
ゲーミングスマホおすすめ3選!スマホを選ぶポイントも紹介
「ゲーミングスマホが欲しいけど、どれを選んでよいのか分からない」と悩んでいる方も多いのでは。
ゲーミングスマホは、ゲームのためのスペック・機能に特化したスマホです。
高負荷の3Dゲームも快適にプレイすることができます。
今回は、ゲーミングスマホ選びで悩んでいる方に向けて
- ゲーミングスマホを選ぶときのポイント
- おすすめのゲーミングスマホ
を紹介します。
自分にぴったりのゲーミングスマホはどれなのか、チェックしていきましょう。
目次
おすすめのゲーミングスマホ3選(おすすめポイント)
まずは、おすすめのゲーミングスマホ3機種とおすすめのポイント。
端末名 | Red Magic 5G | Black Shark 3 | AQUOS zero2 |
---|---|---|---|
イメージ | |||
おすすめポイント |
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メーカー | Nubia Technology | Xiaomi | SHARP |
参考価格 | Amazon:6万8,600円~ | Amazon:5万5,677円~ | Amazon:6万8,000円 ドコモ:8万7,912円 |
発売時期 | 2020年3月 | 2020年3月 | 2019年12月 |
(2020年10月6日時点。税込み価格。在庫がない場合がありますご注意ください。)
それぞれのスペックの詳細、特徴は後述しますが、先に確認したい方はコチラ。
ゲーミングスマホとは?
ゲーミングスマホは、ゲームを快適にプレイできる処理性能・機能を持ったスマホです。
ゲーミングスマホでは、高負荷の処理が可能なSoC、高速表示ができるディスプレイ、発熱を抑える冷却システムなどゲーム向きの機能を多数搭載しています。
最近では、超高性能な本格的なゲーミングスマホのほかに、「普段使いのスマホだけどゲームにも強い」という形でライトにゲーム性能をアピールする機種も多くあります。
本記事では、本格的なゲーミングスマホから、普段使いにも優れる高コスパなゲーム向きスマホまで、広く含めて「ゲーミングスマホ」として紹介していきます。
ゲーミングスマホを選ぶポイント
ゲーミングスマホを選ぶときのチェックポイントは以下の通り。
- SoC
- 内蔵メモリ(RAM)
- リフレッシュレート(Hz)
- 冷却システム
- バッテリー容量
具体的な目安も紹介していきます。それぞれ見ていきましょう。
SoC
「SoC」はスマホの頭脳にあたるパーツです。
演算処理をする「CPU」やグラフィックの描画処理をする「GPU」などがひとまとめのチップになっています。
ランクの高いSoCほど、処理速度が高く、ゲームがサクサク動きます。
Android、iPhoneそれぞれでのSoCの目安は以下。
▼AndroidのSoCの目安(Snapdragonの場合)
CPU | 評価・コメント |
---|---|
Snapdragon 800番台 | ゲームも超快適 |
Snapdragon 700番台 | ふだん使いはサクサク ゲームもOK |
Snapdragon 600番台 | ふだん使いもややモッサリの場合もあり ゲームにはあまり向かない |
▼iPhoneのSoCの目安
CPU | 評価・コメント |
---|---|
A13 Bionic(iPhone 11など) A12 Bionic(iPhone XSなど) | ゲームも超快適 |
A11 Bionic(iPhone 8など) | ふだん使いはサクサク ゲームもOK |
Androidでは、「Snapdragon 865」など800番台がおすすめです。
最新に近いものを選びたいところ。
また、iPhoneでは「A13 Bionic」「A12 Bionic」など最新に近いものがおすすめ。
ゲーム用にiPhoneを購入するのであれば、最新か1世代前までを選ぶと良いでしょう。
内蔵メモリ(RAM)
内蔵メモリ(RAM)は一時的に情報を保存するための容量です。
容量が大きいほど、たくさんの情報を同時に処理できます。
内蔵メモリによって、アプリを同時に立ち上げた時や、高負荷の最新ゲームをプレイする時の「サクサク感」に違いが出てきます。
内蔵メモリの目安は以下の通り。
内蔵メモリ(RAM) | 評価・コメント |
---|---|
4GB | 少なめだが普段使いなら可 |
6GB | 普段使いはサクサク。ゲームもOK |
8GB・12GB | 最新ゲームのプレイにも最適 |
ゲーム用であれば8GB以上が目安。
最低でも6GB以上は欲しいところ。
ゲーミングスマホや高級なモデルだと12GB搭載の機種もチラホラあります。
価格帯は上がりますが、最高スペックを求めるなら12GBの機種も検討の価値ありです。
リフレッシュレート(Hz)
リフレッシュレートは、ディスプレイの表示速度です。
例えば、リフレッシュレートが60Hzの機種は、1秒間に60コマの画面表示が可能です。
リフレッシュレートが高い機種ほど、動きの激しい映像も滑らかに表示できます。
アクションの激しいゲームやレースゲームなど、表示速度が求められるゲームをプレイしたいと考えている場合には、ぜひ高リフレッシュレートのスマホを選びたいところ。
リフレッシュレートの目安は以下の通りです。
リフレッシュレート | 評価・コメント |
---|---|
60Hz |
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90Hz |
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120Hz以上 |
|
10万円前後の高級な機種では、120Hz以上のリフレッシュレートを搭載している機種が出てきています。
リフレッシュレート60Hzなど、高リフレッシュレートではない機種については、スペックにリフレッシュレートについて記載がないことが多いです。
一方で、120Hzのリフレッシュレートを搭載した機種では、ほとんどの場合、公式サイトの製品ページを見ると大々的にリフレッシュレートをアピールした紹介があります。
リフレッシュレート90Hz以上を目安にゲーミングスマホを選ぶことをおすすめします。
タッチサンプリングレート
「タッチサンプリングレート」も、ゲームをするなら知っておきたいスペックです。
タッチサンプリングレートは、ディスプレイが1秒間にタッチ検出できる回数を示しています。
タッチサンプリングレートが120Hzなら1秒間に120回のタッチ検出が可能です。
タッチサンプリングレートについても、スペックが高い場合だけ記載がある場合がほとんどです。
240Hz程度あると、リフレッシュレートと合わせてアピールされたりします。
タッチ検出の速度が求められるシビアなゲームをプレイする方などは、タッチサンプリングレートも合わせてチェックしておきましょう。
冷却システム
ゲーミングスマホとしてアピールしている機種では、冷却システムを持っている場合があります。
軽い処理であれば、冷却システムのないスマホも熱を外に逃がして、温度上昇なく済みますが、高負荷のゲームをプレイする時などはどうしても放熱が追い付かなくなることがあります。
放熱しきれず温度が上昇すると、SoCの処理性能が一時的に低下してしまうことになります。
放熱の経路や冷却の機構のあるスマホであれば、高負荷の処理がある時でも上手く放熱して、本体の発熱を抑えてくれます。
高負荷の3Dゲームなどをプレイしたい方は、冷却システムを持っているかも注目してみましょう。
バッテリー容量
外出先でも長時間ゲームを楽しみたいなら、バッテリー容量も重要です。
バッテリー容量の目安は以下の通りです。
バッテリー容量 | 評価・コメント |
---|---|
3,000mAh以下 | 電池持ちがやや不安 |
3,500mAh前後 | 平均的 |
4,000mAh以上 | 容量多めで安心 |
大サイズのスマホほど容量の消費が激しいので、スマホサイズとセットで見る必要がありますが、ザックリの目安としては上記で見ていけばOKです。
4,000mAh以上以上あると、大容量なので電池持ちについてはかなり時間が期待できます。
外出先で長時間ゲームをする場合も安心です。
一方で3,000mAh以下になってくると、電池持ちは少し不安です。
充電なしで長時間ゲームをする人には向きません。
注意点としては、大容量バッテリーを積んだ機種の場合には、その分だけ重量が重くなる傾向があることです。
手に持った時の重さもできれば軽いと嬉しいという方は、バッテリー容量と重さの両方のスペックをチェックしておきましょう。
おすすめのゲーミングスマホ スペック表
おすすめのゲーミングスマホ3機種のスペック表です。
端末名 | Red Magic 5G | Black Shark 3 | AQUOS zero2 |
---|---|---|---|
イメージ | |||
メーカー | Nubia Technology | Xiaomi | SHARP |
発売時期 | 2020年3月 | 2020年3月 | 2019年12月 |
価格 | Amazon:6万8,600円~ | Amazon:5万5,677円~ | Amazon:6万8,000円 ドコモ:8万7,912円 |
本体サイズ | 高さ:約168.56mm 幅 :約78mm 厚さ:約9.75mm | 高さ:約168.72mm 幅 :約77.33mm 厚さ:約10.42 mm | 高さ:約158mm 幅 :約74mm 厚さ:約8.8mm |
重さ | 218g | 約222g | 約141gfa-hand-o-left |
ディスプレイサイズ | 6.65インチ | 6.67インチ | 約6.4インチ |
ディスプレイ解像度 | 2,340×1,080 | 2,400×1,080 | 2,340×1,080 |
CPU(SoC) | Snapdragon 865fa-hand-o-left | Snapdragon 865fa-hand-o-left | Snapdragon 855 |
クロック周波数 | 最大2.84GHz | 最大2.84GHz | 最大2.84GHz |
コア数 | 8コア | 8コア | 8コア |
RAM | 8GB/12GB | 8GB/12GB | 8GB |
ROM | 128GB/256GB | 128GB/256GB | 256GB |
リフレッシュレート | 144Hzfa-hand-o-left | 90Hz | 240Hzfa-hand-o-left |
タッチサンプリングレート | 240Hz | 270Hzfa-hand-o-left | 240Hz |
冷却システム | ○ | ○ | 放熱設計 |
バッテリー容量 | 4,500mAhfa-hand-o-left | 4,720mAhfa-hand-o-left | 3,130mAh |
(2020年10月6日時点。税込み価格。在庫がない場合がありますご注意ください。)
それぞれの特徴・おすすめポイントを詳しく見ていきましょう。
最高クラスのゲーミング性能「nubia Red Magic 5G」

ゲーミングスマホとしての、スペックを最重視するならnubiaの「Red Magic 5G」がおすすめ。
Snapdragon 865、RAM12GB、144Hzのリフレッシュレート、独自の冷却システムなどゲーミングスマホとして、穴のないスペックです。
価格も7万円前後と、スペックの高さを考えるとかなり手頃です。
おすすめポイントは以下の2点。
- 圧倒的なゲーム性能
- ターボファン内蔵の冷却システム
圧倒的なゲーム性能|メモリ12GB・144Hzの表示速度など
SoCは最新の「Snapdragon 865」を搭載。
RAM容量も8GB/12GBの2つが選べ、処理性能は最高クラスです。
リフレッシュレートは144Hz。
最近では10万円前後の一部の最高クラスのスペックのスマホなどで、リフレッシュレート120Hzのスマホがチラホラ出てきていますが、それをさらに上回る表示速度です。
「とにかく性能重視で、ゲームを快適にできるスマホが欲しい」という人もかなり満足できるスペックとなっています。
ターボファン内蔵の冷却システム
nubia Red Magic 5Gでは、ターボファンを内蔵した冷却システムを採用しています。
最大限に熱を逃し、CPUの温度を18℃前後に抑えることが可能です。
高負荷なゲームも熱による処理速度の低下を抑え、快適にプレイできます。
Xiaomi系ゲーミングスマホ「Black Shark 3」

「Black Shark 3」は世界4位のスマホブランドXiaomiの出資するBlack Sharkのゲーミングスマホ。
処理性能の高さに加え、タッチ検出の強いディスプレイ、65Wの急速充電などが魅力です。
おすすめポイントは以下の2点
- ゲーム性能は文句なし
- 65Wの急速充電に対応
※Black Shark 3はドコモ回線のプラチナバンドに非対応、auのBand1以外に非対応です。対応周波数帯には事前によくご確認ください。
対応4Gバンド:LTE band 1, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 20, 34, 38, 39, 40, 41
ゲーム性能は文句なし
SoCは最新の「Snapdragon 865」を搭載。
RAM容量も8GB/12GBの2つが選べ、処理性能は最高クラスとなります。
また注目したいのがタッチサンプリングレートが270Hzという点。
超高速のタッチ検出を実現しています。
そのほか、Black Shark 3独自の「Master Touch 3.0」を搭載。
4つの感圧センサーを内蔵し、タッチで押せるエリア48%拡大しています。
リフレッシュレートも90Hzとかなり高めです。
高い処理性能に加え、ゲームに強いディスプレイを搭載している点は大きな魅力ですね。
65Wの急速充電に対応
Black Shark 3は、65Wの急速充電に対応しています。
12分で50%、38分で100%の充電が可能。
長時間のゲームでバッテリーをほとんど使いきってしまった場合も、すぐに充電を完了できます。
バッテリー容量についても4,720mAhと超大容量です。
外出先での長時間のゲームにも耐えてくれます。
バッテリー残量を気にせず、ゲームをプレイしたい人におすすめですね。
軽量&シンプルなデザインが魅力の「AQUOS zero2」

「軽量で、シンプルなデザインのゲーミングスマホが欲しい」という人は、AQUOS zero2がおすすめです。
おすすめポイントは以下の2点。
- とにかく軽い(重量は約143g)
- シンプルなデザインで中身はしっかりゲーミングスマホ
とにかく軽い|重量は約143g
AQUOS zero2は「とにかく軽い」という点が大きな特徴。
重量はわずか143gと、6.5インチ前後のスマホとしては飛び抜けて軽いです。
端末名 | 重さ | ディスプレイサイズ |
---|---|---|
AQUOS zero2 | 約141g | 約6.4インチ |
iPhone 11 Pro MAX | 約226g | 約6.5インチ |
Galaxy S20+ | 約186g | 約6.7インチ |
長時間のゲームとなると、この重量差はかなり効いてくるはずです。
「ゲームをする時に腕が疲れないスマホが欲しい」という人にぴったりです。
シンプルなデザインで中身はしっかり高性能
AQUOS zero2は、シンプルな見た目ながら、中身はしっかりゲーミングスマホです。
「ゲーミングスマホっぽいメカメカしい見た目は少し苦手かも」という方にピッタリです。
ゲームの性能としては、ディスプレイが注目です。
ディスプレイには、毎秒120コマの表示の間に黒画面を挿入する独自の240Hz表示を採用。
残像を抑えたクッキリとした画面表示を実現しています。
またタッチサンプリングレートは240Hzです。
スピードの速いゲームにもしっかり追従してくれます。
充電には「パラレル充電」という独自システムを採用しています。
充電時の発熱源を2つに分散することで充電時の発熱を抑えます。
充電しながらゲームをする時も安心です。
シンプルな見た目で、高いゲーミング性能を持つスマホが欲しい人におすすめですね。
おすすめゲーミングスマホ まとめ
ゲーミングスマホの選び方、おすすめのゲーミングスマホランキングを紹介しました。
まずは、「本格的なゲーミングスマホを選びたいのか」「少し価格を抑えたいのか」「普段使いも重視したいのか」など自分なりに重視したいポイントを決めておくと、機種が絞りやすくなります。
「紹介した機種の特徴」と「自分なりのポイント」を照らし合わせて、ぜひ自分に合ったゲーミングスマホを見つけてみてくださいね。