
【2020年】iPhoneで使いたい格安SIMおすすめ5選を一挙に紹介
「iPhoneを使うのにおすすめの格安SIMはどれ?」と調べている最中の方も多いのではないでしょうか。
格安SIMに乗り換えれば、年間で数万円ほどスマホ代が安くなります。
家族4人で乗り換えれば年間10万円を超える節約も十分に可能です。
ただいざ乗り換えとなると、どの格安SIMを選んでよいのかは悩んでしまうところだと思います。
そこで本記事では、「iPhoneで使いたいおすすめの格安SIM5選」を紹介していきます。
「自分にピッタリの格安SIMはどれなのか」をチェックしてきましょう。
(※本記事は2020年8月12日時点の情報を元にした内容になります。)
目次
おすすめの格安SIM会社5選

おすすめの格安SIMは以下の5社です。
格安SIM名 | 特徴/おすすめポイント | |
---|---|---|
UQモバイル | ・通信速度が速い ・スマホの品揃えが良い | |
Y!mobile | ・通信速度が速い ・店舗数が多い | |
mineo | ・3キャリアの回線が選べる ・フリータンクが使える | |
BIGLOBEモバイル | ・エンタメフリーオプションが追加できる ・スマホセットがお得 | |
IIJmio | ・eSIMが使える ・パケットシェアがある |
通信速度にこだわるなら「UQモバイル」「Y!mobile」の2社がおすすめです。
キャリアに迫る高速通信を実現しています。
料金の安さを重視するなら「mineo」「BIGLOBEモバイル」「IIJmio」がおすすめ。
特徴がそれぞれ異なるので、目的に合わせて選ぶのがベストですよ。
手持ちのiPhoneを格安SIMに乗り換えるメリット
手持ちのiPhoneを格安SIMに乗り換えるメリットは以下の4点です。
- 月々の料金が安くなる
- 自分に合ったプランが見つかる
- 家族割がなくても安く使える
- 型落ちのiPhoneが安く買える
月々の料金が安くなるだけでなく、「プランの選択肢が多い」「型落ちのiPhoneが安く手に入る」といった点も格安SIMを使う隠れたメリットです。
メリットをそれぞれ見ていきましょう。
月々の料金が安くなる
格安SIMに乗り換える最大のメリットは、やはり月々の料金が安くなることです。
大手キャリアから乗り換えば月々2,000~4,000円ほど料金が安くなります。
たとえば以下の「ドコモ→UQモバイル」のケースだと、月々の料金は5,980円→2,980円となり、月々3,000円の節約になります。
ドコモ「ギガホ」 | UQモバイル「スマホプランR」 | |
---|---|---|
月額料金 | 5,980円 | 2,980円 |
データ容量 | 30GB | 10GB |
年間で3万6,000円も節約できる計算です。
4人家族の場合、乗り換えれば年間10万円を超える大きな節約も見えてきます。
自分に合ったプランが見つかる
自分に合ったプランが見つけやすくなることも、格安SIMに乗り換えるメリットです。
大手キャリアのスマホ向けプランは、基本的には「大容量プラン」と「低容量プラン」の2択です。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
大容量プラン | ギガホ (30GB) | データMAX 4G LTE (データ使い放題) | メリハリプラン (50GB+対象の動画・ SNSが使い放題) |
低容量プラン | ギガライト (使った分だけ) | 新auピタットプランN (使った分だけ) | ミニフィットプラン (使った分だけ) |
大手キャリアのプランも「シンプルで選びやすい」という利点はありますが、自分にピッタリのサイズのプランを選びにくい点はデメリットです。
一方で、格安SIMならデータ容量を細かく選べます。
たとえば「mineo」のプランは以下の通りです。
▼mineoの音声通話付きプラン(ドコモ回線の場合)
月額料金 | |
---|---|
500MB | 1,400円 |
3GB | 1,600円 |
6GB | 2,280円 |
10GB | 3,220円 |
20GB | 4,680円 |
30GB | 6,600円 |
月500MBから30GBまで細かくデータ容量が選べます。
自分に合ったプランで無駄なくデータ容量が使えて、結果的に月々の料金の節約にも繋がるでしょう。
家族割がなくても安く使える
格安SIMなら「家族割」を適応しない人でも安く使えます。
大手キャリアだと、家族割の適用が前提になっている部分もあり、家族割がないと割高になります。
たとえば、ソフトバンクの「メリハリプラン」の場合、家族割の適用で2,000円も違います。
▼ソフトバンクの「メリハリプラン」の場合
家族割あり | 家族割なし | |
---|---|---|
適用される割引 |
| 半年おトク割 |
月額料金 | 4,480円 | 6,480円 |
一方で格安SIMの場合は、家族割なしでも安く使えるところがほとんどです。
そのためひとりで契約する場合も安く使えます。
現状、キャリアで家族割が付かず割高になっているなら、格安SIMへの乗り換えを検討してみると良さそうです。
型落ちのiPhoneが安く買える
格安SIMの中には、「iPhone 7」などの型落ちの機種を格安で販売しているところもあります。
たとえば、UQモバイルでは「iPhone 7」が2万円以下(※2020年8月12日時点)でセット購入できます。
「バッテリーが弱ってきたし、そろそろ機種変更したい」と考えている方には、こうしたセット購入は選択肢の一つになるはず。
手持ちのiPhoneを格安SIMに乗り換えるデメリット
手持ちのiPhoneを格安SIMに乗り換えるデメリットは以下の3点です。
- 通信速度がキャリアより遅い
- 実店舗の数が少ない
- キャリアメールが使えない
「通信速度が少し落ちる」という点に加え、「店舗の数が少ない」「キャリアメールが使えない」なども合わせてチェックしておきたいところ。
手持ちのiPhoneで格安SIMに乗り換えるデメリットをそれぞれ見ていきましょう。
通信速度がキャリアより遅い
格安SIMの通信速度はキャリアに比べると遅めです。
体感としてはほとんど差がありませんが、お昼時や夕方などみんながスマホを使う時間帯になるとキャリアに比べて通信がモタつくことがあります。
格安SIMはキャリアから回線の一部を借りてサービスを提供しているため、通信速度はどうしてもキャリアに劣る面があります。
「通信速度が不安で格安SIMへの乗り換えに踏み切れない」という方は、Y!mobileやUQモバイルといったサブブランドの格安SIMを検討してみると良いでしょう。
- Y!mobile(ソフトバンクのサブブランド)
- UQモバイル(auのサブブランド)
Y!mobileやUQモバイルなら、サブブランドならではの高品質な通信で、大手キャリアに迫る高速通信を実現しています。
通信速度が不安な方は、このあたりを乗り換え先として考えてみると良いでしょう。
Y!mobileサイトへ行く >>
UQモバイルサイトへ行く >>
実店舗の数が少ない
格安SIMは、自社の店舗を持たないところも多いです。
家電量販店などの中にある「取扱店」であれば、格安SIMでも数多くあります。
ただ、細かなサポートが受けれる自社の専門ショップとなると、数が非常に少なかったり、1店舗も持っていなかったりするケースがほとんどです。
今のショップでサポートサービスをよく利用する方には、この点はデメリットになるはず。
ちなみに「Y!mobile」は格安SIMの中でも少し特別で、約1,000店舗の専門ショップがあります。格安SIMでは圧倒的に多い店舗数です。
格安SIMでもサポートを重視したいなら、Y!mobileを検討してみると良いでしょう。
キャリアメールが使えない
大手キャリアのような「キャリアメール」のサービスは、格安SIMには基本的にありません。
▼大手キャリアのキャリアメール
- ドコモ:~@docomo.ne.jp
- au: ~@ezweb.ne.jp
- ソフトバンク:~@softbank.ne.jp
乗り換え後は「Gmail」「Yahooメール」などのフリーメールを使ったり、LINEで済ますなどの工夫が必要です。
また、必要な人には事前に新しい連絡先を伝えておくなどの準備もしておくと良いでしょう。
iPhoneで格安SIMに乗り換える注意点
手持ちのiPhoneを格安SIMに持ち込んで使うのであれば、事前に確認しておきたい注意点がいくつかあります。
- SIMロックの解除が必要
- SIMカードの種類に注意する
注意点をそれぞれ見ていきましょう。
SIMロックの解除が必要
キャリアで購入したiPhoneには、自社の回線でしか利用できないように「SIMロック」がかけられています。
格安SIMを使うためには、SIMロックの解除が必要です。
SIMロックの解除は、各社のマイページから手続きできます。乗り換え前に手続きを完了しておきましょう。
ちなみに、「乗り換え元の回線」と「乗り換え先の格安SIMの回線」が一致している場合には、SIMロックの解除をしなくても通信が可能です。
たとえば、auで購入したiPhoneの場合は、au回線を利用した「UQモバイル」では、SIMロックがかかったままでも通信が可能です。
SIMロックの解除が手間に感じる場合は、元のキャリアと回線の一致する乗り換え先を選んでみると良いでしょう。
SIMカードの種類に注意する
SIMカードの種類を間違えないように注意が必要です。
SIMカードには以下の3種類があります。

iPhone 5以降は全て「nano SIM」となります。
3つのSIMサイズに対応できるマルチSIMを採用しているところも多いですが、申込み時にSIMカードを一つ選ばなければならない場合にはとくに注意しましょう。
おすすめの格安SIMはこれ!

目的別におすすめの格安SIMをピックアップしました。
- ドコモ回線を使いたい
fa-angle-double-rightBIGLOBEモバイル - auの回線を使いたい
fa-angle-double-rightUQモバイル - SoftBankの回線を使いたい
fa-angle-double-rightmineo - eSIMを使いたい
fa-angle-double-rightIIJmio
格安SIMごとに特徴・強みは異なります。
目的に合った格安SIMを選んでいくことが大切です。
目的別におすすめの格安SIMを見ていきましょう。
ドコモの回線を使いたい
ドコモ回線を使うなら、BIGLOBEモバイルがおすすめ。
注目は「エンタメフリーオプション」です。
エンタメフリーオプション(月額480円)に加入すると、Youtubeなどの対象のエンタメサービスが全てデータ消費ゼロになります。
エンタメフリーオプションの対象サービスは以下。
動画 | ・YouTube ・AbemaTV ・U-NEXT ・YouTube Kids |
---|---|
音楽 | ・Google Play Music ・YouTube Music ・Apple Music ・Spotify など |
その他 | ・radiko ・Facebook Messenger |
外出先でも通信量を気にせずに、YouTubeなどのデータ消費の激しい通信を使っていくことができます。
このあたりに魅力を感じる方はぜひBIGLOBEモバイルを検討してみると良いでしょう。
auの回線を使いたい
au回線を使いたいなら、UQモバイルがおすすめです。
UQモバイルの魅力は何といっても通信速度です。
auのサブブランドならではの高品質な通信で、大手キャリアに迫る通信速度を実現しています。
そのほか、「実店舗でのサポートがある」「選べるスマホの種類が多い」などサービス面もかなり充実しています。
初めての格安SIMで、通信速度もサポートも妥協したくないのであれば、UQモバイルは特におすすめですね。
SoftBankの回線を使いたい
SoftBankの回線を使いたいならmineoがおすすめ。
mineoは「ドコモ・au・SoftBank」の3キャリアの回線に全て対応しています。
もちろんSoftBankの回線も快適に使えます。
mineoならではのサービスとしては「フリータンク」があります。
ユーザー全員でパケットのシェアができるサービスです。
余った容量をタンクに入れてシェアすることができ、容量が足りない時には月に1GBまで引き出しもできます。
もちろん「データ繰り越し」のサービスにも対応しています。
データ容量を無駄なく使えるのはmineoを選ぶ大きなメリットですね。
eSIMを使いたい
iPhone XS以降では「eSIM」の機能が利用できます。
iPhoneに内臓された「eSIM」の情報を書き換えるだけで、SIMカードの交換にあたる手続きが完了します。
通常ならSIMカードだと申込みから届くまで数日かかりますが、eSIMなら即日に利用を開始できます。
eSIMが利用するならおすすめは「IIJmio」です。
IIJmioでは2つのプランから自分に合ったプランが選べます。
- eSIMプラン(ベータ版):月々6Gのデータ定額プラン
- データプラン ゼロ:データ量を随時追加できるプラン
現状はeSIMの音声通話プランはなく、データ通信専用のプランのみとなっています。
SIMを追加して上手に節約したい場合にはeSIMを検討してみると良いでしょう。
iPhoneで格安SIMに乗り換え手順
iPhoneを格安SIMに持ち込んで乗り換えするための手順は以下の4ステップです。
- SIMロックの解除
- MNP予約番号の取得
- 格安SIMへ申し込み
- 初期設定・開通手続き
事前準備として「SIMロック」「MNP予約番号を取得」まで済ませたら、あとは乗り換え先の格安SIMのWebページで申し込みを進めていけばOKです。
申し込み完了後、数日~1週間ほどで自宅にSIMカードが届きます。
あとは初期設定・開通手続きをすれば、お手持ちのiPhoneで格安SIMの通信をスタートできます。
SIMロック解除方法
キャリアからiPhoneを持ち込む場合には、SIMロックの解除が必要です。
SIMロックの解除は「キャリアショップの店頭」または「マイページ」から可能です。
▼SIMロックの解除方法
- 「店頭」で解除する(手数料は3,000円)
- 「マイページ」で解除する(手数料は無料)
店頭では手数料3,000円がかかりますが、マイページからなら無料で手続きできます。
おすすめはマイページ(My docomo、My au、My SoftBank)からの手続きです。
MNP番号取得方法
電話番号をキャリアから引き継いて乗り換えするためには、MNP予約番号の取得が必要です。
MNP予約番号は乗り換え手続きに必要となる整理券のようなものです。
申し込みの際に入力を求められることになります。
キャリアでのMNP予約番号の取得は、マイページ(My docomo、My au、My SoftBank)から可能です。
また電話窓口からもMNP番号を取得できます。
▼MNP予約番号取得の受付窓口
- auの受付窓口:0077-75470
- docomoの受付窓口:0120-800-000
- Softbankの受付窓口:0800-100-5533
※受付時間は9時~20時
電話の場合は、オペレーターの方に割引や安いプランを提示して引き留めに合うことがありますが、しっかり乗り換えの意思を伝えて番号を取得しましょう。
まとめ
iPhoneで使いたいおすすめの格安SIM5選、目的別のおすすめの格安SIMなど紹介しました。
「通信速度」「料金」「サービス」など、自分なりに重視したいポイントを決めておくと、最終的に一つに絞りやすくなります。
ぜひ「それぞれの格安SIMの特徴/ポイント」「目的別のおすすめ格安SIM」など参考に、自分なりのチェックポイントに合った格安SIMを選んでみてください。