
意外と知らないMacBookの便利な機能5つ!Big Surの新機能も
iPhoneやApple Watchの便利機能を以前ご紹介しましたが、今回はMacBookの便利機能5つをご紹介したいと思います。
2020年11月12日にリリースされた現在の最新OS「Big Sur」に搭載された新機能もありますので、MacBookユーザーの方はもちろん、MacBookを購入しようかどうか迷っている方もぜひチェックしてみてくださいね!
また、MacBook歴10年の筆者が「MacBookを使う上でこれだけは絶対に欠かせない!」という神アプリも紹介しちゃいます。そちらもぜひお見逃しなくッ。
MacBook ProとAirについては、下記の記事に詳細にまとめましたのでぜひこちらも参考にしてみてください。
MacBookの便利機能
ではさっそくMacBookの便利機能を見ていきましょう!
種類豊富なスクリーンショット
MacBookにはスクリーンショット機能が搭載されているのですが、1つだけではありません。
- 画面全体のスクリーンショット
- 範囲を指定したスクリーンショット
- いま開いているウィンドウのみのスクリーンショット(シャドウあり)
- いま開いているウィンドウのみのスクリーンショット(シャドウなし)
なんと4種類ものスクリーンショットがあります。まず基本の「1. 画面全体のスクリーンショット」は、command + shift + 3
で撮ることができます。
続いて画像のような、「2. 範囲を指定したスクリーンショット」は、command + shift + 4
で可能です。
「3. いま開いているウィンドウのみのスクリーンショット(シャドウあり)」はcommand + shift + 4 + space
の後にスクリーンショットしたいウィンドウをクリック。
最後に「4. いま開いているウィンドウのみのスクリーンショット(シャドウなし)」は、command + shift + 4 + space
の後にスクリーンショットしたいウィンドウをoptionを押しながらクリックでOK
覚えるのが大変そうですが、かなり便利に使える機能なのでぜひ使ってみてくださいね!
YouTubeを見ながら作業
YouTubeを見ながら作業したい時、画面を切り替えながら…というのは大変ですよね。でもMacBookなら大丈夫。
まずSafariで見たいYouTubeを再生し、再生画面を1回右クリック。そうしたらもう1回そのまま右クリックします。
「ピクチャ・イン・ピクチャにする」という項目が出てくるので、これをクリックしてください。
するとYouTubeが小窓化します。Safariを閉じてもYouTubeは小窓化したままなので、他のアプリを開いてもOKですよ。
小窓は右上、右下、左下、左上と移動することもできるので、自分の好きな場所に設置してくださいね。
画面分割して作業
例えば旅行先を調べるときウェブページとマップを交互に開きながら見るのが面倒ですが、MacBookの機能「スプリットビュー」を使えば簡単。
左上の緑のボタンを長押しすると「ウインドウを画面左側にタイル表示」と出てくるのでそれをクリック。すると画面が左側に固定されます。
そうなることで、例えばマップアプリを開けば…このように左で観光地を調べ、右側で経路を調べる…なんてことができちゃうわけですね。
他にも左側で英文サイトを見ながら、右側は翻訳アプリ「DeepL」を開いて翻訳しながら読む…なんて使い方も。
すべてのアプリがスプリットビューに対応しているわけではないのですが、使い方はたくさんあるのでぜひお試しください!
Big Surで搭載された新機能
さて、ラスト2つは最新MacOS「Big Sur」に搭載された2つの便利な新機能を見ていきましょう。
2020年11月12日にリリースされ、現在11.5.2が最新となっているMacOS「Big Sur」。
以前のMacOS「Catalina」と比べると、アイコン等のインターフェースや通知センターのデザインの違いがすぐに分かります。
さてそんな「Big Sur」はデザイン以外にも新機能がいくつかあるのですが、ぶっちゃけ「便利な機能なのか」と言われるとそうでないものも多く…。
ということで今回はそんな新機能の中でも、ユーザーとしては嬉しい機能2つをご紹介しますね。
充電速度の調整をオフにする
Big Surでは右上にあるバッテリーアイコンをクリックし「バッテリー環境設定」へ進むと、MacBookのバッテリー残量や使用状況を詳しく見ることができます。
iPhoneですでに導入されている「OSがユーザーの充電サイクルを学習し、使い始める直前までバッテリーの充電を80%で停止。使い始める頃に100%にする」というバッテリー充電の最適化がBig Surでも搭載されました。
毎日同じような時間に充電して使い始めるユーザーにとってはバッテリーの消耗を防ぐありがたい機能なのですが、毎日バラバラな時間にMacBookを使う人にとってはありがた迷惑でもありますよね。
そんな方はこの機能をオフにしちゃいましょう。
先ほど同様、右上のバッテリーアイコンから「バッテリー環境設定」へと進み、バッテリーカテゴリの「バッテリー充電の最適化」をオフにすればOKです。
※この機能は古いMacBookには搭載されていませんのでご注意ください。
Safariのスタートページをカスタマイズ
Big SurではSafariのスタートページを好きな画像にカスタマイズできるようになりました。
Safariを起動したら右下のスライダーをクリック。すると下段に画像が表示されるので好きな画像を選べばOKです。
一番左の「+マーク」からMacBookに保存してある写真などを選ぶこともできますよ。
Safariのスタートページはグレー一色で味気ないので、ぜひ好きな画像に設定してみてくださいね!
MacBookユーザーにおすすめの神アプリ
さて最後は便利機能ではなく、MacBook歴10年の筆者が「MacBookを使う上で絶対にこれだけは欠かせない!」と思っている個人的な神アプリを1つご紹介します。
それがこちら「Clipy」(無料)。一体なにができるアプリか、一言でいうとクリップボード拡張機能アプリです。
MacBookでコピー&ペーストをする時はcommand+Cでコピーした1つをcommand+Vでペースト、と1つしかコピペできませんよね。でもClipyを使えば30個以上もコピーできちゃうんです。
例えばcommand+Cで一気に5個の文章やURLをコピーすると、こんな感じでクリップボードに全部保存してくれちゃう!
MacBookで書類を作成したりブログを書く人にはかなり便利に使えるアプリじゃないかなと思います。
もちろん便利なアプリは他にもたくさんありますし、MacBookをどう使うかにも左右されるので全員に当てはまるわけではないのですが…気になる方はぜひ使ってみていただけると嬉しいです。
MacBookをもっと便利に使いこなそう
ということで以上、
- 種類豊富なスクリーンショット
- YouTubeのピクチャ・イン・ピクチャ
- 画面分割のスプリットビュー
- 充電速度調整のオフ
- Safariのカスタマイズ
というMacBookの便利機能5つ、そして筆者が個人的におすすめしたい神アプリ「Clipy」をご紹介しました。
どれか1つでも「知らなかった〜」というものがあれば嬉しいです!