
iPhoneの調子が悪い時はコレ!順番に試したい7つの方法
iPhoneの動きが鈍い、フリーズする、電波はあるのにネットに繋がらない、文字入力がもたつく…などたまに訪れるiPhoneの不調。
今回はそんな時に試したい7つの方法をご紹介します。
どんな不調が起きているのかにもよりますが、上から手軽に試せるものをご紹介しますので、ぜひ順番に試してみてくださいね。
Wi-Fiをオフにする
Wi-Fiに繋がっていてさっきまでは問題なく使えていたのに、いきなり遅くなった…という時は、一度Wi-Fiをオフにしてみるといいかも。
もちろんWi-Fi本体の問題で遅くなっている可能性もありますが、iPhoneのWi-Fiオン・オフで直ることもあります。
iPhoneのコントロールセンターからオン・オフできますよ。
モバイルデータ通信をオフにする
Wi-Fiではなく4Gや5Gに繋がらなくなった時は、モバイルデータ通信を同じくオン・オフしてみてください。
再起動する
電波問題に限らず、iPhoneがなんかおかしい…時にまず試したいのが再起動。たいていの不調は再起動で直りますよ。
iPhoneは常に持っているものなので忘れてしまいがちですが、iPhoneもコンピュータです。パソコンの電源を落とすようにiPhoneも定期的に電源を落としてリセットしてあげましょう。
再起動の方法はモデルによって異なりますので、以下から自分のiPhoneの再起動方法を確認してくださいね。
iPhone 12、11、X
- サイドボタンと音量調節ボタンの1つ(どちらでもOK)を同時に長押し
- スライダーをドラッグ
iPhone SE (第2世代)、8、7、6
- サイドボタンを長押し
- スライダーをドラッグ
iPhone SE (第1世代)、5以前
- トップボタンを長押し
- スライダーをドラッグ
強制再起動する
もしもiPhoneがフリーズしてしまった、画面を触っても反応しない、再起動もできない…という場合は強制再起動しましょう。強制的に再起動してもデバイスのコンテンツは消去されないので安心してくださいね。
強制再起動の方法は以下の通りです。
iPhone 12、11、X、8
- 音量を上げるボタンを押してすぐに放す
- 音量を下げるボタンを押してすぐに放す
- サイドボタンをAppleのロゴが表示されるまでそのまま押し続ける
iPhone 7、iPhone 7 Plus
- サイドボタンと音量を下げるボタンを同時に押し、Appleのロゴが表示されるまでそのまま押し続ける
iPhone 6s以前
ホームボタンとトップボタン (またはサイドボタン) を同時に押し、Appleのロゴが表示されるまでそのまま押し続ける。
ネットワーク設定をリセットする
Wi-Fiをオン・オフしても再起動しても調子が悪いままだったら、ネットワーク設定をリセットしてみましょう。
iPhoneの設定アプリ→一般→リセット「ネットワーク設定をリセット」→パスコードを入力→「ネットワーク設定をリセット」でリセットできます。
ネットワーク設定をリセットすると、
- Wi-Fiのパスワード
- インターネット共有の設定
- モバイルデータ通信(APN)の設定
- VPNの設定
- Bluetoothの登録データ
- ペアリング情報のデータ
が初期化されます。初期化されたあとはWi-Fi等、もう一度登録し直す必要があるのでご注意ください。
すべての設定をリセットする
ここまでやっても解決しない場合は、「すべての設定をリセットする」を試してみましょう。
iPhoneの設定アプリ→一般→リセット→パスコードを入力→「すべての設定をリセット」でリセットされます。
この「すべての設定をリセットする」では、初期化されるものとされないものがあります。初期化されないものは以下の通りです。
- Apple IDのデータ
- メールアカウントのデータ
- 写真や動画、音楽のデータ
- ユーザー辞書
- アプリとそのデータ
- 「パスワードとアカウント」に保存したパスワード
初期化されるものはこれ以外、例えばWi-Fiの設定、通知の設定、壁紙、アラームの設定など各種設定となっています。
万が一「初期化されないと思ったのにされちゃった!」という事態にならないためにも、すべての設定をリセットする前にバックアップはとっておきましょう。
すべてのコンテンツと設定を消去する
すべての設定をリセットしてもダメなら最終手段。すべてのコンテンツと設定を消去しましょう。
iPhoneの設定アプリ→一般→リセット→「すべてのコンテンツと設定を消去」→パスコードを入力→iPhoneを消去、で消去されます。
この「すべてのコンテンツと設定を消去」ではiPhone本体のデータがすべて消去されます。例えば
- 写真
- アプリ
- 各設定
が消去され、iPhoneを購入した時(工場出荷時)の状態となります。ただしiPhone本体ではなくクラウド上やオンライン上のデータは消去されません。例えば
- SNSに投稿した内容
- AppStoreで購入したデータ
- 各アプリやサイトのIDやパスワード
- LINEスタンプ
などは消去されませんのでご安心くださいね(再ダウンロードが必要な場合があります)。
また、「すべての設定をリセットする」と同様、すべてのコンテンツと設定を消去する際も必ずバックアップを取ってから試すようにしてくださいね。
修理に出す
さて、ここまで手を尽くしてももうどうにもならない…という場合は残念ながら自分で直すことは難しそうです。Appleに修理依頼を出しましょう。
修理に出す手順は以下の通りです。
持ち込み修理の場合
Apple StoreやAppleの正規サービスプロバイダ、またはキャリアに直接持ち込んで修理に出す場合は、
- バックアップをとる
- Apple IDのパスワードを用意しておく
- 「iPhoneを探す」をオフにする(iPhoneの設定アプリ→一番上のアカウント→探す→iPhoneを探すをオフに)
- 各ストアや店舗に修理の来店予約をとる
持ち込む際は購入時のレシート、iPhone本体、運転免許証などの本人確認書類を一緒に持っていくようにしてくださいね。
配送修理の場合
iPhoneを配送して修理してもらう場合は、
- バックアップをとる
- 「iPhoneを探す」をオフにする(iPhoneの設定アプリ→一番上のアカウント→探す→iPhoneを探すをオフに)
- iPhoneを初期化する(すべてのコンテンツと設定を消去)
- SIMカードを取り出しておく(eSIMの場合はキャリアに問い合わせてサービスの停止を申し込む)
- ケースや画面保護フィルムなどを取り外す
- iPhoneの修理サービスを申し込む
となっていますiPhoneの修理サービスはこちらから申し込めますよ。
iPhoneの不調時は、まずは再起動から
以上、iPhoneの調子が悪い時に試したい7つの方法をご紹介しました。
ちょっとした不調は再起動でほとんどの場合改善しますので、iPhoneの調子が悪くなったらまずは再起動を試してみてください。それでも治らない場合は、最新機種の検討もしてみてもいいかもしれません。
参考になれば幸いです!
