iPhoneは日本での人気が非常に高く、特に10代~30代に高い支持を得ています。

 

実は、2017年当時のiPhoneは、現在よりも圧倒的な高シェアを誇り、世界でも類を見ない7割近いシェアを得ていましたが、同年秋に登場した10周年記念モデル「iPhone X」以降では高額モデルばかりのラインナップとなった事により大きくシェアを落とし、2019年1月時点でiPhoneのシェアは40%超となっています。

 

「なんだ、Androidの方が多いじゃないか…」

 

と思われるかもしれませんが、Huaweiを筆頭に、ASUS、SHARP、Sony、Samsungなど、名だたるメーカー各社が製造するAndroid全モデルに対して、Apple1社のみで40%超のシェアは凄い事です。

Apple1社が40%超を占め、残りの60%をAndroid各社で分け合っているのですから、いかに日本国内でのiPhoneの人気が高いかがよく分かります。

 

筆者も、当然ながらiPhone愛用者で、「おすすめのスマホは?」と問われれば、「iPhone」と答えますが、最近では、割高な最新モデルを避け、リーズナブルな旧型iPhoneと割安な料金の「格安SIM」の組合せをおすすめする事が多くなっています。

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なぜiPhoneがおすすめなのか

iphone

iPhoneは端末寿命が長い事で知られています。

 

発売から1~2年で陳腐化するAndroidスマホと比べて、iPhoneは何年も前に発売されたモデルが現役バリバリで使用されている事が多く、モデルライフの長さはAndroidの比ではありません。

端末デザインに統一性があるため古さを感じさせない

iPhoneのデザインは、全画面モデル「iPhone X」の登場したことによって、2017年を境に、ホームボタンの有無によって2通りのデザインに統一されています。

 

特に馴染みの深いホームボタンタイプのiPhoneは、歴代モデルで常に新鮮なデザインを採用しつつも、中央にホームボタンを配したデザインで統一されており、新旧モデルの違いが識別しにくい上、ホームボタンを基本とする基本操作が一貫しているため、機種を買い換えても迷うことなく操作できるメリットがあります。

iOSが毎年更新され、旧モデルにも新機能が反映される

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iPhoneの長寿命の秘密は、iOSのアップデートにあります。

 

現在のiOSは2018年秋にリリースされた「12」ですが、前年は「11」、さらに今年は「13」がデビューする予定で、ユーザー個々のiPhoneに新iOSがAppleから直接配信されますが、旧モデルでもアップデート対象となるため、発売から4~5年経過したモデルでも最新のiOSをインストールして常に最新機能とセキュリティ対策を反映させる事ができるのが大きなメリットです。

 

もちろん、ハードウエアの違いによる新機能は反映する事はできませんが、ソフトウエアで完結する新機能・新セキュリティ対策は4~5年は最新を保つことができます。

iPhoneはリセールバリューが高い

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iPhoneは、再販価格が下落しにくい事でも有名です。

 

新品購入時の価格と再販価格との差が小さく値崩れしにくいため、安心して長期間利用する事ができるのもiPhoneの大きなメリットの1つです。

iPhoneがおすすめの理由 まとめ

iPhoneは、デザイン面、操作性の統一性が高くため古臭さを感じにくい上、最新のiOSがAppleからユーザーに直接届くため、常に、新機能・新セキュリティ対策にアップデートでき、長年に渡って安心して利用する事ができる上、リセールバリューが高いため、売り急ぐ必要がなく、下取り額を次のモデルの購入資金に充てる事で実質負担が軽減される「iPhoneサイクル」に乗りやすい事も見逃せないおすすめ理由です。

格安SIMとは?

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iPhoneをおすすめする理由を分かって頂いた上で、同じく筆者のおすすめである「格安SIM」について、簡単におすすめの理由を述べてみたいと思います。

格安SIMとは?MVNOと同じ意味?

そもそも「格安SIM」の言葉の意味ですが、「格安」と言うのはNTTドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアよりも料金が割安である事を意味し、大手キャリア3社の料金を基準に、それよりも割安な料金を提示する通信サービスを「格安SIM」と言います。

 

ちなみに、SIMとは「Subscriber Identity Module Card」の略語で、通信サービスにおいて、加入者(契約者)を特定するためのID番号が記録されたICカードを指します。
iPhoneの場合には、本体側面にある「SIMトレー」にSIMを乗せて本体内に装着しています。

 

これに対してMVNOは「Mobile Virtual Network Operator」の略で、日本語にすると「仮想移動体通信事業者」、つまり、自前で通信設備を敷設・保有せず仮想的に通信サービスを提供する事業者という意味です。

 

MVNOは自社で通信回線を敷設・保有せず、大手キャリアから借り受ける事で、莫大な設備費・開発費を回避し、その分で割安な料金を設定しています。

 

安い通信料金という点では、「格安SIM」と「MVNO」は同じですが、自前の通信回線を持たないという点は「MVNO」だけに当てはまり、「格安SIM」は必ずしもMVNOではありません。

 

唯一、ソフトバンクが自ら運営する第2の通信ブランド「Y! mobile」は、自前の回線を持つため「MVNO」ではありませんが、「格安SIM」に含まれます。

 

本稿では、大手3キャリアよりも割安な料金設定の通信サービスという意味で、Y! mobileとMVNOを含めて「格安SIM」、Y! mobileを除く格安通信会社を「MVNO」と表現を統一してお話しします。

格安SIMと大手キャリアと何が違うの?

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格安SIMと大手3キャリアは、割安な料金設定が一番の違いですが、他にも異なる部分があります。

 

1.通信速度の違い(遅い)
大手キャリアは保有する回線の全てを自社のユーザーに提供できますので、通信速度が遅いと言う事はありませんが、回線の一部を有料で借りているMVNOは、利用者が集中する時間帯には通信速度が低下する事が多々あります。

 

格安SIMの通信速度は、概して、大手キャリアよりも遅いという事は分かっておいてください。
ただし、全てのMVNOで通信速度が遅い訳ではなく、同じ格安SIMでも自前回線を保有するY! mobileや、auと同じKDDIグループのUQ mobileは常時高速通信を実現している数少ない格安SIMです。

 

2.サービスの自由度が高い
以下のサービスは、大手3キャリアにはない格安SIM独特のサービスです。
各社、データ容量の節約や、利用者の利便性を向上させる取り組みを行っています。

  • 任意の低速通信(低速モード)
  • 特定のサービスやコンテンツの通信を無料化
  • 定額化する「カウントフリー」サービス
  • 料金半額通話(プレフィックス電話・中継電話等)
  • SIMロック未解除端末の利用(マルチ・キャリア)
  • 通信会社内での回線の切換え(ドコモ⇔au⇔Softbank)・データ容量のプレゼント(データプレゼント、パケットプレゼント)

 

格安SIMと大手キャリアの違い まとめ

格安SIMとは、大手キャリアよりも割安な料金で利用できるが、通信品質・速度においては大手キャリアには敵いませんが、様々な取り組みやサービスの拡充により、使い勝手の良さでは大手キャリアを超えていると言えます。

 

また、一部には大手キャリアに引けを取らない高速通信を提供するサービスもある…という理解すればよいと思います。

iPhoneを購入できる格安SIMとは

ymobile_iphone

画像出展:ymobile.jp

格安SIMにも、iPhoneを購入できる通信会社があります。

以下は、国内でiPhoneを購入できる主要な格安SIMの一覧表です。

事業者販売モデル分類備考
Y! mobileiPhone 7国内正規版新品SIMロック 常時
iPhone 6s国内正規版新品SIMロック 常時
iPhone SE国内正規版新品SIMロック 常時
LINEモバイルiPhone 6s国内正規版新品SIMロック 常時
UQ mobileiPhone 7国内正規版新品SIMロック 常時
iPhone 6s国内正規版新品SIMロック 常時
BIGLOBEモバイルiPhone 7国内正規版新品SIMロック 常時
mineoiPhone 8国内版SIMフリー 不定期
iPhone 8 Plus国内版SIMフリー 不定期
iPhone 6s海外版 CPOSIMフリー 不定期
iPhone SE海外版SIMフリー 不定期
IIJ mioiPhone XS/XR中古品SIMフリー※ 不定期
iPhone 8/7/SE中古品SIMフリー※ 不定期
OCNモバイルONEiPhone XS/XR中古品SIMフリー※ 不定期
iPhone 8/7/7Plus/SE中古品SIMフリー※ 不定期

※SIMロック解除版を含む

正規ルートでAppleからiPhoneを仕入れられるのは大手キャリアのみであるため、現在、国内正規版の新品iPhoneを購入できる格安SIMは、Softbankグループの「Y!mobile」「LINEモバイル」、KDDIグループの「UQ mobile」「BIGOBEモバイル」のみであり、他の格安SIMで取り扱うiPhoneは、国内代理店から仕入れた端末や、中古端末や海外端末となっています。

 

本稿では、国内正規版の新品iPhoneに絞り込んでお話しを進めます。

格安iPhoneを購入するなら「iPhone 7」がおすすめ

画像出展:apple.com

今、割高な最新モデルではなく、リーズナブルな旧iPhoneを購入したいと言う場合、一番のおすすめは「iPhone 7」です。

 

理由は以下の通りです。

  1. iPhoneで初めて防水・防塵機能が搭載された
  2. iPhoneで初めて「Apple Pay」機能が搭載された
  3. CPU・GPUが進化し、外見の差以上にiPhone 6sから基本性能が向上している
  4. カメラ性能が大幅に向上
  5. Appleでの正価が値下げされ、各社の販売価格もリーズナブル

 

iPhone 7は、前後モデルのiPhone 6s、iPhone 8と外観がほとんど同じで、新旧が見分けにくい=つまり古臭く見えにくい一方で、iPhone 6s に比べてCPUの進化等で基本性能が向上、防水機能やApple Pay機能が搭載されて実力の高いモデルですが、発売から3年目後半を迎えて価格が大幅に値下げされており、高コスパモデルとなっているためです。

 

1世代新しいiPhone 8は、iPhone 7との差はCPU等の違いと、ワイヤレス充電程度で日々の使用で決定的な差がないため、コスパを考えればiPhone 7がイチオシと考えます。

国内正規版iPhone 7を購入できる格安SIMは3社

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画像出展:uqwimax.jp

現時点で、国内正規版のiPhone 7の新品端末を購入できる格安SIMは、Softbankのサブブランド「Y! mobile」、auと同じKDDIグループの「UQ mobile」、そして、同じくKDDIグループの「BIGLOBEモバイル」です。

iPhone 7Y! mobileUQ mobileBIGLOBE mobile
容量32GB128GB32GB128GB32GB128GB
カラー4カラー4カラー4カラー
販売価格7万3116円8万6076円6万7932円8万892円5万6400円6万8400円
月額割引1080円864円320円
支払総額
※2年間
4万7196円6万156円4万7196円6万156円4万8720円6万720円

※Y! mobile・UQ mobileは料金プランを「S」で試算しています

こちらは、Y! mobile、UQ mobile、BIGLOBEモバイルの3社のiPhone 7購入時の支払総額の比較です。

 

端末価格の設定や値引き額の違いはありますが、2年間で支払う総額は、Y! mobileとUQ mobileでは同額となっています。

BIGLOBEモバイルもほぼ同程度の支払額ですが、若干割高な設定になっています。

3社の中で選ぶならUQ mobileがイチオシ

国内正規版の新品iPhone 7をほぼ同額で購入できる3社の格安SIMサービスですが、おすすめはUQ mobileになります。

BIGLOBEモバイルは通信品質・通信速度の面で他2社に及びません

BIGLOBEモバイルもauやUQ mobileと同じKDDIグループのMVNOですが、UQ mobileがau通信網を補完する立場(※)であり、サブブランドとも言える密接な関係であるのに対し、BIGLOBEモバイルは、買収によりKDDIグループ会社となりましたが、明確に別会社としてのカラーを残しています。
※UQ mobileは、モバイル通信ではauから回線を借りるMVNOですが、自社で保有する「WiMAX」回線をauに貸し出して、通信速度の高速化を補助する等の立場にあります。

 

そうした部分で、UQ mobileはMVNOの立場ながら、通信品質・通信速度においてほぼauそのものであると言える点で、BIGLOBEモバイルはUQ mobileに及びません。

似ているようで違いが多いY! mobileとUQ mobile

3社の中でも、Y! mobileとUQ mobileいずれか…と言う事になりますが、ライバルとして火花を散らす両社を比較してみると、端末の支払額や料金プランでは全く同等ですが、細かい部分では色々と違いがある事がわかります。

 

以下では、UQ mobileにあって、Y! mobileにないサービスや特徴をピックアップしています。

Y! mobileは…

  • 余ったデータ容量(パケット)を翌月に繰越す事ができない(全て月内で消滅します)。
  • 無料通信可能な「低速モード」の提供がなく、常に有料の高速通信を消費。
  • 速度制限時の通信速度が128kbps(UQ mobileは200~300kbpsで任意で切り替え可能)
  • 通話サービスに「無料通話パック」が選択できない(通話サービスは「かけ放題」のみ)。
  • 2年縛り+自動更新以外の料金プランの提供がない(全て2年縛り+自動更新プラン)。
  • 残量確認・追加購入等の専用アプリがなくWEBで確認(UQ mobileは専用アプリを無償提供)。
  • Softbank購入端末をSIMロック解除なしでは利用できない(UQ mobileは一部機種のみ)
  • Softbankからの乗換えの場合、割引が減額される等のデメリットがある。

 

逆に、以下はY!mobileにあって、UQ mobileにないサービスや特徴です。

UQ mobileは…

  • かけ放題が5分間である(Y!mobileは10分間、加えて1000円/月でフルかけ放題にできる)。
  • 「更新月」が1か月間のみ(Y!mobileは3か月間)。
  • 2年縛りのないプランには割引などの優遇措置が適用されない。
  • au購入iPhoneで、一部機種でSIMロック解除が必要。

 

iPhone 7購入額や料金プランでは差のない両社ですが、サービス内容ではこうした違いがあり、日々の利用においては、UQ mobileの方が使い勝手が良いのではないでしょうか。

 

特に、「余ったデータを繰越せない事」「低速モードがない」等では、かなりUQ mobileが有利となります。

 

ただし、かけ放題が10分間である事や、+1000円で時間制限のないかけ放題にできる事、更新月が3カ月と長い事など、Y! mobile出なければ得られないメリットもあります。

Y! mobile・UQ mobileの料金プランは実は割高ではない

uqmobile_plancost

画像出展:uqwimax.jp

Y! mobileやUQ mobileの料金プランは、他の格安SIMよりも割高だと誤解されているケースが多いのですが、他社と比べても決して割高ではありません。

UQ mobile
おしゃべりプラン
UQ mobile
データ高速
Mineo(A)楽天モバイル(D)
かけ放題込み
(5分)
-850円
(10分)
850円
(10分)
500MB--1310円
(2160円)
-
3GB2480円1680円1510円
(2360円)
1600円
(2450円)
5GB---2150円
(3000円)
6GB--2190円
(3040円)
-
9GB3480円---
10GB--3130円
(3980円)
2960円
(3810円)
20GB--4590円
(5440円)
4750円
(5600円)
21GB5480円---

( )内はかけ放題込の料金、金額は全て税別表示

こちらは、UQ mobileのかけ放題プラン「おしゃべりプラン」と2年縛りのない「データ高速+通話プラン」をデータ容量ごとに、人気格安SIMである「mineo」「楽天モバイル」と比較したものです。

 

UQ mobile「ぴったりプラン」、Y! mobile「スマホプラン」は、「おしゃべりプラン」と同額の料金です。

 

UQ mobileの2年拘束プラン「おしゃべりプラン」にはかけ放題サービスが含まれていますが、他社MVNOは別料金のため、通話サービスを込みにした料金で比較して見ると、実は、UQ mobileとmineo・楽天モバイルとの料金は大差がないことがわかります。

 

実は、UQ mobileの料金が「割高」というイメージは誤解だと言う事がわかります。

MVNOの良さとサブブランドの良さを併せ持つUQ mobile

以上のようにUQ mobileは、通信品質やiPhone購入額ではサブブランドのY! mobileと競合し、料金やサービス内容では他社MVNOとも充分に張り合う事のできる、いわば「二刀流」の通信サービスです。

 

それは、UQ mobileが大手キャリアに非常に近い立場に居る事に加え、一方では、MVNOとしての側面を活かし自由にサービスを発想できるからに他なりません。

 

2年縛りでないプランや、「低速モード」の提供などは確実にMVNOの発想と言えます。

UQ mobileがおすすめの理由 まとめ

  • UQ mobileの通信品質・通信速度は大手キャリアを含めてもトップクラスで、混雑時間帯でも速度低下を起こさない唯一のMVNOだと言えます。
  • 国内正規版の新品iPhoneを購入でき、値のこなれた旧端末をリーズナブルに購入可能です。
  • 割高なイメージのあるUQ mobileの料金ですが、他社MVNOと比較しても大差ない設定です。
  • 高速通信が不要な場面では低速に設定しておく事で、高速データ容量を節約できます。

iPhoneをお得にセット購入できるおすすめの格安SIM 結論

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画像出展:uqwimax.jp

冒頭に述べたように、日本でのiPhoneの人気は依然として高いものがあります。

 

それは、年数がたっても陳腐化しにくい優れたデザイン性や、モデルを縦断して統一されている操作性、さらに常に最新の機能やセキュリティを反映できるiOSのアップデート等により、長期間安心して利用できるスマートフォンだからに他なりません。

 

そんなiPhoneをリーズナブルに利用するには、国内正規版の旧型iPhoneを購入でき、通信料金も割安なY! mobile・UQ mobile・BIGLOBEモバイル等のキャリア系の格安SIMでの運用をおすすめします。

 

中でもUQ mobileは、通信品質や通信速度に秀で、どんな時間帯でも速度低下を心配せずに利用でき、国内正規版iPhoneをラインナップする等、大手キャリアに近い立場を有効に利用しつつ、MVNOにも対抗できる料金設定や「2年縛りなしプラン」「低速モード」など、MVNOの良さを併せ持つおすすめの格安SIMと言えます。

 

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