2019年版新型iPhone の発売がされ、そろそろスマホを買い換えようとお考えの方も少なくないと思いますが、もう候補の機種は見つかりましたか?

 

賢くiPhoneを購入をしたい、コスパ重視でiPhone を選びたいと言う事であれば、価格が値下げとなっているiPhone 8を選ぶと言う方法も選択肢の1つとなります。

もし、まだ機種を絞り込んでいない、まだ迷っていると言う事であれば、今回の記事をぜひ読んで頂いて、機種選びの参考にして頂けたら…と思います。

スポンサーリンク

スマホ選びの3要素

iphone_stack

皆さんはスマホを選ぶ際に、「基準となる要素」や「重視するポイント」は何ですか?

 

人それぞれ、重視するポイントは違いますし、購入を決定する基準も異なりますが、あえて大枠で括ってみると、実は、下記の3要素に大別する事ができます。

  1. 機能・性能
  2. デザイン・操作性
  3. 価格・コストパフォーマンス

機能・性能

その端末が持つ機能のうち絶対に手に入れたい機能や、購入を決定づける最低限の性能などを指します。

 

例えば、現在の最新モデルで言えば、背景をボカして撮影できる「ポートレートモード」が必要、あるいは、顔認証が必要であれば「Face ID」機能搭載モデルが選択肢となります。

 

そうした機能は不要、あるいは指紋認証搭載モデルが欲しい…となれば、iPhone 8以前のモームボタン搭載モデルしか選択肢がありません。
つまり、欲しい機能・性能によってどの機種を購入するかがだいたい決まってくる…という事です。

デザイン・操作性

デザインは、スマホの見た目という部分も大きいですが、ボタンの配置なども含めたUI(ユーザー・インターフェイス)も1つのデザインと考えられます。

 

単純に外観が恰好いいというデザイン性ももちろん重要ですし、機能美といった見方もあります。

 

また、ボタンやスイッチ類の大きさや形や配置、ディスプレイの大きさ等によって、その端末の操作性が決まってきますが、例えば、手の小さな人が大画面モデルを購入した場合、操作性に支障をきたす可能性もあるため、デザインには見た目以外にも注目すべき点が少なくありません。

iPhone のホームボタンは親和性の高いデザイン

ちょっと余談ですが、iPhone の丸いホームボタンをデザイン面から見てみましょう。

 

皆さんはホームボタン付きのiPhone にどんな印象をお持ちでしょうか。

 

 基本的に「丸いもの」には、親しみを感じやすく、「優しさ」「柔らかさ」「安心感」など、フレンドリーなイメージを持ちやすい傾向があります。

例えば、角目(ヘッドライト)のクルマより、丸目のクルマに愛らしさを感じませんか?

 

ポルシェ911、VWビートル、フィアット500、ミニ、JEEP等々、丸目のクルマは、長年愛されるロングセラーが多いように思います。

iPhone がデビューして以来、丸いホームボタンはiPhone のアイデンティティ(identity=同一性)でした。

 

つまり、丸いホームボタンが本体下部中央に配置されている事が見た目の最大の特徴であり、iPhone である事を主張するiPhone 共通のアイデンティティ(identity=同一性)という訳です。

iphone_3types

こちらは、iPhone XS・iPhone 7・iPhone SEのフロントビューです。

ホームボタンのある右側の2機種には愛嬌がありますし、可愛さを感じませんか?

 

ホームボタンのないiPhone XSは、機能性は高まったのかもしれませんが、筆者の目には「愛らしいデザイン」と言うだけでなく、他のAndroidスマホとの違いが一目で分かりずらく、iPhone であるというデザイン面での主張=アイデンティティも失ったように感じます。

価格・コストパフォーマンス

これは読んだ通り「端末の価格」であり、その価格を出費してどんな機能・性能・デザイン・操作性が購入できるのか…という意味で、上記2つの項目にも深く関わる重要な要素です。

 

出費をどこまで許容できるかによって、購入できる機種も自ずと決まってきます。

 

当然ながら、最新の機能性能を手に入れたいと思えば、それなりの金額を支払わなければなりませんし、日常使いで使用する機能・性能と価格のバランスを重視すれば、価格が下がった旧機種が選択肢となります。

購入者は2タイプもコスパ重視では同じ

買い物をするユーザーには2タイプの人がいます。

 

1つ目は、機能・性能を最優先する人です。

何よりも、真新しい機能や、ハイスペックを利用してみたいと考える人で、多くの場合、その機能・性能を使いこなすだけの知識を持ち、あるいは、持とうと努力をする人です。

 

2つ目は、価格を重視する人です。

何かを購入する際に、できるだけ安く買いたいと考える人です。

価格を重視する人は、同じ機能・性能なら少しでも安いものを探すのは当然として、買い物を安く済ませるための努力を惜しまない人です。

 

 ただし、機能を重視する人が価格を全く無視する訳ではありませんし、価格を重視する人が機能・性能には目もくれないと言う訳ではありません。

 

要は、自分が欲しいと考える機能・性能をしっかり吟味した上で、それに対して、いくらの出費が許容できるのか…という点が重要で、それは購入者個々の「コストパフォーマンス」の基準に従って判断されるものです。

購入パターンに合わせたお勧めiPhone はこれだ

ここまで、スマホの買換えで重視される「3つの要素」と、買換えユーザーが重視する「2つの要素」をピックアップしてきましたので、これらに合わせてお勧めのiPhone をご紹介します。

2018年当時の最高性能を高コスパで購入したい人にはiPhone XR

iphone_xr
画像出典:apple.com

「iPhone 11」の登場により、2018年発売のiPhone XS/XS MAXはAppleの正式ラインナップから落とされる一方、iPhone XRは2019年ラインナップでも正規販売モデルとして残り、事前の予想通り、価格の見直しが行われました。

 

  • iPhone XR 64GB … 84,800円 → 64,800円
  • iPhone XR 128GB … 90,800円 → 69,800円
  • iPhone XR 256GB … 101,800円 → カタログ落ち

 

256GBモデルは正規ラインナップから落とされましたが、64GB/128GBは2万円超の値下げとなり、非常にリーズナブルな価格となりました。

 

iPhone XRは、2018年発売当時、フラッグシップであるiPhone XSに準ずる高機能・高性能を身にまとっています。

 

スマホの心臓部であるCPUはiPhone XSと同じ「A12 Bionic」を搭載し、疑似的ながら「ポートレートモード」も搭載しており、背景をボカした綺麗な写真を撮る事ができます。

 

「Face ID」「Apple Pay」「ワイヤレス充電」「デュアルSIM」など、高機能・高性能を手に入れる事ができます。

 iPhone XSとの違いは僅かです。

  • ディスプレイが「液晶」である(XSは有機EL)
  • シングルレンズである(XSはデュアルレンズ、XRでもポートレートモード付)
  • カメラのズームがデジタル5倍(XSは10倍、光学ズーム2倍)
  • RAMが3GB(XSは4GB)
  • 防水・防塵機能がIP67等級(XSはIP68等級)
  • 3D Touch機能がない(XSはあり)
  • ストレージが小さい(XRは64/128/256GB、XSは64/256/512GB)

列挙すると項目的には多く感じますが、1つ1つの違いは、日常の使用における重要度はあまり大きくありません。簡単に言えば、日常の使用において支障がない機能と言えます。

 

 一方、iPhone XRの方が優れている点もあります。

  • ディスプレイが大型(XRは1インチ、XSは5.8インチ)
  • バッテリーが長持ち(XRは連続通話25時間、XSは20時間)
  • ボディカラーが豊富(XRは6カラー、XSは3カラー)

 

ただし、iPhone XRを選んだ場合には、丸いホームボタンを配した「愛されデザイン」は手に入りません。

 

※iPhone XS/XS MAXは、2019年のAppleのラインナップから落とされています。

A13 Bionic・デュアルレンズカメラ搭載で1万円高のiPhone 11

iPhone XRの後継機として登場したiPhone 11ですが、その性能・機能アップと、価格設定に驚いた方も少なくなかったと思います。

 

2018年のiPhone XRは、フラッグシップモデルiPhone XSの廉価版の位置づけでしたが、2019年モデルでは、iPhone 11がレギュラーモデル、iPhone 11 Proはプレミアムモデルとしての位置づけで登場した上、値下げとなったiPhone XRに+1万円の74,800円という破格な価格設定は、ある意味で衝撃的でした。

 

iPhone 11がiPhone XRよりも勝っている点は以下の通りです。

  • CPU … A12 Bionic → A13 Bionic
  • カメラ… シングルレンズ → デュアルレンズ
  • 撮影モード … ナイトモードが新搭載
  • ズーム … 5倍デジタルズーム → 2倍光学ズーム+10倍デジタルズーム
  • インカメラ … 8MP f2.2 True Depth → 12MP f2.2 True Depth
  • 防水 … IP67(水深1mで30分)→ IP68(水深2mで30分)
  • オーディオ … ワイドなステレオ再生 → 空間オーディオ再生 Dolby Atoms対応

 

主な違いはこれだけあり、特にカメラ・写真機能・性能の向上は大きな差がありますが、これで、1万円差であれば、iPhone 11を選択する事も充分に「あり」だといえます。

 

iPhone 11の本体価格は2019年10月25日時点では以下の通りです。

  • iPhone 11 64GB … 74,800円(現行 iPhone XR 64GBの+1万円)
  • iPhone 11 128GB … 79,800円(現行 iPhone XR 128GBの+1万円)
  • iPhone 11 256GB … 90,000円(現行 iPhone XR 256GBはラインナップから落とされました)

 

前年のiPhone XRの発売当時の価格よりも1万円程度割安なのに、機能・性能は割増しになっているiPhone 11は、値段の問題で選択肢から排除するのは勿体ないと感じます。

 

実は、筆者は発売直後からiPhone 11を利用していますが、iPhone XRとの機能差・性能差は歴然ですし、下手すると、前年のiPhone XSよりも高機能・高性能を感じる場面が多々あります。

 

もちろん、有機ELディスプレイを搭載するiPhone XSの方が優れている面もあるのですが、税込み12万円超の価格を考えれば、その程度の差は当たり前、逆に、もっと差がないと納得がゆかない…というほど、iPhone 11は大きな進化を見せています。

 

筆者が実際に利用して特に大きな違いを感じたのは、新搭載の「超広角レンズ」の効果です。
従来の広角レンズでは得られない画角は新鮮で、表現力も大幅に強化されています。

 

また、広角レンズ+望遠レンズだったiPhone XSと比べ、広角レンズ+超広角レンズの組合せになったiPhone 11は、iPhone XSよりもずっと近距離でのポートレートモード撮影が可能となった事で、ポートレートモードの使い勝手が大幅に向上しています。

 

さらに、ナイトモードも夜景や室内での撮影に大きな威力を発揮します。
被写体が、何が何だか分からないような暗がりでの撮影でも、しっかりと色合いや表情を写し取ってくれるので、室内撮影が多い筆者にとって必須機能となっています。

 

これらのカメラ機能・性能だけでも、iPhone XRに+1万円の差額の価値は充分だと感じます。

 

iPhone XRに+1万円の差額で、1万円以上の機能・性能差を手に入れられるiPhone 11もまた非常にお勧めのiPhone である事は間違いありません。

機能・性能・デザイン・価格がバランスするiPhone 8がベストバイ

iphone_8
画像出典:apple.com

コスパ重視のユーザーへのお勧めiPhone の筆頭は「iPhone 8」です。

 

外観的にはほとんどiPhone 7と変わりませんし、機能的にもiPhone 7との違いは、CPUなどの心臓部を除けば、ワイヤレス充電程度の差しかありません。

しかし、お勧めの理由は以下の4点からです。

  1. 機能性能と価格のバランスが良好
    日常使用で必要な機能・性能と、価格がバランスしており、高コスパであること。
    iPhone 7で身に着けた「防水防塵」「Apple Pay」に加え、「ワイヤレス充電」が加わりました。
  2. iOSアップデート対象の問題
    当面、3~4年はiOSアップデート対象から外れる心配がなさそうなこと。
  3. ホームボタン付きモデルの最終型
    iPhone 8はホームボタンを装備するモデルの最終型です。ホームボタンを使った指紋認証は、画面内蔵型で復活するとの噂もありますが、ホームボタン付きのモデルは、今後はもう登場する事はなさそうですので、ラストチャンスかもしれません。
  4. 端末価格の値下げ
    iPhone 11シリーズ発売に合わせ、Apple及び、通信各社でのiPhone 8の価格が値下げとなっています。
    Apple StoreでのSIMフリー機の価格は以下の通りです。
    iPhone 8 64GB … 52,800円
    iPhone 8 128GB … 57,800円
    iPhone 8 Plus 64GB … 62,800円
    iPhone 8 Plus 128GB … 67,800円

    5~6万円の端末価格は、Androidスマートフォンでも普及クラス~中級クラスの価格で、割安と言われるAndroidスマホに充分競合する事ができる価格です。
    ホームボタン搭載機の最終型という事で、UI(ユーザーインターフェイス)も充分にこなれて、Androidからの乗換えでも、直感的に使用する事ができるiPhone です。

iPhone 8は2018年で最も売れたダントツの超人気機種

実は、iPhone 8は2018年及び、2019年上半期で最も販売数が多かったスマートフォンです。

順位機種シリーズメーカー販売シェア
1.iPhone 8Apple25.4%
2.iPhone XApple6.1%
3.iPhone 8PLusApple4.5%
4.Xperia XZ1Sony Mobile Communications4.3%
5.AQUOS senseSHARP4.0%
6.iPhone SEApple3.7%
7.Huawei P20 liteHuawei Technologies3.2%
8.iPhone XSApple3.0%
9.iPhone 6sApple3.0%
10.Huawei P10 liteHuawei Technologies2.7%

データ出典:BCNランキング

 

こちらは、BCN-Rの集計による2018年のスマートフォン実売数を元にした各社のシェアTOP10です。

 

TOP10のうち6機種をiPhone が占め、中でも、iPhone 8は、他社製品は元より、同じApple社製の他製品に大差をつける1ケタ違うダントツのシェアを記録しています。

 

これだけ多くのユーザーに支持されるのは何らかの事情があるはずですが、iPhone XS/XS MAX/XRが高額であるからだけではない、iPhone 8の良さや魅力があると考えるべきです。

 

もちろん、ホームボタン装備の最後のモデルという事も影響しているはずですが、1台のスマホとしての特徴が無ければ、これほどのシェアの差はできないと考えられます。

新機能や新セキュリティ対策はiOSやアプリによってもたらされる

発売から2年以上経過したiPhone 8は古すぎない?と心配な方へ、iPhone が長期間愛用される秘密をご紹介します。

 

 毎年、iPhone 発売時期には、新型iPhone に搭載される新しい機能や性能に注目が集まります。

例えば、2018年発売のiPhone XSには以下のような新機能が搭載されていました。

  • ショートカット
  • 計測(アプリ)
  • ポートレートモード
  • ミー文字
  • スクリーンタイム
  • バッテリー管理機能

これらの主だった新機能のうち、iPhone XS/XS MAX/XRでしか利用できないのは、デュアルカメラ搭載によって実現した「ポートレートモード」と「ミー文字」だけで、それ以外の機能は、iOS12とアプリのインストールで旧端末でも利用できるようになります。

 

さらに、今年2019年に登場した「iOS 13」では以下のような機能が、旧端末でも利用できるようになりました。

 

  • ダークモード(目に優しく、有機ELディスプレイ機のバッテリー消費を抑えます)
  • バッテリー充電の最適化(ユーザーの利用パターンを学習して、劣化の少ない最適な充電を行います)
  • 省データモード(Appのネットワークデータの使用量を減らす事で、通信料金を抑制します)

つまり、新型iPhone が新たに身に着けたハードウエア上の機能は、そのハードウエアを装備していない旧機種では実現できませんが、ソフトウエアで身に着けられる機能は、iOSのアップデート対象であれば旧機種でも利用する事ができるわけです。

 

これこそiPhone が長年の使用に耐える最大の理由です。

 

最新モデルのハードウエア面での新機能が何なのか、要不要をしっかり吟味する事で、高コスパな旧端末を長期間、安心・安定的に利用できると言う訳です。

 

iPhone にとっては、数年の発売時期の違いは、日々の実用においては僅かな差でしかありません。

 

日々の使用に充分答えてくれる機能・性能、iPhone としてのアイデンティティであるホームボタンを備え、現在のスマホデザインのスタンダードとなったiPhone らしいデザイン、長年親しまれてきた操作性、さらに、iOSアップデート対象の件を勘案した場合、iPhone 8であれば短くても3~4年、長ければ5~6年でも充分に日常使用に耐えるロングライフ性と3拍子揃ったiPhone 8を、コスパ重視のユーザー向けのベストバイと致します。

 

ただ一方で、iPhone 11の価格設定も無視できない高コスパである事もまた事実です。
A13 Bionicによって処理や起動が高速化され、デュアルレンズ化による超広角レンズ搭載で進化したポートレートモード、写真撮影から「暗さ」というハードルを取り去ったナイトモードなどは、最新モデルだけの大きなメリットです。

 

5~6万円のiPhone 8か、7~8万円のiPhone 11か…、選ぶのは難しいですが、突き詰めると、やはり決め手は価格とカメラ機能・性能の差ではないかと思います。
iPhone 11の機能・性能が必要なら、7~8万円の出費は充分に価値があるといえますし、逆に、iPhone 11の機能・性能が不要なのであれば、中途半端にiPhone XRを選ばず、価格最優先でiPhone 8をチョイスすべきでしょう。

 

これからiPhoneを購入される方の参考になれば幸いです。

 

スポンサーリンク