
【レビュー】Bose初の完全ワイヤレスイヤホン「SoundSport Free wireless headphones」が高音質・豊富なバッテリーのベストバイなイヤホン
先日、Boseから左右が分離した完全ワイヤレスイヤホン「SoundSport Free wireless headphones」が発売されました。
今盛り上がっている完全ワイヤレスイヤホンについにBoseも参入ということで注目度が相当高い商品となっています。
そして、1週間ほど使用してみたところ、Boseブランドを裏切らない素晴らしい品質で、完全ワイヤレスイヤホンを多数所有し、試してきた私から見ても、完全ワイヤレスイヤホンのベストバイとも言える、素晴らしい商品でしたから、今回はレビューしていきたいと思います。
(発売から日がたった、6月8日現在も私の中でのベストバイ継続中です。
また各種ガジェット雑誌でもベストバイや高評価を受けており、私の評価を裏付けています。)
目次
Bose SoundSport Free wireless headphones
今回ご紹介するのはこちらです。
言わずと知れた有名オーディオメーカーBoseからついに完全ワイヤレスイヤホン発売されるということで、期待・注目されている方も多いのではないでしょうか。
この商品の特徴としては
- 左右分離の完全ワイヤレス
- イヤホン単体で5時間と長時間バッテリー
- IPX4等級の防水機能
- アプリとの連携
と言ったところかと思います。
Sportの名前通り、防水仕様となっています。
それでは実際に使用してみて、音質をはじめとして完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ上で重要な項目について詳細にレビューしていき、お値段に見合う商品なのか、などなど詳しくみていきたいと思います。
コンパクトなケース
ケースはご覧の通り細長の形状となっています。
完全ワイヤレスイヤホンはケースにイヤホンを入れて持ち運ぶわけですから、ケースの大きさというのは侮れません。
こちらのケースは他と比較するとやや大きいですが、ズボンのポケットやバッグのちょっとした仕切りにも入れることができるサイズ感で問題なく利用することができます。
そして、表面にはBoseの刻印が入っており、所有感をくすぐってくれます。
やはりBoseの商品は、高級なものを持っていると思わせる、その所有感というのも喜びの1つです。
表には、ボタンがついており、このボタンを押すとケースの充電状況を確認することができます。
どれくらい充電が残っているのか、充電が必要なのかについていちいちペアリングする必要がないというのも便利なポイントです。
自動ペアリングはやはり最高
ボタンを押すとケースを開くことができ、開くと中からイヤホンが現れます。
ケースに戻すと自動で電源がオフになり充電が開始され、ケースから取り出すと自動で電源がオンになりペアリングされます。
高価なイヤホンということもあり、当然とも言えますが、やはりケースから取り出しただけで自動で接続される自動ペアリングは最高としか言いようがありません。
抜群の装着感と防水性能
完全ワイヤレスイヤホンで重要なことの1つに装着感もあります。
ケーブルレスですから、ちょっと動いたら、ずれるようでは使い物になりません。
こちらのイヤホンは、平べったい円錐形とイヤーフックが一体となった、独特の形状をしているのですが、耳にフィットして装着感はバッチリで全くずれません。
特にイヤーフック部分が優れています。
ランニングの際やジムでの運動の際にも使っているのですが、ずれたり動いたことさえありません。
さらに、IPX4等級の防水性能ですから、スポーツの際の汗や、その後のシャワーでも全く問題がありません。
装着感・防水性ともにSportの名に恥じないイヤホンとなっています。
迫力ある高音質
そして、やはりイヤホンで気になるのは音質です。
低音は細かな音までしっかりと表現されており、中高音も伸びのあるサウンドになっており、かなり高いレベルで仕上げられています。
特に低音は、さすがBoseと感じられます。
※(12月23日追記)発売から1年が経つ現在でも、音質に関しては完全ワイヤレスでトップクラスの実力を怒る商品で、特にBoseといえばの低音に関しては非常に完成度が高いです。
イヤホンを選ぶ上で音質を重視されるという方にはかなりお勧めできる品質です。
正直Boseといえども、完全ワイヤレスイヤホン、そしてスポーツモデルということもあり、そこまでの期待はなかったのですが、いい意味で期待を裏切られる結果となりました。
スポーツモデルと言いながら、完全ワイヤレスイヤホンを音質で選ぶとなれば、現状のベストと言ってもいいレベルの満足度です。
豊富なバッテリーとクイックチャージ
そして、ワイヤレスイヤホンの懸念材料とも言える、バッテリー面でも高いレベルとなっています。
イヤホン単体で5時間の使用が、さらにケースで2回の充電が、合計で15時間の使用が可能となっています。
完全ワイヤレスイヤホンは単体で3時間程度のものが多い中で、単体での5時間の連続使用は、Air Podsと並ぶトップクラスとなっています。
さらに、15分の充電で45分使用できる、クイック充電にも対応しており、急な充電切れでも問題はありません。
総じてバッテリー面では、他の商品と比べても優っているといえます。
操作ボタンが固い
このイヤホンでは、他のワイヤレスイヤホンと同様、イヤホン部分に音量の+-や音楽の停止や再生を操作できるボタンがついています。
これによって、操作するためにiPhoneなどを取り出す必要がなくとても便利です。
ただ、防水機能のためなのか、ボタン部分がゴムで囲まれており、はっきり言って押しがとても固くなっており、しっかりと押し込まなければなりません。
別に問題があるわけではないのですが、他の防水イヤホンでは、軽い力でも操作できるので、若干きになるポイントではあります。
接続の安定性と遅延
そして、完全ワイヤレスイヤホンの最大の問題といってもいいのが、接続の安定性と遅延の問題です。
Air Podsが耳からうどんを出しているのも、通信を安定させるための苦心の結果ですからね。
まず接続の安定性ですが、非常に良好な通信を実現しています。
通信がしょっちゅう途切れたり、ノイズが混ざったりということはありません。
遅延に関しては、他の完全ワイヤレスと比較して若干多めと言えるかもしれません。
youtubeやプライム動画を見ている時には、特に気にならずに楽しむことはできるのですが、音ゲームなどのタイミング命と言った場面では、どうしても不自由さが出てきます。
まぁ音楽や動画を楽しむ上ではそこまでの問題ではないので、私は気になりませんが、音ゲームを楽しみたいという方には、有線イヤホンをおすすめするしかありません。
完全ワイヤレスイヤホンのベストバイ
ここまで、詳しく見てきましたが、総じて大満足の商品でした。
私自身完全ワイヤレスイヤホンを多数試してきましたが、その中でも音質やバッテリーやケースなど非常に高いレベルで、値段の価値ありの商品でした。
特に音質面では、完全ワイヤレスイヤホンとは思えない、迫力と高音質で、完全ワイヤレスイヤホンを買おうと思っている人で、多少高くても問題ないという方であれば、おすすめしたい、現状ではベストバイと言っていいかと思います。
※(追記)発売から1年が経った今でも、販売ランキングでAir Podsに続き2位を維持しており、以前人気の完全ワイヤレスイヤホンです。
完全ワイヤレスイヤホンを検討している方は、ぜひ検討して見てください。
以上!