
【2021年】ワイヤレスイヤホンおすすめ4選 AirPodsより良いのもある
これから初めてワイヤレスイヤホンを買いたいと思っている方や、今使っているものを買い替えたいと思っている方におすすめのワイヤレスイヤホンをご紹介します。
人気のAirPodsのほか、AirPodsよりも良いワイヤレスイヤホンも紹介しています!
実際に使用して本当に良いと思った製品のみ紹介しているので、是非とも参考にしてみて下さい。この記事を読めば、あなたに最適なワイヤレスイヤホンを見つけられますよ!
1万円以下のコスパに優れたワイヤレスイヤホンをお探しの方はコスパ最強のワイヤレスイヤホンおすすめ5選!をどうぞ。
完全ワイヤレスイヤホンとは?
まずはワイヤレスイヤホンの簡単な説明と選び方を解説します。おすすめのワイヤレスイヤホンを見たい方は下まで読み飛ばして↓下さい。
完全ワイヤレスイヤホンとは、左右のイヤホンが完全に独立したイヤホンのことで、スマホなどの音楽再生機からも、イヤホン同士からも線が出ていないものをいいます。
ワイヤレスイヤホンはほとんどすべてがBluetoothという通信規格を使用したもので、Bluetoothイヤホンとも呼ばれています。
かつてはケーブルが絡んでしまうという問題がありましたが、このワイヤレスイヤホンが登場したことにより、しがらみから開放されましたね。
多くのBluetoothイヤホンは一度接続の登録をすることで、それ以降は電源をいれるだけで自動的にペアリングという接続作業をしてくれますよ。
完全ワイヤレスイヤホンの選び方は?
ワイヤレスイヤホンを購入するにあたってどのような商品を選べばよいか悩む方も多いと思います。
完全ワイヤレスイヤホンを選ぶときには、以下の4つの点に気をつけて自分にあったイヤホンを見つけましょう!
連続再生時間
ワイヤレスイヤホンを選ぶポイントの1つ目は「連続再生時間」。
これはどれだけの時間本体のバッテリーが切れるまで音楽を再生していられるかになります。ワイヤレスイヤホンは本体のサイズが小さいので、連続再生時間が2,3時間のものが一般的。
本体のみで2時間以上あれば普段の使用には困りませんので、そこを目安にしましょう。
また、充電機能のあるケースに収納するものがあり、これを利用することで長時間の再生ができます。また、機種によっては急速充電にも対応しているので、急いでいるときに10分だけ充電して、1時間使うといった使い方もできます。
音質
ワイヤレスイヤホンの音質を大きく左右するのがコーデックと呼ばれる圧縮規格。ワイヤレスイヤホンは音のデータを受け取る際に、圧縮したデータで受け取りそれを再生しています。
この圧縮方法(コーデック)には下記のとおりいくつかの種類があり、その種類によって音質が大きく変わります。
コーデック名 | 遅延レベル | 音質レベル | 特徴 |
---|---|---|---|
SBC | 遅延あり | 標準レベル | 標準のコーデック。 ほぼすべてのワイヤレスイヤホンがSBCに対応している。 |
AAC | SBCよりも低遅延 | SBCよりも高音質 | iPhoneなどiOSで主に対応しているコーデック |
aptX | AACよりも低遅延 | AACよりも高音質 | Androidで主に対応しているコーデック |
aptX LL | aptXよりも低遅延 | AACよりも高音質 | - |
aptX HD | AACよりも低遅延 | aptXよりも高音質 | - |
LDAC | SBCよりも遅延あり | 2020年8月現在最も高音質と言われる | ソニーが開発。ハイレゾ対応 |
iPhoneを使っているならAACと書いてあるもの、Androidを使っているならaptXと書いてあるもののほうがより高音質な音楽を楽しめます!
決まった音の好みがある場合は「低音重視」「ボーカルの音に強い」と書かれているものを選ぶのもいいでしょう。特に低音は「ダイナミック型」と呼ばれるタイプのワイヤレスイヤホンが得意としているので確認してみてください。
さらに音質にこだわりたい方はハイレゾ音源に対応しているものをおすすめします。このタイプは劣化の少ない圧縮でより高域の音楽再生が可能です。
事前にスマホなどの音楽再生機も対応しているかも確認しておきましょう。
接続の安定性
完全ワイヤレスイヤホンはスマホなどの音楽再生機とイヤホン本体、左右のそれぞれのイヤホンと無線接続しているため音が途切れたり遅延することがあります。
無線の規格はBluetoothのバージョンで示されますが、現在は5.0まであります。
こののバージョンが4.2以上であれば安定した通信をすることができるので確認しておきしょう。
機能性(ノイズキャンセリング、防水機能、フィット感)
ワイヤレスイヤホンにはさまざまな機能が搭載されていますが、特に注目してほしい機能には以下3つがあります。
それぞれの機能について説明します。
■ノイズキャンセル機能
ノイズキャンセル機能は外部の騒音を低減してくれるという機能で、電車やカフェなど人混みのある場所で使用するとその効果を発揮できます。
仕組みはイヤホンに内蔵されたマイクで周囲の音を集め、その音とは逆の音をイヤホンに流すことで相殺するというもの。
外にいながら無音の体験ができるので、周りの騒音が気になってしまう方や、勉強などに集中したいというときにはこの機能を使ってノイズを消しましょう。
しかし、お店でのお会計時や電車のアナウンスを聞くなど、全く聞こえないと不便になるシーンもあります。
そんな時には外部音取り込みの機能を使いましょう。これは、ノイズキャンセル機能とは逆に本体のマイクで拾った外の音をイヤホンに流してくれるというもの。わざわざイヤホンを外すことなく確認ができます。
また、同じ名前の通話機能である「ノイズキャンセル機能」というものもあるので間違えないように気を付けてください。
cVcと書かれているノイズキャンセル機能は通話において、話している人の声が聞きやすくなるというもので、上で紹介した音楽再生には関係のないものです。
こちらはcVcバージョン8.0などと表示されていることが多いので、違いに気をつけてください。
外部音をシャットアウトしてくれるものは「アクティブノイズキャンセル」と呼ばれているので、お店などで尋ねる場合はそのように聞いてみましょう。
■防水機能
ワイヤレスイヤホンはどこでも使用できることから、スポーツをしながらやお風呂に入りながら使用するといったシーンもあります。その際に重要なのが、防水性能の規格です。
防水性能はIPXという規格の数値で表され、以下のように基準が定められています。
IPX | 水に対する保護等級 |
---|---|
0 | 無保護 |
1 | 製品上部から垂直に落ちる水に対して保護 |
2 | 製品を15度傾けて落ちる水に対して保護 |
3 | 製品を60度傾けて両側から噴霧された水に対して保護 |
4 | 製品に対してあらゆる方向からの飛沫した水に対して保護 |
5 | 製品に対してあらゆる方向からの噴流水に対して保護 |
6 | 製品に対してあらゆる方向からの暴噴水に対して保護 |
7 | 製品を水に浸しても影響がないよう保護 |
8 | 潜水状態で使用ができるよう保護 |
ワイヤレスイヤホンだと、目安としてはIPX5~6あれば使用中に汗や雨に濡れても安心です。
■その他カスタマイズ機能
ワイヤレスイヤホンのカスタマイズ機能にはイヤホンの形をカスタマイズできるものと、音質などをカスタマイズできる機能に分かれます。
イヤホンをはめる耳のサイズは人によって異なりますが、自分の耳にあったものを見つけるのは難しいです。
そこで付属のイヤーピースと呼ばれるものを変えることで、よりフィット感の高い状態でワイヤレスイヤホンを使う事ができます。ポロッと外れてしまうことがないようにしっかりとフィットさせることは重要ですね。
次に音質などのカスタマイズ機能です。
この機能はアプリなどを使うことで、イヤホンの音のバランスを調整できるものです。例えばダンスミュージックが好きな方は低音を強調するように調整する(イコライザー機能)ができます。
聞く音楽に合わせて音質をカスタマイズできるのは魅力的ですね!
おすすめのワイヤレスイヤホン4選
それでは、おすすめのワイヤレスイヤホン4つをご紹介します。AirPodsと同等か、それ以上のものをピックアップしたので、チェックしてみて下さい。
商品名 | AirPods Pro | パナソニック テクニクス EAH-AZ70W | Bang & Olufsen Beoplay E8 3rd Generation | Jabra Elite 85t |
---|---|---|---|---|
イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
価格 | 2万9,000円 | 2万7,000円 | 3万1,980円〜 | 2万7,345円 |
メーカー名 | Apple | パナソニック | Bang & Olufsen | Jabra |
連続再生時間 | 24時間 | 22.5時間 | 35時間 | 25時間 |
コーデック | AAC・SBC | AAC・SBC | AAC・aptX | SBC・aptX |
Bluetooth バージョン | 5.0 | 5.0 | 5.1 | 5.1 |
ノイズキャンセル機能 | ○ | ○ | ○ | ○ |
防水機能 | IPX4 | IPX4 | IP54 | IPX4 |
(2021年5月17日時点の税込価格)
それぞれの商品の特徴について以下にご紹介します!
iPhoneならApple AirPods Pro!
画像引用:Apple
Appleならではの洗練されたデザインにさまざまな機能が搭載されているのがApple AirPods Pro。
一番の特徴はiPhoneとのペアリングのスムーズさ。接続はほぼ1秒!設定画面からノイズキャンセリングのオンオフやボタン割当といった機能を操作できます!
イヤホン本体の操作は出っ張りの部分をつまむことでおこなえるのも特徴的で、本体の操作でノイズキャンセリング/外部音取り込みの切り替えが可能。
アクティブノイズキャンセリング機能では、周囲の音を相殺し、外部の音をすべてシャットアウトしてくれれ、まるで水の中にいるかのような感覚を味わうことができますよ!
外部音取り込み機能は、イヤホンをしながら外の音を聞きたいときに使うことで外部音をイヤホンに流してくれるという機能です。
本体の重さは、わずか11gという軽さで充電ケースも45.6gと持ち運びに便利です!ワイヤレス充電に対応し、イヤホン本体では最大5時間、ケースでの充電を入れると最大24時間の再生ができますよ!
ノイキャン性能抜群!パナソニック テクニクス EAH-AZ70W
画像引用:Amazon
高額なワイヤレスイヤホンの中で差が出る部分、それがノイズキャンセリング機能です。パナソニックのEAH-AZ70Wは、「フィードフォワード方式」「フィードバック方式」という2つの方法で雑音や騒音を打ち消します。
フィードフォワード方式は外側からの雑音・騒音を軽減し、フィードバック方式はイヤホン内部のノイズを取り除いてくれます。つまり、外側からも内側からもノイズにキャンセルをかけてくれるので、よりクリアな音を感じられるのです!
音楽再生時はもちろん、通話時にもノイズキャンセリングがかかるので、にぎやかな場所での通話の負担も減りますね。
また、マイク性能が高いのもこのモデルの強み。マイクに風が当たりにくい構造のため、歩きながらの会話でも風切り音が入りにくいです。通話性能が高いワイヤレスイヤホンをお求めの人には、特にオススメ。
音楽再生時の音質は……一言でいうとクセがなくフラットです。音質が低いわけではありませんが、パンチのある低音を求める人には物足りないかもしれません。しかし、バランスがよく上品な音を楽しめるので、どんなジャンルでも聴きやすいイヤホンと言えるでしょう。
バッテリーも優秀で、イヤホン本体約6.5時間。ケースと合わせると約20時間の再生が可能です。長時間の通勤・通学、または旅行時も問題なく使用できますね。
IPX4相当の防水性能があるので、ちょっとした雨は気にせず使用できる点もGOOD!シックなデザインで、カジュアルからビジネスまで、どんなシーンでも活躍するイヤホンと言えます。
ザ・ラクジュアリー!Bang & Olufsen Beoplay E8 3rd Generation
画像引用:Amazon
ワイヤレスイヤホン黎明期から、ぶれない高級路線でファンを魅了し続けているイヤホン、それが、BeoplayのE8です。ケースもデザインも音質もゴージャス!お値段までゴージャスなのが玉に瑕ですが。
まず音質。実にクリアです。特に中音域〜高音域の描写に優れており、細かい音を一粒一粒しっかりと鳴らしてくれます。反対に低音は少し弱め。ズンズンとせり上がってくるような迫力ある低音はありませんが、しっかり響くナチュラルな低音といったところでしょうか。
音質は専用のアプリでカスタマイズが可能。気分や場所に合わせて変えられるので、音楽を心ゆくまで楽しみたい人にオススメですね。
また、外の音を取り込む機能もE8の魅力です。ワンタップで外音取り込みモードになるので、レジでの精算時や駅のアナウンスを聞きたい時などにイヤホンを外す必要がありません。
この外音取り込み、最近の高級イヤホンにはよくある機能ですが、E8は非常にクリアです。私はE8の他に3つのワイヤレスイヤホンを使用していますが、もっとも外音をはっきり拾ってくれるのはE8。外音取り込みの性能が高いイヤホンを探している人は、E8を第1候補にしてください!後悔させません。
バッテリーは本体で約7時間。ケースと合わせると最大約35時間とたっぷりです。これだけのバッテリー性能を持ちながら、前モデルよりも軽量+小型に仕上がっているので、耳へのフィット感も抜群ですよ。
高級ラインでは珍しい、グリーンやピンクというカラーバリエーションがあり、オシャレさを気にする人にもおすすめです。
低音に自信あり!Jabra Elite 85t
画像引用:Amazon
ワイヤレスイヤホンは、ある程度アプリでサウンドをカスタマイズできますが、カスタマイズだけでは届かない領域もあります。
JabraのElite 85tはカスタマイズなしでも低音がしっかりと響くイヤホンで、ボリューム感のある低音を楽しみたい人におすすめ。対称的に高音は少し弱く、澄みきった高音が好きな人にはイマイチかもしれません。
また、Elite 85tはフィット感に定評があります。このあたりは耳の形に左右されるので一概には言えないのですが、しっかりと耳にはまり込みかつ痛くなりにくいデザインであることは確かです。イヤーピースの大きさを調整すれば、やたらと耳から落ちてしまう事故は起こらないでしょう。
本体のバッテリーは約5.5時間。ケース併用時は約25時間です。少し本体のバッテリーの短さを感じますが、普段使いには問題ないレベルですね。防水はIPX4なので突然の雨でも慌てる必要はありません。
全体的にまとまった印象のあるイヤホンなので、2万円代のワイヤレスイヤホンを探している人にはぜひ検討してもらいたいですね。弱点は、ノイズキャンセリングが少し弱く感じる点ですが、強めのノイズキャンセリングが苦手な人には、かえってちょうどいいかもしれません。
AirPodsより良いワイヤレスイヤホンはたくさんある!
ワイヤレスイヤホンの選び方と、おすすめ製品を紹介いたしました。
ワイヤレスイヤホンはAirPods以外にも良い製品がたくさんあるので、自分が必要なものを選んで最適なワイヤレスイヤホンを見つけしょう!