通勤通学の際や運動時はもちろん、家で音楽を聴く時に使う機器といえば、今も昔もイヤホンが主流でしょう。しかしイヤホンは時代と共に進化し、近年ではiPhoneからイヤホンジャックがなくなったように、ワイヤレス化が進んでいます。

 

多くの会社による競争が激化したことで、有線イヤホンにも引けを取らない品質の製品が多く出てきました。

 

音質やバッテリーはワイヤレスイヤホンを選ぶ時の重要なポイントですが、それ以上に気になるのはやはり値段のことです。ワイヤレスイヤホンの値段はピンからキリまでありますが、試しに1つ買ってみようかな?と思っている段階では、あまり高額な商品には手が伸びにくいでしょう。

 

この記事では、「値段」「コスパ」という部分に焦点を当て、比較的価格の抑えられたイヤホンの中でも、音質やバッテリーが優れている製品をご紹介します。

 

まずは手軽に手を出すことのできる5000円以下のもの、次に10000円以下の製品を取り上げていきます。

 

今回はあくまでも値段にフォーカスするため、ケーブルで左右のイヤホンがつながっている「左右一体型ワイヤレスイヤホン」とケーブルが一切ない「完全ワイヤレス型イヤホン」の2タイプ混在の紹介になります。

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5000円以下のおすすめ

それではまず格安とも言える5000円以下の製品から紹介していきます。ただ「安さ」ばかりを追求したものではなく、品質も十分で信頼できるブランドの製品を厳選しました。

SoundPEATS Q35Pro

コストパフォーマンスを語る際には欠かせないSound PEATS社のQ35Proは、名作と呼ばれたQ30の後継機です。

 

前作から変わらず、重厚感のある低音が楽しめるイヤホンになっています。さらに35ProではAACとaptXの両コーデックに対応しました。aptXは主にAndroid製品で使用されるロスの少ない圧縮形式で、AACはiPhoneで使用される低遅延の圧縮形式です。両コーデック対応なので、AndroidユーザーにもiPhoneユーザーにもおすすめです。

 

またIPX6等級(IPXは防水性能を表します。等級は0級〜8級)の防水性能を有していおり、運動時や小雨時にも使用できます。

 

バッテリー面も、1.5時間でフル充電が完了し連続再生時間は8時間と、日常使いには不足ありません。

 

価格は3990円という手頃な値段になっています。試しにワイヤレスイヤホンを使ってみたい方や、低音が厚めの安いワイヤレスイヤホンをお探しの方におすすめです。

JBL TUNE110BT

有名オーディオメーカーJBLのTUNE110BTは、しっかりとした低音とクリアな高音のバランスが抜群のワイヤレスイヤホンです。

 

バッテリーは6時間で、通勤や通学に使用するには困ることはないでしょう。またフル充電までにかかる時間は2時間と、こちらもまずまずです。

 

カナル型のイヤーチップのため遮音性もある程度は期待できます。また全6種の豊富なカラーバリエーションも売りの1つです。値段は3380円と手の出しやすい価格になっています。

SoundPEATS TrueFree+

完全ワイヤレスイヤホンを5000円以下というのは無謀でしょうか?いいえそんなことはありません。SoundPEATSのTrueFree+は「完全ワイヤレス=高額」という図式を打ち崩したTrueFreeの後継機です。

 

高音域までしっかり再生できるAACコーデックに対応し、低音から高音までメリハリのある音楽を楽しめます。また、防水もAPX4となっており汗や湿気には対応できます。

 

前作のTrueFreeではケースでの充電込で約20時間だったバッテリーが、約35時間にまで伸びたことも大きなポイントです。また、スマホなどとの接続がやや不安定だった問題も改良されています。

 

高価格帯製品にも引けを取らないバッテリーと性能を兼ね揃え、値段は3980円となっています。完全ワイヤレスイヤホンを試してみたい方にピッタリの製品です。

1万円以下の製品

次に、少し奮発してけれども1万円は超えない価格帯の製品を見ていきましょう。一昔前は「1万円以下のイヤホンなんて……」と敬遠されがちでしたが、最近はラインナップが充実してきました。

AVIOT TE-D01g

国産メーカーにこだわりたい方におすすめなのが、AVIOTのTE-D01gです。日本人の聴覚を研究しチューニングしたという点がユニークな製品で、この価格帯としては驚きの高音質を実現しました。

 

その秘密の1つが「グラフェンコーテッドスピーカー」です。
かなり簡単に説明するならば、スピーカーには振動板というものがあり、それが振動することによって音がでます。この振動板をグラフェンというダイヤモンドよりも硬い素材でコーティングします。
これによりパキッとしたキレのある高音が楽しめるようになりました。このグラフェンを用いたスピーカーは、よく高額なイヤホンによく使用されています。

 

このテクノロジーを搭載して1万円以下という価格は、ワイヤレスイヤホン界に大きな衝撃を与えました。

 

さらに、AACとaptXという高音質低遅延のコーデックにも対応し、防水規格はIPX7と突然の雨にも負けないタフな等級。そしてバッテリーは驚異の連続再生10時間で、ケースでの充電を含めれば50時間というロングバッテリーです。また、再生や停止などの操作もイヤホンのボタンで行うことが可能です。

 

ここまで充実して値段が8700円というのは、もはや見事の一言でしょう。値段も性能も妥協したくないならば、この製品がおすすめです。

Anker Soundcore Liberty Air

AppleのAirPodsのようなデザインがお好みの方には、AnkerのSoundcore Liberty Airがおすすめです。

 

全体的に中高音域に秀でたサウンドで、グラフェンドライバーを使用しているため、特に高音をクリアに楽しみたいという方には満足できる一品となるでしょう。

 

イヤホン単体で5時間の再生、バッテリーケース込みで20時間の再生が可能です。長距離移動の際などにも安心して使用できます。

 

またボタン式ではなくタッチパネル式のため、再生や停止の動作はワンタップでOKです。7999円という価格からは考えられない音質と、バランスの取れた性能を誇る製品です。

JBL EVEREST 110

EVEREST 110はJBLの売りでもあるバランスのとれたサウンドでありながら、しっかり低音を楽しむことのできる製品です。

 

高級感のあるデザインもさることながら、人間工学に基づき設計されたイヤーチップで快適に使用できる点がポイントです。

 

また、2つのデバイスに同時に接続できる「マルチポイント」機能を搭載しているため、例えば私用のスマホで音楽を楽しんでいるときに、仕事用のスマホに着信がきたというシチュエーションでも着信を逃すことがありません。

 

バッテリーが約8時間と、価格帯を考えると少し物足りないですが、音楽をしっかり楽しみたいという方にはすばらしい相棒となることでしょう。

最後に

今回は安さに重点をおき、初めての1台やお試しの1台として、安くても機能や品質が充実した製品を紹介しました。

 

イヤホンレビューなどでは「値段なりの品質です」という言葉をよく見かけます。もちろんそういう側面は否定できませんが、技術の進化によって低価格帯の商品の性能は驚くほど向上しています。

 

それぞれ特徴のある製品を選びましたので、ぜひしっくりくるイヤホンを見つけてみてくださいね。