
英語配列(US)キーボードをおすすめする3つのメリット≫作業効率が爆上がり!
キーボードには様々な配列がありますが、日本では主に「JISキーボード(日本語キーボード)」と「USキーボード(英語キーボード)」の2種類が多く販売されています。
日本人だからとりあえずJISキーボードを選んでおけば良いでしょ!」と考え、無条件でJISキーボードを選んでいる人も多いのではないかと思います。
しかし実際のところ、USキーボードはスタイリッシュ&機能的でかなりおすすめなんです。
そこで今回は、USキーボードとJISキーボードの違い、USキーボードのメリット・デメリット、おすすめのUSキーボード4選を詳しくご紹介します。
USキーボードについての理解を深めて、自分にぴったりなものを選んでくださいね!
※本記事は、2021年4月20日時点のAmazonのみ価格を掲載しています。価格は随時変動する可能性があるので、購入時に必ずリンク先の価格をご確認ください。
おすすめのUSキーボード4選!
USキーボードのメリットをご紹介する前に、おすすめのUSキーボード4選をまとめました。「とにかく早くおすすめ商品が知りたい!」という人は、以下のスペック比較表を参考に選んでみてくださいね。
商品名 | Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード | Apple Magic Keyboard | BUFFALO BSKBB705BK | Razer BlackWidow Lite |
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イメージ | ||||
価格 | 2,000円 | 1万3,501円 | 5,270円 | 1万0,978円 |
メーカー | Anker | Apple | BUFFALO | Razer |
対応OS | iOS Android 3.0 以降 Mac OS X 10.2.8 以降 Windows 10・8・7・Vista・XP | macOS 10.12.4以降 iOS 10.3以降 | OS 8 以降 Android 4.1 以降 Windows 10・8.1・7 Mac OS | Windows |
本体サイズ | 28.39cm×12.19cm×1.84cm | 41.87cm×11.49cm×0.41~1.09cm | 29.7cm×9.6cm×0.6cm(使用時) 14.8×9.6×1.3cm(折りたたみ時) | 36.1cm×13.3cm×3.62cm |
重量 | 約200g | 390g | 約324g | 660.9g |
有線/無線 | 無線(Bluetooth接続) | 有線(Lightningケーブル接続) 無線(Bluetooth接続) | 無線(Bluetooth接続) | 有線(USB接続) |
特徴 おすすめポイント | 軽量・コンパクト タイピング音が静か | テンキー付き 有線・無線両対応 | 折りたたみ式 ケース兼スタンド付属 | タイピング音が静か バックライト付き |
USキーボードとJISキーボードの違い
USキーボードとJISキーボードは一体何が違うのでしょうか?まずは画像で見てみましょう。
▼JISキーボード▼
画像出典:apple.com
▼USキーボード▼
画像出典:apple.com
細かな違いは多々ありますが、特に使用感を大きく左右する相違点については以下の通りです。
- かな記載&かな入力の有無
- キー全体の配置
- 頻繁に使用するキーの形状と大きさ
まず最も大きく違う点として、「かな記載&かな入力の有無」が挙げられます。
JISキーボードにはひらがなが印字されていますが、USキーボードはアルファベットのみです。
それに伴い、USキーボードはひらがなのキーを押して日本語を入力する「かな入力」ができません。
2点目は「キー全体の配置」。一見わかりにくいですが、JISキーボードは左寄せ、USキーボードは中央寄せの配置となっています。
3点目は、頻繁に使用するキー「delete(backspace)」・「shift」・「return」の形状と大きさ。
JISキーボードと比べて、USキーボードの「delete(backspace)」と「shift」の形状は、中央側に大きく伸びています。
「return」は縦を大きく削られたものの、中央側に若干伸びています。
これらの違いは、USキーボードとJISキーボード双方のメリット・デメリットに大きく関わってきます。詳しい内容については、次の章で1つずつご紹介しますね。
USキーボードの主なメリット
USキーボードとJISキーボードの違いを踏まえた上で、USキーボードの主なメリットをご紹介します。
JISキーボードと比較しながら、1つずつ詳しく解説していきますよ。
メリット1:ホームポジションから入力しやすい中央寄せ配置
ホームポジションとは、タイピング時の基本ポジションのこと。人差し指を「F」と「J」に、親指を「スペースキー」に、それぞれ置いた状態のことを意味します。
USキーボードのキーは中央寄せで配置されているため、ホームポジションから手を離すことなく両端のキーまで届きます。
その上、頻繁に使う「delete(backspace)」・「shift」・「return」の位置が中央に近いという特徴があるため、より効率的にタイピングできるようになっているんです。
一方で、JISキーボードは左寄せで配置されているため、ホームポジションから右端のキーを入力するのが難しく感じる場合があります。
そのため、USキーボードに比べると、あまり効率的な配置ではないと言えるでしょう。
タイピングの速度や精度を上げたい人は、USキーボードを選ぶのがおすすめです。
メリット2:1つのキーの割り当てが2つ以内
USキーボードでは、1つのキーに割り当てられているアルファベット・数字・記号は2つ以内となっています。
そのため、片方は通常通り、もう片方は「shift」を押すと入力できる、と直感的にわかりやすいんです。
一方で、JISキーボードでは、1つのキーに3つ以上のひらがな・数字・記号が割り当てられていることがあります。
どのキーを押せばどの文字が入力できるのか、混乱してしまいやすくなるんです。直感的な操作性を求める人は、シンプルな割り当てのUSキーボードを使う方が良いでしょう。
メリット3:スマートなデザイン
USキーボードのキーは中央にアルファベットのみが印字されていて、非常にスマートなデザインです。
一方で、JISキーボードのキーはアルファベット+日本語が印字されていて、USキーボードに比べると若干ごちゃごちゃとした印象を与えます。
実際、よりスマートなデザインを求めて、JISキーボードからUSキーボードに変えたいと考える人もたくさんいます。
シンプルで洗練されたデザインで身の回りを統一したい人は、USキーボードがピッタリです。
USキーボードの主なデメリット
続いては、USキーボードの主なデメリットをご紹介していきます。
デメリット1:「かな入力」ができない
USキーボードは、ひらがなのキーを押して日本語を入力する「かな入力」ができません。
普段かな入力をしている人にとっては、最大のデメリットと言えます。
今後もずっとかな入力を続けていく、ローマ字入力は一切しない、という人はそもそもUSキーボードを選ぶべきではないでしょう。
一方で、普段ローマ字入力をしている人の場合は、特に不便に感じることはありませんよ。
デメリット2:「かな/英数キー」がない
USキーボードには「かな/英数キー」がありません。
一応「command」+「space」でかな/英数の切り替えは可能ですが、2つのキー押す必要があるため面倒です。
しかしこのデメリットは、フリーソフト「Karabiner」などを使用することによって、既存キーに「かな/英数キー」を割り当てることで解決できます。
一度設定してしまえばその後はスムーズに使えますが、設定が面倒という人にとってはデメリットと言えるでしょう。
デメリット3:「return」が小さい
USキーボードの「return」は、JISキーボードと比べて縦幅がかなり小さくなって、横幅は中央側に若干大きく伸びています。
JISキーボードの大きな「return」に慣れていると、USキーボードの小さな「return」が押しづらく感じるのもわかります。
実際、視認性は悪くなるので、キーボードを見ながら打つ人にとってはデメリットになると言えるでしょう。
しかし、ホームポジションでブラインドタッチをする人にとっては、小指で押すキーである「return」の縦幅が削られても、不便に感じることはあまりないでしょう。
むしろ、横幅が中央側に若干大きく伸びている方が、ホームポジションからアクセスしやすくなるので使いやすいです。
タイピングに慣れている人はUSキーボードの方が使いやすいですが、慣れていない人にとっては使いづらいかもしれませんね。
デメリット4:JISキーボードを使っていた場合は慣れるまで時間がかかる
USキーボードとJISキーボードでは、記号の配置や入力方法が大きく異なるため、それぞれ使いこなすのに慣れが必要です。
例えば、「@」や「:」などのキーについて、JISキーボードではワンタッチで入力できますが、USキーボードでは「shift」を押しながら入力する必要があります。
このように、特に記号の入力については、使い慣れるまで戸惑うことが多くなるでしょう。
JISキーボードをずっと使っていた人にとって、慣れるのに時間がかかることはデメリットと言えそうです。
おすすめのUSキーボード4選
ここからは、おすすめのUSキーボード4選を、1つずつ詳しくご紹介していきます。
Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード
商品名 | Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード |
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価格 | 2,000円 |
重量 | 約200g |
有線/無線 | 無線(Bluetooth接続) |
特徴 おすすめポイント | 軽量・コンパクト/静音設計 |
たったの2,000円で購入できる、コスパ最強のBluetoothキーボード。
MacやWindowsなどのPCはもちろん、タブレットやスマホなどにも繋げて使用できるため、非常に自由度が高いです。
約200gという驚異的な軽さで持ち運びにピッタリ!狭い場所でも難なく使用できる、コンパクトなサイズ感も魅力です。カフェの小さいデスクでも快適に使いたい、家のデスク上のスペースをより有効に使いたい、そんな悩みを解決してくれます。
また、タイピング音が静かなので、大きな音が出せない会議室や寝室などでの使用にも向いていますよ。
Apple Magic Keyboard
商品名 | Apple Magic Keyboard |
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価格 | 1万3,501円 |
重量 | 390g |
有線/無線 | 有線(Lightningケーブル接続) 無線(Bluetooth接続) |
特徴 おすすめポイント | テンキー付き 有線・無線両対応 |
計算作業やデータ入力作業を行う時に欠かせない「テンキー」付きのApple純正キーボードです。
ほかにも、画面を素早くスクロールできる「操作キー」や、PCゲームに欠かせない「フルサイズの矢印キー」などが付いているなど、キーの種類が充実していますよ。
また、有線・無線接続の両方に対応しています。
狭いスペースで使うときやデスク上をごちゃごちゃさせたくないときには、ケーブルのいらない無線接続が便利。
一方で、大切な作業時など、接続の安定性を高めたいシーンではLightningケーブルでの有線接続に切り替える、なんていう使い方もできますよ。
さまざまなシーン・使い方に対応できる、万能なUSキーボードです。
BUFFALO BSKBB705BK
商品名 | BUFFALO BSKBB705BK |
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価格 | 5,270円 |
重量 | 約324g |
有線/無線 | 無線(Bluetooth接続) |
特徴 おすすめポイント | 折りたたみ式 スタンド機能付きケース付属 |
2つに折りたためるタイプのBluetoothキーボードです。
無線接続タイプなので、ケーブルやレシーバーなど他のアイテムを用意する必要がなく、非常にスマート。カフェや新幹線などの狭いスペースでも使いやすいところが便利ですよ。
付属のスタンド機能付きのケースは、外部衝撃や摩擦からUSキーボードを保護するケースの役割と、タブレットやスマホを立てかけるスタンドの役割の2役を担ってくれる優れモノ。
持ち運ぶのに最適な要素を備えた商品です。
約5,000円と非常にリーズナブルな価格も魅力。普段使い用のUSキーボードをすでに持っている人でも、持ち運び専用のUSキーボードとして購入を検討してみてはいかがでしょうか。
Razer BlackWidow Lite
商品名 | Razer BlackWidow Lite |
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価格 | 1万0,978円 |
重量 | 660.9g |
有線/無線 | 有線(USB接続) |
特徴 おすすめポイント | 静音設計 バックライト付き |
静音設計×静音性をより高めるOリング内蔵という、二重の消音対策が施された有線キーボードです。
タイピング音が静かながらも、しっかりとしたタッチ感を実現しているため、打ち心地の良さを求める人でも満足できるでしょう。
バックライトが付いているため、暗い場所で使用できるのが便利。あえて暗い場所で集中してゲームや作業をしたいときなどに大活躍します。
また、最高8,000万回キーを打つことができるという、非常に高い耐久性を持つところも魅力の1つ。
長く愛用したい人におすすめできるのはもちろん、キーを連打しまくるゲームをプレイする人にも向いていますよ。
「ローマ字入力」をする人はUSキーボード一択!
結論、「ローマ字入力」をする人はUSキーボードを選ぶのが断然おすすめです!
理由としては、
- ホームポジションで効率的にブラインドタッチできるキー配置になっている
- 「かな入力ができない」以外のデメリットはすべて工夫次第で解決できる
上記の2点が挙げられます。
「ローマ字入力」でJISキーボードを使っている人は、USキーボードに変えることで、文字入力の作業効率が爆上がりする可能性が非常に高いです。
使いこなすまでは大変かもしれませんが、使いこなせるようになってからの快適度は計り知れませんよ!
ぜひこの記事を参考にして、自分に合ったUSキーボードを選んでみてくださいね!