
【音声通話SIM月額990円~】b-mobileのお得な料金プランと対応端末
b-mobileの料金は、選ぶプランによっては格安SIMで最安値です。
この記事ではb-mobileの料金プランやメリットを、格安SIM7社以上の契約経験を持つ筆者が分かりやすくまとめました。
ぜひ最後まで読んで、b-mobilleが自分に合う格安SIMかどうかチェックしてみてくださいね。
※本記事は2020年9月1日時点の情報を元にしています。
価格は税抜表示です。
b-mobileはこんな人におすすめ

b-mobileは毎月のスマホ代を安くしたい人におすすめですが、特に以下に当てはまるなら満足度が高いです。
- ネットも通話もあまりしないので極力安くしたい
- iPad用のSIMカードを使いたい
- プリペイドSIMを使いたい
小さなニーズにしっかり答えてくれるプランが用意されています。
b-mobileとは?

b-mobileは、ドコモ・SoftBankの回線が選べる老舗の格安SIMです。
月額課金タイプだけでなくプリペイドタイプのSIMカードも用意されているため、単月利用しやすいのが特徴です。
価格設定が非常に安く、音声通話とデータ容量を合わせて月額990円から利用できるプランや、月額190円からiPadで通信できるプランなどが用意されています。
端末販売はしておらず、SIMカードの契約に特化している通信キャリアです。
b-mobileのプラン内容について
プラン名 | タイプ | 回線 | データ容量 | 料金 |
---|---|---|---|---|
b-mobile 990 ジャストフィットSIM | 月額課金商品 | ドコモ/SoftBank | 1~20GB | 990~4,790円 |
b-mobile 190 Pad SIM | 月額課金商品 | ドコモ/SoftBank | 0.1~15GB | 190~3,410円 |
START SIM | 月額課金商品 | ドコモのみ | 1.5GB | 1,380円 |
b-mobile S スマホ電話SIM | 月額課金商品 | SoftBankのみ | 1~15GB | 1,950~6,850円 |
10GB プリペイドSIM | プリペイド商品 | ドコモ/SoftBank | 10GB | 3,850円(税込) |
7GB プリペイドSIM | プリペイド商品 | ドコモ/SoftBank | 7GB | ドコモ版3,850円(税込) SoftBank版5,073円(税込) |
b-mobile 990 ジャストフィットSIM

b-mobile 990 ジャストフィットSIMは、音声通話に対応したSIMで通話もネットもできるプランです。
最大の特徴は、最安値が1GBで990円であること。
1GB以降のデータ容量も、1GBあたりプラス200円とかなり安く設定されています。
業界最安値価格なので、スマホを持っているけど電話は待ち受けが多くネットもあまり使わない人に非常におすすめです。
b-mobile 190 Pad SIM

b-mobile 190 Pad SIMは、iPadやタブレットなどを月額190円から通信させられるプランです。
月額190円のデータ容量は100MBと少ないものの、LINEのテキストメッセージやメールの送受信なら1ヶ月問題なく利用できます。
自宅にWi-Fiがあるけど、たまに外でサブ機を通信させたい人ならデータ容量も少ないので100MBで事足りるでしょう。
また、このプランは15GBまで使ったデータ容量に応じて料金を支払うためムダがありません。
音声通話対応SIM(START SIM、b-mobile S スマホ電話SIM)
音声通話対応SIMで選べるのはSTART SIMとb-mobile S スマホ電話SIMの2種類です。
どちらもまだ契約可能ですが、b-mobileはよりお得なプラン「b-mobile 990 ジャストフィットSIM」を勧めています。
START SIM

START SIMは、ドコモ回線専用の音声通話対応プランです。
START SIMは1.5GBで月額1,380円ですが、「b-mobile 990 ジャストフィットSIM」なら3GBで月額1,390円とほぼ同額で2倍以上も安く使えます。
START SIMを選ぶメリットがないため、「b-mobile 990 ジャストフィットSIM」を使いましょう。
b-mobile S スマホ電話SIM

b-mobile S スマホ電話SIMは、SoftBankのiPhone専用で使う音声通話SIMです。
SoftBankのiPhoneをSIMロック解除しなくても利用できます。
b-mobile S スマホ電話SIMは1GBで1,950円からですが、「b-mobile 990 ジャストフィットSIM」なら1GBで990円から利用可能です。
メリットがないため「b-mobile 990 ジャストフィットSIM」を選びましょう。
10GB プリペイドSIM

10GB プリペイドSIMは、データ通信専用のプランです。
ドコモ回線でもSoftBank回線でも料金は一律3,850円(税込)と決まっています。
セブンイレブンやローソンなど大手のコンビニで現金払いで購入できるのはメリットです。
10GB プリペイドSIMは、基本は1ヶ月の買い切りですがチャージして継続利用できます。
- 10GB×1ヶ月チャージ:2,750円(税込)
- 10GB×2ヶ月チャージ:5,500円(税込)
チャージ価格は新規で買いなおすより少しお得です。
7GB プリペイドSIM

7GB プリペイドSIMはデータ通信専用のプランですが、ほぼ同じ内容でよりお得な「10GB プリペイドSIM」があるため選ぶメリットは特にありません。
「10GB プリペイドSIM」に勝る点を強いてあげるなら、申し込める利用期間が6ヶ月と12ヶ月を選べることです。
プリペイドSIMの手続きが面倒と感じるなら選んでも良いですが、コスパは悪いのが正直なところ。
プリペイドSIMを使いたい人は、7GBではなくお得な「10GB プリペイドSIM」を選んでください。
お得なキャンペーン・割引サービス

b-mobileにはお得なキャンペーンや割引サービスはありません。
その代わり、普段から非常に安い価格でサービス提供しており、いつでもお得に使えます。
b-mobileのメリット

b-mobileのメリットを3つ紹介します。
- 音声通話SIMは業界最安値
- 全プランで最低利用期間・契約期間がない
- プリペイドSIMが選べる
音声通話SIMは業界最安値
b-mobileの音声通話SIMは業界最安値です。
他社との価格を比較表にまとめたのでお読みください。
通信キャリア | 最小データ 容量 | 価格 |
---|---|---|
b-mobile | 1GB | 990円 |
LINEモバイル | 0.5GB | 1,100円 |
イオンモバイル | 0.5GB | 1,130円 |
OCNモバイルONE | 1GB | 1,180円 |
mineo | 0.5GB | 1,310円 |
BIGLOBEモバイル | 3GB | 1,600円 |
IIJmio | 3GB | 1,600円 |
UQモバイル | 3GB | 1,980円 |
Y!mobile | 3GB | 2,680円 |
比較するとb-mobileはかなり安く使えますよね。
全プランで最低利用期間・契約期間がない
b-mobileは全プランで最低利用期間と契約期間の縛りがなく、他社に乗り換えやすいのがメリットです。
他社に乗り換えるのに費用がかかったり、契約期間が満了するまで長く待ったりする必要がありません。
かりに、b-mobileに満足できなければすぐに解約できるのは安心です。
プリペイドSIMが選べる
b-mobileはプリペイドSIMが提供されており、面倒な契約なしで利用できます。
データ容量を使いきってしまうか1ヶ月の利用期間が過ぎてしまえば自動更新されることはありません。
b-mobileのデメリット

b-mobileのデメリットが4つありました。
- データ使い放題プランがない
- 従量課金制のプランがほとんど
- お得な端末セット販売がない
- auスマホの対応機種が記載されていない
データ使い放題プランがない
b-mobileにはデータ使い放題のプランがありません。
たとえば、UQモバイルのプランRやY!mobileのスマホベーシックプランM/Rは通信速度1Mbpsならデータ使い放題です。
1MbpsはLINE・メールの送受信やネット検索が問題なくでき、意外と使えます。
b-mobileには同じようなデータ使い放題プランがないのはデメリットです。
ほとんどのプランが従量課金制
b-mobileは、START SIMやプリペイドSIMを除き従量課金制のプランです。
使ったデータ容量に応じて料金を支払うプランなので、データ容量の無駄が少ないとはいえ毎月の料金は変動しがち。
毎月の支払額の変動が大きいので、使いすぎると思わぬ出費になってしまいます。
お得な端末セット販売がない
b-mobileは端末を販売していません。
UQモバイルやY!mobileなど、ほかの格安SIMではSIMカードとセットで端末を非常に安く買えます。
端末を安く買えないのもデメリットですが、そもそも端末を自前で用意しなければならないのも面倒ですよね。
auスマホの対応機種が記載されていない
auスマホについては対応機種が記載されておらず、ドコモ・SoftBankのスマホしか動作確認されていません。
たとえSIMロック解除していたとしても、実際にauスマホで通信できるかどうかは使わないと分からないため不安です。
b-mobileの対応機種

b-mobileは端末を販売していません。
携帯会社で購入したスマホなどを使ってb-mobileを使います。
公式サイトからb-mobileの対応機種を確認してください。
au端末に動作確認されておらず、ドコモ・SoftBankのスマホまたはSIMフリーモデルのiPhoneなどが利用できます。
b-mobileへの乗り換え方法

b-mobileへ乗り換える方法をまとめました。
必ず次の流れですすめてくださいね。
- SIMロック解除
- 各キャリアでMNP予約番号取得
- b-mobileに申込
- MNP回線切替
- 通信設定
ちなみにb-mobileプリペイドSIMを使う人は、ここにある手続きを踏む必要はありません。
SIMロック解除
ドコモとSoftBankのiPhoneであれば、基本的にSIMロック解除の必要はありません。
b-mobileドコモ回線をSoftBankのiPhoneで使いたい、またはb-mobileのSoftBank回線でドコモスマホを使いたい場合にはSIMロック解除が必要です。
SIMロック解除は、各キャリアで手続きしてください。
キャリア | SIMロック 解除手続き | 時間 | 料金 |
---|---|---|---|
ドコモ | web:My Docomo | 24時間 | 無料 |
ドコモ携帯:151 一般:0120-800-000 | 09:00-20:00 | 無料 | |
店舗:ショップ検索 | 店舗による | 3,000円 | |
au | web:My au | 09:00-21:30 | 無料 |
店舗:ショップ検索 | 店舗による | 3,000円 | |
SoftBank | web:My SoftBank | 09:00-21:00 | 無料 |
店舗:ショップ検索 | 店舗による | 3,000円 |
SIMロック解除手数料のかからないweb手続きがおすすめです。
各キャリアでMNP予約番号取得
いま使っている電話番号を引き継ぐためにMNP予約番号を取得します。
MNPとは、電話番号ポータビリティーのことで、携帯電話番号を他社に引き継ぐ手続きを指した言葉です。
各キャリアで手続きします。
キャリア | MNP予約番号 取得手続き | 時間 | 手数料 |
---|---|---|---|
ドコモ | web:My Docomo | 09:00-21:30 | 3,000円 |
ドコモ携帯:151 一般:0120-800-000 | 09:00-20:00 | ||
店舗:ショップ検索 | 店舗による | ||
au | web:My au | 09:00-20:00 | |
0077-75470 | 09:00-20:00 | ||
店舗:ショップ検索 | 店舗による | ||
SoftBank | web:My SoftBank | 09:00-20:00 | |
SoftBank携帯:*5533 一般:0800-100-5533 | 09:00-20:00 | ||
店舗:ショップ検索 | 店舗による |
発行されるMNP予約番号は15日間の有効期限があり、b-mobile申込時に有効期限は7日間以上残っていなければなりません。
MNP予約番号を取得したら、できるだけ早くb-mobileへ申し込みましょう。
b-mobileに申込
MNP予約番号を取得したらb-mobileで使いたいSIMを申し込みます。
以下を準備すればスムーズに手続きできます。
- MNP予約番号
- 本人確認書類(運転免許証など)
- クレジットカード
b-mobileの支払方法はクレジットカードのみなので、必ずクレジットカードを用意してください。
申込3~4日後に商品が手元に届きます。
「クレジットカードはないけどb-mobileを使いたい」なら、コンビニで現金払いできるプリペイドSIMを使いましょう。
MNP回線切替
SIMカードが届いたらMNP回線切替をしてください。
My b-mobileにログインし、「MNP回線切り替え」ボタンを押し、SIMカードに記載された13桁の数字を入力します。
入力確認後に「切り替える」ボタンをタップしましょう。
完了すると「MNP回線切り替え完了のお知らせ」メールが届き、この時点で以前の通信キャリアは解約になります。
通信設定
MNP回線切替ができたら通信設定をしてください。
通信設定を始める前に、b-mobileのSIMカードに差し替えておきます。
iPhoneの場合
ドコモ用のプロファイルとSoftBank用のプロファイルがあるので、それぞれ該当するものをインストールしてください。
この時には必ずSafariを使ってインストールしましょう。
chromeなどほかのブラウザアプリでは正しくインストールできないことがあるからです。
インストールできたら、画面の指示のままに進めていけば通信設定は完了します。
Androidの場合
Androidスマホの[設定]から[アクセスポイント名]に進み、選択項目に「b-mobile」があれば選んでください。
「b-mobile」がなければ[アクセスポイントの編集]からAPN設定値を入力します。
名前(任意) | b-mobile |
---|---|
APN | bmobile.ne.jp |
ユーザー名 | bmobile@4g |
パスワード | bmobile |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
PDP Type | IP |
ドットとカンマなど、入力ミスがあると通信できないので注意しましょう。
b-mobile まとめ

b-mobileは音声通話SIMの料金が格安SIM最安値です。
通信費をとにかく安くしたい人やプリペイドSIMを使いたい人なら選んで間違いありません。
端末が販売されていないものの、自分でスマホを用意できるなら非常におすすめの格安SIMです。