペック | |||
---|---|---|---|
ディスプレイサイズ | 11インチ | 容量 | 128GB/256GB/512GB/1TB |
本体サイズ | 高さ:247.6 mm 幅 :178.5 mm 厚さ:5.9mm | バッテリー駆動時間 | 最大10時間 |
重さ | Wi-Fiモデル:471 g Wi-Fi + Cellularモデル:473 g | チップ(CPU) | A12Z Bionic |
セキュア認証 | Face ID | コネクタ | USB-C |
Apple Pencil | 第2世代 | カメラ | 広角/1200万画素、超広角/1000万画素 |
カラー | シルバー、スペースグレイ![]() | ||
Appleストア価格 | ・Wi-Fiモデル 128GB 8万4,800円、256GB 9万5,800円、512GB 11万7,800円、1TB 13万9,800円 ・Wi-Fi + Cellularモデル 128GB 10万1,800円、256GB 11万2,800円、512GB 13万4,800円、1TB 15万6,800円 |
iPad mini(第5世代)
2019年3月18日に発売されたiPad mini(第5世代)。

ディスプレイサイズ7.9インチとiPadシリーズの中で最もコンパクトなモデルです。
電子書籍を読んだりちょっとした動画を見たりなど「iPhoneじゃ小さすぎるけどあんまり大きいのもちょっと…」という使用用途にピッタリ。
また、このコンパクトさは小さなお子さまも使いやすいサイズ感です。
iPad mini(第5世代) スペック | |||
---|---|---|---|
ディスプレイサイズ | 7.9インチ | 容量 | 64GB/256GB |
本体サイズ | 高さ:203.2 mmg 幅 :134.8 mmg 厚さ:6.1mm | バッテリー駆動時間 | 最大10時間 |
重さ | Wi-Fiモデル:300 g Wi-Fi + Cellularモデル:308 g | チップ(CPU) | A12 Bionic |
セキュア認証 | Touch ID | コネクタ | Lightning |
Apple Pencil | 第1世代 | カメラ | 広角/800万画素 |
カラー | シルバー、スペースグレイ、ゴールド![]() | ||
Appleストア価格 | ・Wi-Fiモデル 64GB 4万5,800円、256GB 6万2,800円 ・Wi-Fi + Cellularモデル 64GB 6万0,800円、256GB 7万7,800円 |
iPadの疑問
よく見る「○○世代」という表記…これって何?
上にも書いてありますが、ウェブサイトでiPadが紹介されるとき「○○世代」という表記をよく目にしますよね。
一体これってなに?と思う方も多いと思うのですが、簡単に言うとこれは何番目に発売されたiPadかを表すもの。
Appleは、iPhoneは「iPhone 6」「iPhone 11」などとナンバリングをしていますが、iPadは「iPad 4」「iPad 6」などの数字がなく、ただの「iPad」や「iPad Air」と表記しています。
これだと例えば「2010年に発売されたiPad」と「2020年に発売されたiPad」のどちらも「iPad」でややこしくなってしまいます。
そのため「2010年に発売されたiPadは1番目に発売されたiPadだから第1世代」「2020年に発売されたiPadは8番目に発売されたiPadだから第8世代」というように表記をしています。
ちなみに…基本的にAppleは最新世代のモデルのみを販売していますが、前世代のモデルも在庫がある限りAmazon等で購入することも可能。
iPadを購入・比較する際は「○○世代」を見逃さないようにしてくださいね!

ディスプレイサイズでどう違うの?
各iPadはスペック的な違いの他、ディスプレイサイズも異なります。
ちょっとややこしいので見やすく表にしてみました。
iPad | iPad Air | iPad Pro | iPad mini | |
---|---|---|---|---|
サイズ | 10.2インチ | 10.9インチ |
| 7.9インチ |
iPad Proのみ2サイズ展開で他の各iPadは1サイズのみとなっています。
各iPadを並べてみると大きさの違いが分かりますfa-hand-o-down
なかなか写真で見てもサイズ感が伝わりづらいですが、
- 絵を描いたり動画編集など細かい作業をするなら11インチ以上がオススメ
- 電子書籍を読むなら7.9インチでも十分
- 10インチなら持ち運びも楽
など、ディスプレイサイズはiPadを使う用途によって選ぶのがベターです。

容量はどれを選べばいいの?
iPadには容量が違うものが用意されています。
簡単な表にしました。
iPad | iPad Air | iPad Pro | iPad mini | |
---|---|---|---|---|
容量 |
|
|
|
|
「電子書籍を多くダウンロードする」「写真や動画を保存する」という方は32GBや64GBは少なすぎるので避け、最低でも128GB以上を選ぶことをオススメします。
最近はクラウドストレージサービスも豊富ですし一般的なファイルのやり取りなら256GBで十分です。
しかし仕事で大きなファイルをやり取りする、再生時間の長い動画を編集するなどパソコンのように使いたい方はより大きい容量を選んでおくと安心でしょう。
とは言え容量が大きくなると価格も高くなるので、本当に必要な容量を見極めることが大切です。
ちなみに保存可能な写真の枚数(1枚あたり4MBで計算)を実際に使用できるストレージから考えると
- 32GB:約7000枚
- 64GB:約1万4000枚
- 128GB:約2万8000枚
- 256GB:約5万6000枚
- 512GB:約11万2000枚
- 1TB:約24万枚
となっています(※あくまで目安です)。

Wi-Fiモデル / Wi-Fi + Cellularモデルって何?
すべてのiPadにはWi-FiモデルとWi-Fi + Cellularモデルが用意されています。この2つには
- Wi-Fiモデル:Wi-Fiがないと通信ができない
- Wi-Fi + Cellularモデル:Wi-Fiに加え、SIMカードを挿入することにより4Gなどの電波を使った通信が可能
という違いが。
iPadを使用する環境によりますが、Wi-Fi環境でしか使わない方やWi-FiがなくてもiPhoneとテザリングして使ったりする方はWi-Fiモデルで十分でしょう。
ただしWi-FiモデルにはGPSが搭載されていないため正確な位置情報を得ることができません。
周囲のWi-Fiからある程度の位置情報は得られるとは言え、やはりGPSのほうが正確。
地図アプリや位置情報を利用するアプリなどを使う方はWi-Fi + Cellularモデルがオススメです。

iPadの価格
さてここまで各iPadについてご紹介してきましたが、気になるのが価格。
それぞれ容量とWi-Fiモデル / Wi-Fi + Cellularモデル別の価格がこちらです(2020年12月7日時点のAppleストアの価格。いずれも税別)。
容量 | モデル | iPad | iPad Air | iPad Pro (12.9インチ) | iPad Pro (11インチ) | iPad mini |
---|---|---|---|---|---|---|
32GB | Wi-Fiモデル | 3万4,800円fa-hand-o-left最安 | - | - | - | - |
Wi-Fi + Cellularモデル | 4万9,800円 | - | - | - | - | |
64GB | Wi-Fiモデル | - | 6万2,800円 | - | - | 4万5,800円 |
Wi-Fi + Cellularモデル | - | 7万7,800円 | - | - | 6万800円 | |
128GB | Wi-Fiモデル | 4万4,800円 | - | 10万4,800円 | 8万4,800円 | - |
Wi-Fi + Cellularモデル | 5万9,800円 | - | 12万1,800円 | 10万1,800円 | - | |
256GB | Wi-Fiモデル | - | 7万9,800円 | 11万5,800円 | 9万5,800円 | 6万2,800円 |
Wi-Fi + Cellularモデル | - | 9万4,800円 | 13万2,800円 | 11万2,800円 | 7万7,800円 | |
512GB | Wi-Fiモデル | - | - | 13万7,800円 | 11万7,800円 | - |
Wi-Fi + Cellularモデル | - | - | 15万4,800円 | 13万4,800円 | - | |
1TB | Wi-Fiモデル | - | - | 15万9,800円 | 13万9,800円 | - |
Wi-Fi + Cellularモデル | - | - | 17万6,800円fa-hand-o-left最高 | 15万6,800円 | - |
最安はiPad(32GB)のWi-Fiモデルで3万4,800円、そして最高はiPad Pro(1TB)のWi-Fi + Cellularモデルで17万6,800円。
ひとくくりにiPadと言っても15万円近くの価格差があります。

iPadを安く買う方法
iPadを少しでも安く購入したい…という方はAppleが公式に展開している「認定整備済製品」をチェックするのもオススメ。
認定整備済製品とはこちらで詳しくご紹介しているのですが、簡単に言えば
- ユーザーが購入し使用
- しかしなんらかの理由によりAppleに返品される
- Appleが整備し直す
- クリーニングも施し、なんの問題もないことを確認
をした、いわゆる新古品のこと。最大で15%引きとなっているので、認定整備済製品をチェックしてみる価値アリですよ。

また、15%引きじゃ物足りない!もっと安く買いたい!という場合は中古品を探してみてもいいかもしれません。
タブレット界で一番人気のiPadなので質の良い中古品も多く出回っていますよ。
iPadは利用目的×性能で選ぶ・まとめ
最後に「で、結局どれを買えばいいの?」「自分に合ったモデルはどれ?」というポイントをまとめてみました。

- とにかく安いiPadが欲しい
- 機能はそこそこでOK
- 使用用途はiPhoneの延長上

- 最新のiPadが欲しい
- 絵を描いたり動画編集などクリエイティブな作業もしたい
- iPadでは物足りないがiPad Proはトゥーマッチ

- 動画編集やARアプリなどガンガン使う
- Apple Pencilもガッツリ使う
- 画面は大きければ大きいほど良い

- 動画編集やARアプリなどガンガン使う
- Apple Pencilもガッツリ使う
- 画面は大きすぎないほうが良い

- 持ち運ぶ機会が多い
- 使用用途はiPhoneの延長上
- 外付けキーボードは付けられなくてもOK
種類が多いので迷うこともあると思いますが「iPadを使ってなにがしたいか」をきちんと考えるとおのずと合ったモデルが見つかります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。