
【2021年2月】MacBookのおすすめは?AirとPro 全モデルを徹底比較
Appleが発売しているノート型パソコンMacBook。
2021年2月現在、MacBookはMacBook Proが3モデル、MacBook Airが1モデルの計4モデルが発売されています。
Proの3モデルはなにが違うのか?それぞれの価格は?AirがProに優れている点は?など本記事ではMacBookのサイズからスペック、1から10まですべてご紹介。
コスパが良いものが欲しい、持ち運びやすさを重視、重い作業もこなしたい…など自分に合ったMacBookを選ぶ際の参考にしてみてくださいね!
おすすめMacBookはどれ?
現在MacBookは、
- MacBook Air
- MacBook Pro(13インチ)2モデル
- MacBook Pro(16インチ)
の計4モデルが発売されています。
それぞれの特徴やスペック比較などはこのあと詳しくご紹介しますが、まずはざっと簡単な特徴を見ておきましょう。
- 持ち運びやすさ(本体の軽さ)を重視
→ MacBook Air - 価格は安い方がいい
→ MacBook Air - 長時間使うなら(バッテリーもち)
→ 13インチMacBook Pro(M1、2020) - バランスがよくコスパがいいのが欲しい
→ 13インチMacBook Pro(M1、2020) - 持ち運んで使用し複数のアクセサリを同時に使う
→ 13インチMacBook Pro(2020、4つのポート) - 大きな画面でデザイン作業・動画編集をする
→ MacBook pro(16インチ)
といったところ。ですがこれだけじゃイマイチよく分からない…ということで各モデルの特徴からご紹介します!

MacBook Airの特徴
2020年11月17日に発売されるMacBook Airは、AppleがMacのために設計した初めてのCPU「M1チップ」を搭載。
「Air」の名にふさわしい、軽くて薄いMacBookです。
軽くて薄いのにバッテリーは長持ち。外出先でも1日使えるほどのバッテリーを搭載しています。
ブログを書いたりウェブブラウジングしたりなど、ガッツリ動画編集をしない方はAirがオススメですよ。
ディスプレイサイズ | 13.3インチ | ストレージ(SSD) | 256GB/512GB/1TB/2TB |
---|---|---|---|
本体サイズ | 高さ:0.41 cm~1.61 cm 幅 :30.41 cm 奥行:21.24 cm | バッテリー駆動時間 | 最大15時間のワイヤレスインターネット |
重さ | 1.29 kg | ポート | Thunderbolt / USB 4ポートが2つ |
CPU | Apple M1チップ | Touch ID | ○ |
GPU | Apple M1チップ | Touch Bar | × |
メインメモリ | 8GB/16GB | 搭載キーボード | バックライトMagic Keyboard |
カラー | シルバー、スペースグレイ、ゴールド![]() | ||
参考価格 | 256GBモデル 10万4,800円、512GBモデル 12万9,800円 (※オプションによって価格は異なる。 |
1世代前のMacBook Airは下記で解説しています。
▶︎【2020】MacBook Airは買い?価格などを徹底比較
MacBook Pro(13インチ)の特徴
MacBook Pro(13インチ)は現在2モデルが販売されています。
1つは2020年11月17日に発売されたMacBook Pro(13インチ)。
MacBook Airと同様CPUにM1チップを搭載したモデルで、Appleストアでは「13インチMacBook Pro(M1、2020)」という名称で発売されています。

そしてもう1つが2020年5月4日に発売されたMacBook Pro(13インチ)。
こちらはCPUがIntelのモデルで、Appleストアでは「13インチMacBook Pro(2020、4つのポート)」という名称で販売されています。
2モデルの違いは後ほど詳しくご紹介しますが、どちらのMacBook Pro(13インチ)もスペックも価格も持ち運びやすさも全部こだわりたい、とバランス◎なコスパとなっています。
動画編集にも耐えうるスペックがあり、外出先でも本格的な作業が可能です。
Airでは物足りない、でも最上位モデルのMacBook(16インチ)は大きいし価格も高い…という方にオススメです。
ディスプレイサイズ | 13.3インチ | ストレージ(SSD) | M1モデル:256GB/512GB/1TB/2TB Intelモデル:512GB/1TB/2TB/4TB |
---|---|---|---|
本体サイズ | 高さ:1.56 cm 幅 :30.41 cm 奥行:21.24 cm | バッテリー駆動時間 | M1モデル:最大17時間のワイヤレスインターネット Intelモデル:最大10時間のワイヤレスインターネット |
重さ | 1.4 kg | ポート | M1モデル:Thunderbolt / USB 4ポートが2つ Intelモデル:Thunderbolt 3(USB-C)ポートが4つ |
CPU | M1モデル:Apple M1チップ Intelモデル:2.0GHzクアッドコア第10世代Intel Core i5/2.3GHzクアッドコア第10世代Intel Core i7 | Touch ID | ○ |
GPU | M1モデル:Apple M1チップ Intelモデル:Intel Iris Plus Graphics | Touch Bar | ○ |
メインメモリ | M1モデル:8GB/16GB Intelモデル:16GB/32GB | 搭載キーボード | バックライトMagic Keyboard |
カラー | シルバー、スペースグレイ![]() | ||
参考価格 | M1モデル:256GBモデル 13万4,800円、512GBモデル 15万4,800円 Intelモデル:512GBモデル 18万8,800円、1TBモデル 20万8,800円 (※オプションによって価格は異なる。 |
MacBook Proについては下記で詳しく解説しています。
▶︎【MacBook Pro 比較】13インチ・16インチモデルを徹底比較
MacBook Pro(16インチ)の特徴
2019年11月13日に発売されたMacBook Pro(16インチ)。

現在発売されているMacBookの中で最上位モデルとなっています。
メモリもストレージも他のMacBookよりも多くできるので、デザインしたり動画を編集したり仕事で使ったり…重い作業もなんなくこなせるスペックがあります。
ただし本体重量が2kgあるので、持ち運びしやすいかという点は気になるところ。そして価格も簡単に手が出るものではないのでお財布との相談が必須です。
ディスプレイサイズ | 16インチ | ストレージ(SSD) | 512GB/1TB/2TB/4TB/8TB |
---|---|---|---|
本体サイズ | 高さ:1.62 cm 幅 :35.79 cm 奥行:24.59 cm | バッテリー駆動時間 | 最大11時間のワイヤレスインターネット |
重さ | 2 kg | ポート | Thunderbolt 3(USB-C)ポートが4つ |
CPU | 2.6GHz 6コアIntel Core i7/2.4GHz 8コアIntel Core i9 | Touch ID | ○ |
GPU | AMD Radeon Pro 5300M/AMD Radeon Pro 5500Mなど | Touch Bar | ○ |
メインメモリ | 16GB/32GB/64GB | 搭載キーボード | バックライトMagic Keyboard |
カラー | シルバー、スペースグレイ![]() | ||
参考価格 | 512GBモデル 24万8,800円、1TBモデル 28万8,800円 (※オプションによって価格は異なる。 |
Macbook Pro 16インチのおすすめアクセサリーを探す
機能・スペックの比較
さて、ここまで簡単に全モデルの特徴を見てきましたが、ここからはさらに細かくスペックを見ていきましょう。
MacBook Air | 13インチMacBook Pro (M1、2020) | 13インチMacBook Pro (2020、4つのポート) | MacBook Pro (16インチ) | |
---|---|---|---|---|
ディスプレイ サイズ | 13.3インチ | 13.3インチ | 13.3インチ | 16インチfa-hand-o-left |
本体サイズ | 高さ:0.41 cm ~ 1.61 cm 幅 :30.41 cm 奥行:21.24 cm | 高さ:1.56 cm 幅 :30.41 cm 奥行:21.24 cm | 高さ:1.56 cm 幅 :30.41 cm 奥行:21.24 cm | 高さ:1.62 cm 幅 :35.79 cm 奥行:24.59 cm |
重さ | 1.29 kgfa-hand-o-left | 1.4 kg | 1.4 kg | 2 kg |
CPU | Apple M1チップ (4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU) | Apple M1チップ (4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU) | 2.0GHzクアッドコア第10世代Intel Core i5 (2.3GHzクアッドコア第10世代Intel Core i7に変更可能)※1 | 2.6GHz 6コアIntel Core i7 (2.4GHz 8コアIntel Core i9に変更可能) |
GPU | Apple M1チップ (最大8コアのGPU) | Apple M1チップ (8コアのGPU) | Intel Iris Plus Graphics | AMD Radeon Pro 5300M (AMD Radeon Pro 5500Mなどに変更可能) |
メインメモリ | 8 GB (16 GBメモリに変更可能) | 8 GB (16 GBメモリに変更可能) | 16 GB (32 GBメモリに変更可能) | 16 GB (32 GBまたは64 GBメモリに変更可能) |
ストレージ | 256 GB (512GB、1TB、2TB SSDに変更可能) | 256 GB (512GB、1TB、2TB SSDに変更可能) | 512 GB (1TBまたは2TB、4TB SSDに変更可能) | 512 GB (1TB、2TB、4TB、8TB SSDに変更可能) |
ディスプレイの種類 | Retinaディスプレイ | Retinaディスプレイ | Retinaディスプレイ | Retinaディスプレイ |
解像度 | 2,560 pixel× 1,600 pixel | 2,560 pixel× 1,600 pixel | 2,560 pixel× 1,600 pixel | 3,072 pixel× 1,920 pixel |
広色域(P3) | ○ | ○ | ○ | ○ |
輝度 | 400ニト | 500ニト | 500ニト | 500ニト |
ワイヤレスインターネット時のバッテリー駆動時間 | 最大15時間 | 最大17時間fa-hand-o-left | 最大10時間 | 最大11時間 |
Apple TVアプリのムービー再生時間 | 最大18時間 | 最大20時間fa-hand-o-left | 最大10時間 | 最大11時間 |
USBポートの種類と数 | Thunderbolt / USB 4ポートが2つ | Thunderbolt / USB 4ポートが2つ | Thunderbolt 3(USB-C)ポートが4つ | Thunderbolt 3(USB-C)ポートが4つ |
Touch ID | ○ | ○ | ○ | ○ |
Touch Bar | × | ○ | ○ | ○ |
搭載キーボード | バックライトMagic Keyboard | バックライトMagic Keyboard | バックライトMagic Keyboard | バックライトMagic Keyboard |
オーディオ | ステレオスピーカー | ハイダイナミックレンジステレオスピーカー | ハイダイナミックレンジステレオスピーカー | フォースキャンセリングウーファー搭載の6スピーカーシステム |
カラー | スペースグレイ シルバー ゴールドfa-hand-o-left | スペースグレイ シルバー | スペースグレイ シルバー | スペースグレイ シルバー |
それでは、詳しく解説していきます。
サイズと重量
まずはサイズと重量から。
見て分かる通り、実はMacBook AirとPro(13インチ)2モデルの本体サイズはほぼ変わりません。
サイズで言えばほぼA4用紙と同じです。
MacBook Air | 13インチMacBook Pro (M1、2020) | 13インチMacBook Pro (2020、4つのポート) | MacBook Pro (16インチ) | |
---|---|---|---|---|
ディスプレイ サイズ | 13.3インチ | 13.3インチ | 13.3インチ | 16インチfa-hand-o-left |
本体サイズ | 高さ:0.41 cm ~ 1.61 cm 幅 :30.41 cm 奥行:21.24 cm | 高さ:1.56 cm 幅 :30.41 cm 奥行:21.24 cm | 高さ:1.56 cm 幅 :30.41 cm 奥行:21.24 cm | 高さ:1.62 cm 幅 :35.79 cm 奥行:24.59 cm |
重さ | 1.29 kgfa-hand-o-left | 1.4 kg | 1.4 kg | 2 kg |
しかし軽さはAirに軍配が。
110gなので大体キュウリ一本分ほどの差ですが、より軽いものを求める方はAirがいいでしょう。
一方、MacBook Pro(16インチ)は2kg。
2リットルのペットボトルを持ち運ぶとなると結構しんどいですし、基本的にはお家や職場に置きっぱなしが多いという方向けと言えそうです。

処理能力(CPU)
続いて処理能力(CPU)について。
CPUとはコンピューターの中心的な処理装置のこと。「コンピューターの脳」と言われています。
MacBook Air | 13インチMacBook Pro (M1、2020) | 13インチMacBook Pro (2020、4つのポート) | MacBook Pro (16インチ) | |
---|---|---|---|---|
CPU | Apple M1チップ (4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU) | Apple M1チップ (4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU) | 2.0GHzクアッドコア第10世代Intel Core i5 (2.3GHzクアッドコア第10世代Intel Core i7に変更可能)※1 | 2.6GHz 6コアIntel Core i7 (2.4GHz 8コアIntel Core i9に変更可能) |
MacBook Airと13インチMacBook Pro(M1、2020)はAppleがMac用に設計した初めてのCPU「M1チップ」を搭載。
このM1チップは、
- CPU性能は最大3.5倍
- GPU性能は最大6倍
- バッテリーは一世代前のMacよりも最大2倍長く持続
と、かなりのスペックを備えたものとなっています。

そして13インチMacBook Pro(2020、4つのポート)とMacBook Pro(16インチ)はM1チップではなく従来のIntelのCPUを搭載。
専門的な用語が並んで難しく感じますが、まず「GHz(ギガヘルツ)」は、CPUが1秒間に命令をどの程度読んだり実行できるかという速度を表すもの。
そのため数字が高ければ高いほど処理能力が速い、ということになります。
そして「世代」はCPUが開発された年代を表し数字が大きいほど新しいもの。
デュアルコアやクアッドコアなどはパソコンが一度に処理可能な作業数を表すコアの数のことを示しています。
なので13インチMacBook Pro(2020、4つのポート)の「クアッドコア」はコアが4つ。そしてMacBook Pro(16インチ)は6つのコアを持っているということになります。
ちなみにM1チップは4つの高性能コアと4つの高効率コアで構成された8コアとなっていますよ。

「i5」「i7」ですが、これはCPUのシリーズ名。それぞれの特徴は以下(※2)。
- i5:中位モデル(重すぎない画像・動画編集は可能)
- i7:上位モデル(重いゲームや画像・動画編集もOK)
CPUで見ると、M1チップはAppleが「世界最速」とうたっており、かなりの性能を備えているのは確か。
しかし「それならM1チップを搭載したMacBook Airの方が16インチMacBook Proより優れているのか?」となると一概には言えないところです。
※1:MacBookではCPUを始め後述するGPUやストレージなどを変更できるオプション(カスタマイズ)が用意されており、オプションによって価格が異なります。
※2:i5、i7はあくまでも同世代で比較するとi5<i7となり、例えば「一昔前に発売されたi7よりも最近のi5の方が性能が高い」ということも起こりえます。

GPU
続いてGPUについて。
GPUとは「Graphics Processing Unit」の略で、パソコンで画像描写を行うときに必要な処理を行う画像処理装置のこと。
MacBook Air | 13インチMacBook Pro (M1、2020) | 13インチMacBook Pro (2020、4つのポート) | MacBook Pro (16インチ) | |
---|---|---|---|---|
GPU | Apple M1チップ (最大8コアのGPU) | Apple M1チップ (8コアのGPU) | Intel Iris Plus Graphics | AMD Radeon Pro 5300M (AMD Radeon Pro 5500Mなどに変更可能) |
MacBook Airと13インチMacBook Pro(M1、2020)はApple M1チップ、13インチMacBook Pro(2020、4つのポート)はIntel Iris Plus Graphicsという統合GPUを搭載。
そしてMacBook Pro(16インチ)はCPUとは別に独立してGPUを搭載しています。
M1チップとの性能差を比較するのは難しいところなのですが、統合GPUと独立GPUでは性能に大きく差が出てきます。重い作業、例えば本格的な3Dゲームで遊ぶ等ならMacBook Pro(16インチ)の方が優れていると言えるかもしれません。
メインメモリ(RAM)
続いてメインメモリ(RAM)について。
MacBook Air | 13インチMacBook Pro (M1、2020) | 13インチMacBook Pro (2020、4つのポート) | MacBook Pro (16インチ) | |
---|---|---|---|---|
メインメモリ | 8 GB (16 GBメモリに変更可能) | 8 GB (16 GBメモリに変更可能) | 16 GB (32 GBメモリに変更可能) | 16 GB (32 GBまたは64 GBメモリに変更可能) |
メモリとは「主記憶装置」で、作業を一時的に記録しておくところのこと。
数字が大きければ大きいほどいろんなソフトを同時に使えたり、素早く処理することができます。
ちょっとした画像編集やプログラム作成であれば8GBで十分ですが、ガッツリ動画編集やデータ処理などをするのであれば、16GB以上をおすすめします。
メモリが大きくなると価格も上がりますが、さまざまなソフトを同時に使ったり、ストレスなく作業をしたいという方は大きい方がおすすめです。

ストレージ(SSD)と速度
続いてストレージ(SSD)と速度について。
MacBook Air | 13インチMacBook Pro (M1、2020) | 13インチMacBook Pro (2020、4つのポート) | MacBook Pro (16インチ) | |
---|---|---|---|---|
ストレージ | 256 GB (512GB、1TB、2TB SSDに変更可能) | 256 GB (512GB、1TB、2TB SSDに変更可能) | 512 GB (1TBまたは2TB、4TB SSDに変更可能) | 512 GB (1TB、2TB、4TB、8TB SSDに変更可能) |
ストレージ(SSD)はデータを保存できる容量で、例えば保存可能な写真の枚数(1枚あたり4MBで計算)を実際に使用できるストレージから考えると、
- 256GB:約5万6000枚
- 512GB:約11万2000枚
- 1TB:約24万枚
となっています。
また、容量が大きければ大きいほどデータを読み書きする速度も速くなると言われていますよ。
しかし最近はクラウドストレージサービスがあったり、外付けHDD(SSD)はコンパクトで大容量の物でも価格が下がってきているので、よっぽどでなければ256GBでも問題ないはず。
大きなファイルを扱う、再生時間の長い動画を何本も編集する、などの場合は大きいものを選んでおくと安心でしょう。
ディスプレイ・解像度
続いてディスプレイと解像度について。
MacBook Air | 13インチMacBook Pro (M1、2020) | 13インチMacBook Pro (2020、4つのポート) | MacBook Pro (16インチ) | |
---|---|---|---|---|
ディスプレイ | Retinaディスプレイ | Retinaディスプレイ | Retinaディスプレイ | Retinaディスプレイ |
解像度 | 2,560 pixel× 1,600 pixel | 2,560 pixel× 1,600 pixel | 2,560 pixel× 1,600 pixel | 3,072 pixel× 1,920 pixel |
広色域(P3) | ○ | ○ | ○ | ○ |
輝度 | 400ニト | 500ニト | 500ニト | 500ニト |
ディスプレイはすべて、高解像度で色彩豊かな表現ができるRetinaディスプレイが搭載されています。
解像度はディスプレイ内に敷き詰められたピクセルやドットの数のこと。
ピクセルやドット数が多ければ多いほど細かい表示ができるので、描写の細かいゲームをプレイするときなどに違いを感じられるかもしれません。
そしては輝度は明るさの度合いを示し(数字が大きいほうが画像が美しく見える)、広色域(P3)は対応しているとディスプレイがより色鮮やかに表示されます。
同じRetinaでも解像度が微妙に違っていますが、ディスプレイのサイズ差の違いなので、そこまで気にしなくても大丈夫です。

バッテリー駆動時間
続いてバッテリーの駆動時間について。
MacBook Air | 13インチMacBook Pro (M1、2020) | 13インチMacBook Pro (2020、4つのポート) | MacBook Pro (16インチ) | |
---|---|---|---|---|
バッテリー駆動時間 (ワイヤレスインターネット) | 最大15時間 | 最大17時間fa-hand-o-left | 最大10時間 | 最大11時間 |
ムービー再生時間 (Apple TVアプリ) | 最大18時間 | 最大20時間fa-hand-o-left | 最大10時間 | 最大11時間 |
ワイヤレスでのインターネット利用時間が、MacBook Airと13インチMacBook Pro(M1、2020)は、それぞれ最大15時間と17時間と他2モデルに比べて圧倒的に長くなっています。
この差はかなり大きいので、外出先でノーバッテリーで作業する方はバッテリー持ちも気にしてみてくださいね。
おすすめのモバイルバッテリーは下記を参考にどうぞ!
▶︎大容量モバイルバッテリー決定版!容量別おすすめ紹介!
USBポートの種類と数
続いてUSBポートの種類と数について。
MacBook Air | 13インチMacBook Pro (M1、2020) | 13インチMacBook Pro (2020、4つのポート) | MacBook Pro (16インチ) | |
---|---|---|---|---|
USBポートの 種類と数 | Thunderbolt / USB 4ポートが2つ | Thunderbolt / USB 4ポートが2つ | Thunderbolt 3(USB-C)ポートが4つ | Thunderbolt 3(USB-C)ポートが4つ |
MacBook Airと13インチMacBook Pro(M1、2020)は「Thunderbolt / USB 4ポート」を2つ、13インチMacBook Pro(2020、4つのポート)とMacBook Pro(16インチ)は「Thunderbolt 3(USB-C)ポート」を4つ搭載しています。
「Thunderbolt / USB 4ポート」も「Thunderbolt 3(USB-C)ポート」も大きく性能に差があるわけではないので、気にすべきはポートの数。
ポートが2つだと充電しながら使えるのは1つのポートのみ。iPhoneも充電しながら~となると、ポートは余らない状態となりますね。
同時に使うアクセサリが多い方はポート数が多いほうが良いかもしれません。
とは言え外付けのUSB-Cハブなどもあるのでポートの数で購入するモデルを決める必要はないでしょう。
Macbookに合うおしゃれでカッコいいUSBハブといえば コチラ↓
Touch ID・Touch Bar
続いてTouch ID・Touch Barについて。
MacBook Air | 13インチMacBook Pro (M1、2020) | 13インチMacBook Pro (2020、4つのポート) | MacBook Pro (16インチ) | |
---|---|---|---|---|
Touch ID | ○ | ○ | ○ | ○ |
Touch Bar | × | ○ | ○ | ○ |
Touch IDは今さら説明不要かもしれませんが、指紋認証センサーです。
MacBookのロックを解除したり、ネットショッピングしたりするときに便利に使えますよ。
そしてTouch Barは従来F1やF2などのファンクションキーがある場所に設置されたタッチ型ディスプレイのこと。

使っているアプリに応じて表示と操作が切り替えられ、例えば…
- Safari使用時:タブやお気に入りを選択できる
- メールアプリ使用時:フラグやゴミ箱などのアイコンが表示される
- Photoshop使用時:ブラシなどのツールで使えるスライダーになる
などなど。
慣れれば使いやすいかもしれませんが無くても問題ないですし、Touch Barの有無がモデル選びに影響することはないでしょう。
搭載キーボード
続いて搭載されているキーボードについて。
MacBook Air | 13インチMacBook Pro (M1、2020) | 13インチMacBook Pro (2020、4つのポート) | MacBook Pro (16インチ) | |
---|---|---|---|---|
搭載キーボード | バックライトMagic Keyboard | バックライトMagic Keyboard | バックライトMagic Keyboard | バックライトMagic Keyboard |
以前は「バタフライキーボード」と呼ばれるキーボードが搭載されていたのですが、現在は全モデルでiMacやiMac Pro向けキーボードと同じMagic Keyboardが搭載されています。
このMagic Keyboardはバタフライキーボードに比べ打鍵感が増し、故障率もかなり下がったとのことですよ。

オーディオ
続いてオーディオについて。
MacBook Air | 13インチMacBook Pro (M1、2020) | 13インチMacBook Pro (2020、4つのポート) | MacBook Pro (16インチ) | |
---|---|---|---|---|
オーディオ | ステレオスピーカー | ハイダイナミックレンジステレオスピーカー | ハイダイナミックレンジステレオスピーカー | フォースキャンセリングウーファー搭載の6スピーカーシステム |
ベーシックなステレオスピーカーを搭載しているMacBook Airに比べ、MacBook Pro(13インチ)はよりワイドな音声を楽しめるハイダイナミックレンジステレオスピーカーを搭載。
そしてMacBook Pro(16インチ)はノートパソコンとは思えないほどの6スピーカーシステムを搭載しています。
ノートパソコンにそこまで音質を求めない方も多いと思いますが、キーボードの左右にそれぞれ高音質のスピーカーを内蔵しているので、動画視聴のときは一層の没入感が味わえますよ。
カラーラインナップ
最後にカラーラインナップについて。
MacBook Air | 13インチMacBook Pro (M1、2020) | 13インチMacBook Pro (2020、4つのポート) | MacBook Pro (16インチ) | |
---|---|---|---|---|
カラー | スペースグレイ シルバー ゴールドfa-hand-o-left | スペースグレイ シルバー | スペースグレイ シルバー | スペースグレイ シルバー |
ゴールドが用意されているのはMacBook Airのみ。
どうしてもゴールドが欲しい!という方は残念ながら選択肢がMacBook Airのみとなってしまいますね…。
価格の比較
さてここまで各MacBookについてご紹介してきましたが、気になるのが価格。
それぞれストレージやメモリをカスタマイズできるオプションがありますが、以下はオプションなしの基本的な価格を表記しています。(※2021年2月22日時点のAppleストアの価格。いずれも税別)
MacBook Air | 13インチMacBook Pro (M1、2020) | 13インチMacBook Pro (2020、4つのポート) | MacBook Pro (16インチ) | |
---|---|---|---|---|
価格 | 10万4,800円 | 13万4,800円 | 18万8,800円 | 24万8,800円 |
最安値のMacBook Airと最高値のMacBook Pro(16インチ)の価格差はなんと約15万円!この価格差でもう1台MacBookが買えてしまいますね…(苦笑)
価格で選ぶならMacBook Airもしくは13インチMacBook Pro(M1、2020)の2択となりそうです。
正規品を安く買いたい!という方は整備済製品をチェックしてみてもいいと思います。詳細は下記より。
▶︎iPadなどのApple正規品が安く買える!Apple整備済製品とは?

MacBook Air・MacBook Proのおすすめポイント
ということで現在発売されているMacBookについてご紹介しました。最後に各モデルのおすすめポイントがこちら!
MacBook Airのおすすめポイント
- とにかく安いMacBookが欲しい
- めちゃくちゃ持ち運ぶ
13インチMacBook Pro(M1、2020)のおすすめポイント
- 新しいMacBook Proが欲しい
- MacBook Airだと物足りない
- 画像・動画編集もちょっとする
13インチMacBook Pro(2020、4つのポート)のおすすめポイント
- 画像・動画編集もそこそこやる
- 同時に使うアクセサリが多い
MacBook Pro(16インチ)のおすすめポイント
- 画像・動画編集もガッツリやる
- 持ち運ぶ機会はあまりない
MacBook購入の際の参考になれば幸いです!